航空会社 フィンエアー(フィンランド航空)
- 国
- フィンランド
- IATA | ICAO
- AY | FIN
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.99 [282件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
AY073 HEL-NRT
- 口コミ投稿者
- finlanderさん
搭乗写真
総評
最近の東京線は絶好調のようで,空席の目立つフライトに出会ったことがありません。というか,東京線の航空券がいつも高くて名古屋線を使うことがほとんど。今回は仕事で東京へ直行する必要があったので,少し高かったのですが東京線をおさえました。上位クラスから売れるようで,エコより先にビジがガチガチの満席状態。エコも搭乗率95%くらいで,直前の予約で非常口座席を確保できただけラッキーと思わなければいけないフライトでした。
機材はA340のOH-LQE。フィンエアーのWebによれば,A340はOH-LQDとともに2機活躍中とのことですが,flightradar24を見ると運用に就いているのは実質この機材のみで,来年までヘルシンキと成田をずーっと往復することになるみたいです。本当にフィンエアーで最後のA340現役機なので,今回で乗り納めかなぁと思いつつの10時間となりました。
ヴァンター空港のノンシェンゲンエリアは,現在エアサイド拡張工事のため搭乗橋がいくつか閉鎖されています。それに伴い新しくバスゲートが大量に増設され,東京線はそのうちの一つからの出発となりました。隣は名古屋線,上海線とロングホールの出発ばかりでなかなかの混雑ぶり。
ちょっと前までは,フィンエアーのバス搭乗で優先搭乗なるものは存在せず,全員ごちゃーっとバーコードをスキャンして,全員ごちゃーっとまとめてバスに乗せられ,全員ごちゃーっと一つのタラップでもっさり機材へ乗り込むのが常で,地上係員に「優先搭乗ないじゃないか」なんて乗客が言おうものなら「あ?んなもん無理だ」と恰幅のいいフィンランド人の女性係員に不機嫌な顔して返されるのが関の山でしたが,それがなんと変わっていました。優先と一般レーンで,バーコードスキャンおよびバスへの乗り込みは同時にはじまるものの,バスの出発は優先のほうが先。バスが飛行機の前に横付けしても,優先の乗客が全員タラップに足をかけるまでは一般のバスはドアを開けない。しかもタラップが二つになって搭乗がより迅速に。。と,なんだやればできるじゃん。。と見直した搭乗プロセスでした。。
お隣さんは細身の女性だったので,隣の人と肘が触れるのを気にすることなく座席をゆったりと使うことができました。いつものごとく寝られませんでしたが,これまた見直したのが機内食。出発直後の夕食は,以前欧州域内線のビジネスクラスで提供されていたハンバーグがメイン。これがなかなかいける。。。もう一つの選択肢は,日本食のようでした。鶏の照り焼きごはんとかその類かな?単調になりがちな朝食も,卵料理が少し変わっていたりと,久しぶりのヘルシンキ発のエコメシ,結構楽しめました。
間食を求めてエコ最後方のギャレーに行くと,昔は買うしかなかったチョコレートが無料で配布されたり(ファッツェルのミントチョコ),夕食の残りのそばやスナック,デザートのケーキなどが食べ放題で置いてあったりと,小腹を満たすには十分なものが無料で置いてありました。これもちょっと前と変わっていて意外。。それともクルーのチームによって,何をギャレーに置くのかは変わってくるのかもしれませんが。。
びっくりしたのは,東京ベースの日本人クルーのお一方に顔を覚えられていたこと(笑)。東京線は盛況で,来年夏は増便されてしかもA350も週三で飛んでくるから忙しくなりますね,と言うと,これからA350のサービストレーニングがはじまるんです,とのことでした。自分としても,日本航空のコードシェアを含めると東京線は週17便になるので,航空券をリーズナブルな価格で買える機会が増えてありがたいことです。機内のお客様からクレームが入って少々落ち込んでいたそのクルーに「機内食おいしくなってました!」とサムアップして降機。いつもどおりほとんど寝られないフライトでしたが,無事に到着できただけよしとしましょう。お世話になりました,なむなむ。。
機材はA340のOH-LQE。フィンエアーのWebによれば,A340はOH-LQDとともに2機活躍中とのことですが,flightradar24を見ると運用に就いているのは実質この機材のみで,来年までヘルシンキと成田をずーっと往復することになるみたいです。本当にフィンエアーで最後のA340現役機なので,今回で乗り納めかなぁと思いつつの10時間となりました。
