ビジネスの機内ラウンジへのリベンジと・・・ - エミレーツ航空 口コミ・評価

航空会社 エミレーツ航空

2024年03月31日に撮影されたエミレーツ航空の航空機写真

© A.Tさん

IATA | ICAO
EK | UAE

搭乗レビュー
ビジネスの機内ラウンジへのリベンジと・・・

航空会社
エミレーツ航空
便名
EK139
ビジネス
搭乗日
2018/07
路線
ドバイ → プラハ
機体記号
A6-EOX
機材
Airbus A380-861
総評:5
5ッ星
機内食・ドリンク
5ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
5ッ星
エンターティメント
5ッ星
トイレ・洗面台
5ッ星
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
5ッ星
口コミ投稿者
HB-JMBさん
アクセス数
4,230
投稿日
2018/08/14

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    現金アップグレードでFFPがノーステ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    本日の搭乗機A6-EOX。2クラス仕... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ドバイ国際空港のボーディングブリッジ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    機内階段を上り、アッパーデッキ最前方... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    ある意味お約束?のビジネスクラスの座... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    腰をかける面の通路から20K座席の前... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    腰かける面のテーブル後ろ、つまり座席... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    搭乗者数が極めて少なく、ボーディング... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    落ち着いたところで乗務員よりウェルカ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    20列には誰も乗客が座らなかったため... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    自席20Kの通路寄りの壁にある共用の... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    エアバス特有のデザインのシートベルト... 続き
  • 写真の種類:トイレ・化粧台
    窓付きのトイレ。ビジネスクラスでは窓... 続き
  • 写真の種類:トイレ・化粧台
    窓側トイレのアメニティーの置いてある... 続き
  • 写真の種類:トイレ・化粧台
    窓側トイレの洗面台部分。手拭きにタオ... 続き
  • 写真の種類:トイレ・化粧台
    窓側にあるごみ入れとこのトイレ名物の... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    腰をかけた状態から見た座席前方のディ... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    自席20Kから窓の外を見た状態。
  • 写真の種類:機窓・風景
    かすんでいて恐縮だが、ドバイ名物で世... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    離陸後数分の景色。この日は残念ながら... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    離陸後すぐにセッティングされる朝食。... 続き
  • 写真の種類:機内ラウンジ
     座席で睡眠をむさぼることなく、かつ... 続き
  • 写真の種類:機内ラウンジ
    カウンターバーの背後。この意匠も雰囲... 続き
  • 写真の種類:機内ラウンジ
    カウンターバー左側にあるソファーのあ... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    念願の?ビジネスクラスの機内ラウンジ... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    本日の飛行経路
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    いよいよこの便のメインの昼食。まずは... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    昼食サービス開始時点のおよその飛行位... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    昼食の準備としてテーブルクロスをテー... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    まずは前菜。飛行時間が残り2時間ほど... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    さらに出てきた(笑)本日のメイン。鮭... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    最後はデザート。チーズ盛り合わせ、マ... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    プラハ空港R/W06へ向けてのファイ... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    ついに滑走路にはタッチダウン。もう着... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    A380使用便ではどういう理由かは分... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    プラハの空港内見学ツアーと思われるバ... 続き

