AY3183 HEL-MAD - フィンエアー(フィンランド航空) 口コミ・評価

NGOから到着，息をつく暇もなくAGPへ出張。この日は直行便がないのでMAD経由。

【機内食・ドリンク】選択なしのシンガポール風鶏肉の炒め。ピーナツの風味が効いてておいしかった。。

【座席（シート）】他の欧州キャリアと同じく，ビジとエコはカーテンで仕切られてるだけで座席は同じ。日本からの長距離フライトあけなので，ビジ最後列を指定。思惑どおり一列三席を確保できたので，ご飯のあとに横になって寝られました。

【機内スタッフ】搭乗時，入り口で出迎えてくれるCAさんにフィンランド語で「こんばんわ」って言ったら「？」って顔されたのでなんでだ？と思ったら，まさにこの日から，HEL-BCN/MAD線はスペインベースのCAさんが勤務についていました。スペイン線はHEL出発夕方，スペイン到着夜，一泊して次の日の朝にHELに戻るというスケジュールなので，ヘルシンキベースのCAさんが勤務につくと必ずスペインで一泊しなければならず，そのホテル代がバカにならなかったフィンエアーがスペインベースのCAさんを雇うことを決めたもの。なので，このフライトでは機内サービスがスペイン語と英語のみ。コックピットはヘルシンキベースのフィンランド人なので，操縦室からのアナウンス以外はフィンランド語・スウェーデン語が聞こえないフィンエアーらしからぬフライトでした。でも，HELで搭乗したときにすでにスペインの雰囲気というのもなかなか。

MAD到着前，突然「機内にお医者様は…」アナウンス。自分は医者ではありませんが驚いて起きたら，隣の列に貧血を起こしたらしい女性が点滴を受けて寝てました。。担当初便からこういう事態が起こっても冷静に対応してた客室総責任者さんはプラス10ポインツものです。

【エンターティメント】天井の収納式モニタで街角ドッキリみたいな番組をやるんだけど，もう何回も見て飽きてしまった。番組が終わると普通のフライトマップが表示されます。

【トイレ・洗面台】欧州域内線のあるあるなんですが，エコのセクションから最前列にあるビジのトイレに行こうとする旅客に，ビジ担当のCAさんがどう対処するかはいつも見てて面白い。この日の男性CAさんはきっぱり拒否してエコに追い返してました。しっかりしてるなぁ。でも，エコ5列目から最後尾にあるトイレに行き着くだけでも大変なんだよね，単通路機だと。。だからビジのトイレに行きたいと思う人の気持ちはよく分かります。。

【機材コンディション】A321，最近内装がリニューアルされてレカロ社製のスリムシートになってました。樹齢13年超だけど，まだまだ現役。

【空港サービス】MADでの乗り継ぎ時間は55分。駐機場に停まったあと，点滴を受けたおばさんのところに救急隊が来て応急処置をしている間，乗客は機内で待機。しかもバスでターミナルまで案内だったので，建物に入ったのは出発25分前。そしたら，IBのお姉さんが「はいあなた！乗り継ぎ短いあなた！すぐゲート行って！急いでるときにはこれ見せて！！」とExpress Connectionカードをくれました。さすがIBのハブ，しっかり対応してくれて助かりました。

【総合評価】このフライトも，もともとはエコの予約だったのですが，年始に「欧州域内5000ポイントアップグレードキャンペーン」があったので迷わず申請。HELから日本まで，Valueの航空券ならエコの往復でも17000ポイント貯まるので，お得なキャンペーンです。フィンエアーさんいつもありがとう。なむなむ。