ヴァンター空港のノンシェンゲンエリアは,現在エアサイド拡張工事のため搭乗橋がいくつか閉鎖されています。それに伴い新しくバスゲートが大量に増設され,東京線はそのうちの一つからの出発となりました。隣は名古屋線,上海線とロングホールの出発ばかりでなかなかの混雑ぶり。
ちょっと前までは,フィンエアーのバス搭乗で優先搭乗なるものは存在せず,全員ごちゃーっとバーコードをスキャンして,全員ごちゃーっとまとめてバスに乗せられ,全員ごちゃーっと一つのタラップでもっさり機材へ乗り込むのが常で,地上係員に「優先搭乗ないじゃないか」なんて乗客が言おうものなら「あ?んなもん無理だ」と恰幅のいいフィンランド人の女性係員に不機嫌な顔して返されるのが関の山でしたが,それがなんと変わっていました。優先と一般レーンで,バーコードスキャンおよびバスへの乗り込みは同時にはじまるものの,バスの出発は優先のほうが先。バスが飛行機の前に横付けしても,優先の乗客が全員タラップに足をかけるまでは一般のバスはドアを開けない。しかもタラップが二つになって搭乗がより迅速に。。と,なんだやればできるじゃん。。と見直した搭乗プロセスでした。。
お隣さんは細身の女性だったので,隣の人と肘が触れるのを気にすることなく座席をゆったりと使うことができました。いつものごとく寝られませんでしたが,これまた見直したのが機内食。出発直後の夕食は,以前欧州域内線のビジネスクラスで提供されていたハンバーグがメイン。これがなかなかいける。。。もう一つの選択肢は,日本食のようでした。鶏の照り焼きごはんとかその類かな?単調になりがちな朝食も,卵料理が少し変わっていたりと,久しぶりのヘルシンキ発のエコメシ,結構楽しめました。
間食を求めてエコ最後方のギャレーに行くと,昔は買うしかなかったチョコレートが無料で配布されたり(ファッツェルのミントチョコ),夕食の残りのそばやスナック,デザートのケーキなどが食べ放題で置いてあったりと,小腹を満たすには十分なものが無料で置いてありました。これもちょっと前と変わっていて意外。。それともクルーのチームによって,何をギャレーに置くのかは変わってくるのかもしれませんが。。
びっくりしたのは,東京ベースの日本人クルーのお一方に顔を覚えられていたこと(笑)。東京線は盛況で,来年夏は増便されてしかもA350も週三で飛んでくるから忙しくなりますね,と言うと,これからA350のサービストレーニングがはじまるんです,とのことでした。自分としても,日本航空のコードシェアを含めると東京線は週17便になるので,航空券をリーズナブルな価格で買える機会が増えてありがたいことです。機内のお客様からクレームが入って少々落ち込んでいたそのクルーに「機内食おいしくなってました!」とサムアップして降機。いつもどおりほとんど寝られないフライトでしたが,無事に到着できただけよしとしましょう。お世話になりました,なむなむ。。
コメント
コメントする
コメントを書くにはログインが必要です。
ログイン・会員登録はこちらフィンエアー(フィンランド航空)の搭乗レビューを投稿・公開しませんか?
FlyTeam(フライチーム)では、搭乗レビューを投稿・公開するブログ機能を提供しています。すでに、44,727件の搭乗レビュー(搭乗記)が投稿されています。
finlanderさん
毎度ながら気持ちの伝わる臨場感ある搭乗レビューです。
実質A340は残り1機なんですねえ。乗らなきゃ乗らなきゃと思ってる時ほど乗る機会がないのが世の常でございます。。僕の分も乗っておいてください!笑
A350のニュースも嬉しいんですけどね!
そして、機内食、本当美味しそうですもん。写真でも分かりますよ!
CAさんへのさりげないフォロー、素晴らしい。たくさんの方と接するお仕事上、お顔のわかるお客さんがそう言ってくれること、めちゃめちゃ救われてると思います。お互い人間ですからね。
また素敵な搭乗記を楽しみにしてます!
Harry Lennonさま
コメントありがとうございます。A340はフィンエアーでなくてもいろんなところで現役活躍中ですし,乗る機会はたくさんあると思いますよ。ヨーロッパの会社の日本線だったらスイスとルフトですかね?
機内でお会いしたクルー,自分でなんとかできる範疇をはるかに超えたクレームを受けてしまったそうで,心中お察ししますとしか言えませんでした。。個人的な観測なのですが,クルーに文句を言う人は結構いても,よかった点やお礼を言う人って少ないから,そういうことこそ積極的に伝えていくべきなのかなぁと思います。
以前,機内で素晴らしいトラブル対応をしてくれたクルーについてフィンエアーのカスタマーサポートにお礼のフィードバックを書いたら,感謝の印として免税品割引券もらいました(笑)。