総評

 搭乗およびビジネスへのアップグレードの経緯
 プラハまで行こうと考えていたとき、エミレーツが最安値として予約しようとしていた頃、エミレーツ客室乗務員の友人より、7月某日まさにプラハ行きEK139便に乗務すると知らせが入り、一生に二度ないことと思い急遽予定変更(航空券予約前)してその便に搭乗することに。
 当初は2クラス仕様機ということで座席指定料金を払って2階のエコノミーにしていた。しかし1週間ほど前現金で60000円ぐらいでビジネスへのアップグレードができるという魔の?(笑)お知らせを発見してしまい、搭乗後は車を運転する予定があるがどうしようと一瞬迷ったが、ノンアルコールなら前回A380のビジネスにアップグレードしたミュンヘン~ドバイみたいに座席で寝過ごして機内ラウンジを見損なうことがないと考え、機内ラウンジへのリベンジと思ってアックグレードすることに。その旨を友人氏に連絡して当日3:19にEK319便にて無事成田より到着していざこのEK139便に臨むことに。
 余談だが、EK139便は以前は9:05発で13:15着だったが、今年は8:35発で到着が13:00と時刻が前倒しになっているうえ、所要時間(ブロックタイム)では15分から20分程度延びている。おそらくはこの時間はドバイ空港の出発ラッシュの時間で、離陸までの待機時間がかかることを考慮し計画上のブロックタイムを長く取ることにしたものと思われる。このため、羽田からのEK313便(夏期は6:15着)から乗継ぐ場合、以前は3時間ほど乗継時間があったが、今は2時間20分程度の乗継時間となり、EK313便に遅れが生じると乗継がバタバタする可能性もあるとみて、成田発EK319便を利用した次第である(ただし、EK同士でのドバイ乗継の最低乗継必要時間はたしか90分程度だったはずだが、どう考えても90分で、乗継便のゲートが遠いとなるととても大忙しな乗継になるものと思われるが・・・)
 2019/10/23補足 2019年冬ダイヤ(2019年10月27日)以降)は成田空港のカーフューが午後11時から午前1時に緩和されることに伴い、前便EK319便の成田出発時間は冬ダイヤは23:00、ドバイ到着時間は6:00(出発翌日)、当便出発は8:55発である。、したがって2019年冬ダイヤで同じように乗り継ぐと乗継時間2時間55分となり、このレビューのようにたっぷりの乗継時間とはならない点にご留意いただきたい。なお、2020年夏ダイヤ以降は従来通り成田発22:00(火水のみ21:20)のスケジュールで登録されているものの実際どうするのか流動的であるので実際に利用される際は最新のスケジュールを確認されることを推奨する次第である。


【機内食・ドリンク】
 ビジネスでもエコノミー同様、朝食のコンチネンタルブレックファーストの後到着前に暖かいメインのランチが配布されるという流れで食事が提供される。
 コンチネンタルブレックファストといっても暖かく柔らかいパンがサーブされ、おかわりも勧められるのでついつい取ってしまい(笑)、コンチネンタルブレックファストなのにお腹がいっぱいに。
 安心したか疲れからか、ランチの際、サラダはそもそも付くと記載があったにも関わらずその記載を読み落としてしまい、アペタイザーにスモークサーモンサラダ、メインにサーモンのグリルを注文してしまう。サラダが2つ出ていててっきり着陸前だからワンプレートのリフレッシュメントとしてサーブされていると勘違いし(笑)、後にサーモンのグリルがあるとビジネスクラスのスーパーバイザー氏(私の友人氏である)に言われ焦ってしまう(汗 笑)。よく考えたらここはスープにすべきだったと後悔(アペタイザーの記述でサラダは別にあることを読み落としたことがいけないが・・・)。

【座席(シート)】
 最前列の座席は、個室感は強いが同時に前に高い壁があるため閉塞感も強い座席の印象である。ちなみに、そうした事情のため、この席は最前列だがいわゆる「お見合い席」ではない。

【機内スタッフ】
 搭乗のレビューということから私の友人氏がビジネスクラスのスーパーバイザーである点を差し引いて評価しても(そうしないとレビュー評価が不公平になると思われるので・・・)、ビジネスクラスの接遇としては十分かと。

【エンターティメント】
 ICE(機内エンタメシステム)エアショーの不具合もなく、Wifiも(無料で)利用可能であった。ただし、今回はうまくスマホに機内Wifiをつなぐことはできたが、機内Wifiの性能あるいは仕様上の制約のためか、速度は地上並みとはいかずやや遅いため、データ容量を喰うコンテンツの閲覧には向かないものと思われるので注意が必要である。なお、ビジネスクラス利用者は容量や使用時間に制限はなく、無料で使用できる。

