航空会社 フィンエアー(フィンランド航空)
- 国
- フィンランド
- IATA | ICAO
- AY | FIN
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.99 [281件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
AY079 HEL-NGO
- 口コミ投稿者
- finlanderさん
搭乗写真
総評
半年以上前の搭乗記で恐縮ですが,イースター休暇で日本へ一週間帰国したときに名古屋便で飛びました。イースター休暇のはじまる週末とあって,どのフライトもがっちがちの満席。アップグレードをしようとするも,ビジネスも満席なので身も蓋もありません。エコで非常口座席が確保できただけ,まだありがたく思わないといけません。
2014年末より,フィンエアーはエコノミー・コンフォートというサービスを導入しました。デルタの長距離便で供されるプロダクトと似たようなもので,エコのコンパートメントの前方シート,具体的にはエコBコンの前5列(21から25列目まで)がその目的にあてがわれており,独立したキャビンは持ちません。また,コンフォートに対応する航空券の予約クラスもないようですので,エコの航空券を購入した乗客は,その予約クラスに関わらずEUR60でこのプロダクトを購入できるという仕組みのようです。
エコノミーコンフォートのセールスポイントは,フィンエアーのウェブによれば 1) 通常より4インチ広い足元 2) 優先搭乗・降機 3) マリメッコのポーチに入ったミニアメニティセット 4) ノイズキャンセリングイヤホン貸し出し 5) 大きいヘッドレスト といったところのようですが,コンフォートの乗客向けに優先搭乗を案内しているのは見たことないなぁ。エコに空席がたくさんあれば,EUR60を払って2-4-2の真ん中4席をがっつり使ってエコノミーフルフラットベッドとかもできてお得なんでしょうけれど,今回のようにガチの満席の場合,ありがたみはそれほどないように思えます。
ビジもエコもガチで満席ということを事前に知っていたので,テンションだだ低く一番最後に搭乗。そそくさと荷物をオーバーヘッドビンに収納して座席につき,iPadにイヤホンを差して耳をふさぎ,すでに耐える態勢(笑)。非常口座席なので,離陸時は目の前のジャンプシートにクルーが座りますが,寝たふりをして『早く名古屋つかないかなぁ…あと9時間か』と心のなかでぼやきます。
水平飛行に入ると,フィンランド人クルーがやってきて,コンフォート用のアメニティキットとノイズキャンセリングイヤホンを渡してくれました。いつもイヤホンは使わないので,アメニティだけいただきました。中身はいつもの耳栓,アイマスク,そしてくつした。ビジのアメニティの2/3くらいの大きさで,保湿クリームとリップぬきです。
離陸して1時間後くらいに配膳される夕食では,ひき肉のカレーを選択。もう一つの選択は,ベジタリアンのパスタだったような気がする。日本線ならではのいつものおそばとともに美味しくいただきました。
機内販売が終わる頃には飛行機はとっくにウラル山脈を横断し,名古屋まであと6時間くらい。機内が消灯するとともにリクライニングを倒し,キャリーバッグをフットレストがわりにしてうとうと。寝たり起きたり,iPadで冴えカノを読んだりして時間をつぶしているうちに朝食のお時間。名古屋到着2時間前で,フィンランド時間深夜0時くらいなので,ヨーロッパ時間の感覚でいうといよいよこれから眠くなるという時間に出てくる朝食は,いつもきっつい(苦笑)。きっついのは何も乗客だけでなく,クルーレストでお休みを取ったけどやっぱり夜遅くて疲れてるフィンランドベースのクルー,ほぼ深夜勤務の日本ベースのクルー,全員きっつくて,まさに淡々と配膳して食べて片付けて,といったところ。
それでも,着陸準備がはじまり,窓のブラインドが全部上がり,機内が朝日で満たされると,眠さはいくらか中和されて日本時間がやってきます。まだ頂に雪が残る鈴鹿山脈を上空から眺めると,日本に帰ってきた喜びがこみあげます。伊勢湾を南から回り込んでセントレアに無事到着。ジャンプシートに座っていたセントレアベースのクルーの方と,今回はイースター休暇で一時帰国なんですよ,なんて世間話をしてから降機。全然寝られた気がしませんでしたが,展望風呂でリフレッシュすることができました。お風呂があるというだけで,実家には近くないにも関わらず名古屋便を選んでしまいます。成田や関西にはないもんねぇ,こんな素敵な場所。ロングホール明けの湯船はいつも格別です。この風呂のためにエコ9時間我慢したといっても過言でないかも(笑)。お疲れ様でした,なむなむ!!