【トイレ・洗面台】
 利用者も少なく、清掃もよく行き届いているため、いつでも(シートベルト着用サイン点灯時以外は)不備なく普通に利用できる。

【機材コンディション】
 窓側にあるひじかけ部分の物入れはふたの建てつけが悪く、閉めるのは普通に閉まるが、開ける際になかなか開けられずに(乗務員に開けられないと申し出たところ、ロックのあるあたりを強引に叩いて開けていた)下手をすると降機の際にそこに収納したものが取り出せなくなってしまうという状態だったので、窓側の収納は利用しなかった。とはいえ、それでも1人あたりの占有面積が広いため、荷物の収納スペースが足りなくて困るという状態ではなかったが・・・。今回の搭乗でのこの点だけは唯一というか最大の減点ポイントかと。
 窓側の収納の扉がなかなか開けられないというトラブル以外に特に気になる点はなく。

【空港サービス】
 現金、またはマイルアップグレードの場合エミレーツラウンジと送迎サービスは利用できず、座席だけのアップグレードとなるので注意。
 なお、例えば成田~ドバイ~プラハをスルーチェックインする場合、ドバイ~プラハだけビジネスクラスにアップグレードされているようなケースでも、預ける荷物は成田でビジネスクラスの扱い、つまりプライオリティタグをつけてもらえる。
 成田のカウンターの係員曰く、スルーチェックインする区間のうち1区間でもビジネスクラス以上の利用があれば手荷物の優先扱いの優遇が受けられる(つまりビジネスのプライオリティータグをつけてもらえる)とのこと。
 ただし、座席だけのアップグレードでも、プラハ空港での入国審査のプライオリティーレーンの利用はできる。客室乗務員が搭乗券に赤丸のプライオリティーレーン使用可能なシールを貼ってくれるので、赤丸シールの貼られた搭乗券を入国審査場入口で提示すると利用できる。ただし、入国審査入口に常時案内係が常駐しているわけではない。
 また、プラハの場合、プライオリティレーンとクルーなどの優先レーンとは同じ列にあり、そこに割り当てられている入国審査ブース数が少ないため(これはEK管轄外の空港側の施設都合による)、到着が重なり、別便のクルーが当該レーンに来てしまうと当該クルーの入国審査が終わるまで(ビジネス以上あるいはFFP上位ステータスを保持していても)旅客の入国審査は待たされることになるので注意が必要である。それでも、EK139便到着時のNon-EUパスポート保持者の場合はプライオリティーレーンの方が入国審査が早く済む(同時間帯にはカタール航空のA320の他、中国東方航空のA330型クラスの中型機が到着するため)。

【総合評価】
 やはり王道のA380のビジネスクラスという印象を搭乗全体で感じることができ、その期待を裏切ることがないと感じたことは高評価である。(費用という面からエコノミー平民では毎回というわけにはいかないが 笑)ドバイからの中央ヨーロッパ路線では搭乗時間は5時間台と(東京からドバイの10時間弱よりは)短いがそれでもアップグレードするだけの価値はある。
 なお、本便はビジネスの搭乗率が5割にも満たない空席の目立つ便であったため、サービスにゆとりがあったという点は付記しておく。
 余談であるが、本便は通常ファーストクラスつきの3クラス仕様がアサインされることが標準だが、プラハ観光のピークシーズンである夏場には観光利用のエコノミークラス利用者を数多く運ぶ必要上、3クラス機ではエコノミーの座席が不足するため(3クラス仕様だと、短距離仕様機でもエコノミーは旧仕様で399席しかない)、2クラス機がアサインされるとのスーパーバイザー氏の話である。これは私の推測だが、上級クラス、特にファーストクラス需要が少ないことも2クラス仕様機がアサインされる要因と思われる。

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
20K
搭乗クラス
ビジネス
出発予定時刻
0835LT
搭乗時刻
0753LT
出発時刻
0841LT
飛行高度
FL400-FL380
到着予定時刻
1300LT
到着時刻
1252LT
出発ゲート・スポット
B15/F19
離陸滑走路
30R
離陸時刻
0908LT
到着ゲート・スポット
B8/14A
着陸滑走路
06
着陸時刻
1235LT
メモ
DXB=UTC+4 PRG=UTC+2 PRG着陸後、10分ほど途中誘導路にて待機あり(定刻より早着のため、使用スポットもしくは経路に制限のあるA380の地上滑走経路に関係するスポットの出発機がとどまっていたため待機させられたものと思われる)

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