2014年末より,フィンエアーはエコノミー・コンフォートというサービスを導入しました。デルタの長距離便で供されるプロダクトと似たようなもので,エコのコンパートメントの前方シート,具体的にはエコBコンの前5列(21から25列目まで)がその目的にあてがわれており,独立したキャビンは持ちません。また,コンフォートに対応する航空券の予約クラスもないようですので,エコの航空券を購入した乗客は,その予約クラスに関わらずEUR60でこのプロダクトを購入できるという仕組みのようです。
エコノミーコンフォートのセールスポイントは,フィンエアーのウェブによれば 1) 通常より4インチ広い足元 2) 優先搭乗・降機 3) マリメッコのポーチに入ったミニアメニティセット 4) ノイズキャンセリングイヤホン貸し出し 5) 大きいヘッドレスト といったところのようですが,コンフォートの乗客向けに優先搭乗を案内しているのは見たことないなぁ。エコに空席がたくさんあれば,EUR60を払って2-4-2の真ん中4席をがっつり使ってエコノミーフルフラットベッドとかもできてお得なんでしょうけれど,今回のようにガチの満席の場合,ありがたみはそれほどないように思えます。
ビジもエコもガチで満席ということを事前に知っていたので,テンションだだ低く一番最後に搭乗。そそくさと荷物をオーバーヘッドビンに収納して座席につき,iPadにイヤホンを差して耳をふさぎ,すでに耐える態勢(笑)。非常口座席なので,離陸時は目の前のジャンプシートにクルーが座りますが,寝たふりをして『早く名古屋つかないかなぁ…あと9時間か』と心のなかでぼやきます。
水平飛行に入ると,フィンランド人クルーがやってきて,コンフォート用のアメニティキットとノイズキャンセリングイヤホンを渡してくれました。いつもイヤホンは使わないので,アメニティだけいただきました。中身はいつもの耳栓,アイマスク,そしてくつした。ビジのアメニティの2/3くらいの大きさで,保湿クリームとリップぬきです。
離陸して1時間後くらいに配膳される夕食では,ひき肉のカレーを選択。もう一つの選択は,ベジタリアンのパスタだったような気がする。日本線ならではのいつものおそばとともに美味しくいただきました。
機内販売が終わる頃には飛行機はとっくにウラル山脈を横断し,名古屋まであと6時間くらい。機内が消灯するとともにリクライニングを倒し,キャリーバッグをフットレストがわりにしてうとうと。寝たり起きたり,iPadで冴えカノを読んだりして時間をつぶしているうちに朝食のお時間。名古屋到着2時間前で,フィンランド時間深夜0時くらいなので,ヨーロッパ時間の感覚でいうといよいよこれから眠くなるという時間に出てくる朝食は,いつもきっつい(苦笑)。きっついのは何も乗客だけでなく,クルーレストでお休みを取ったけどやっぱり夜遅くて疲れてるフィンランドベースのクルー,ほぼ深夜勤務の日本ベースのクルー,全員きっつくて,まさに淡々と配膳して食べて片付けて,といったところ。
それでも,着陸準備がはじまり,窓のブラインドが全部上がり,機内が朝日で満たされると,眠さはいくらか中和されて日本時間がやってきます。まだ頂に雪が残る鈴鹿山脈を上空から眺めると,日本に帰ってきた喜びがこみあげます。伊勢湾を南から回り込んでセントレアに無事到着。ジャンプシートに座っていたセントレアベースのクルーの方と,今回はイースター休暇で一時帰国なんですよ,なんて世間話をしてから降機。全然寝られた気がしませんでしたが,展望風呂でリフレッシュすることができました。お風呂があるというだけで,実家には近くないにも関わらず名古屋便を選んでしまいます。成田や関西にはないもんねぇ,こんな素敵な場所。ロングホール明けの湯船はいつも格別です。この風呂のためにエコ9時間我慢したといっても過言でないかも(笑)。お疲れ様でした,なむなむ!!
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