2014年は「安全な1年」だった? | FlyTeam ニュース

ジャクソン国際空港 - Jacksons International Airport [POM/AYPY]で撮影されたジャクソン国際空港 - Jacksons International Airport [POM/AYPY]の航空機写真

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2014年は「安全な1年」だった?

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2014年の安全ランキングもいくつか発表されていますが、2015年1月8日付のフライトグローバルでは、「2014年は最も安全な1年だった」との見方も紹介しています。

マレーシア航空の2件、年末にはエアアジア・インドネシアと衝撃的な事故があり、印象として「安全」とは言えない感覚の方が多いでしょう。もちろん、「安全」と言っているのは一義的な見方として紹介しているもので、フライトグローバルのアドバイザリー部門のアセンドによる分析の1つです。「安全」の要因は、2014年は238万便あたり1件の死亡を伴う事故が発生しましたが、これは2012年の237万便あたり1件を上回ったというものです。

これは国際航空運送協会(IATA)が発表している安全指標でも同様の傾向が示されています。年々、運航便数が増え、死亡を含む事故の件数は概ね90件以下に収まっていることから、運航便数あたりの事故発生件数は改善される傾向です。こうした点で「安全」としていますが、もちろん記事ではそれ以外の分析もしつつ、あえて新聞の見出しに踊るような危機的な状況では無いことを指摘しています。

IATAが発表している安全指標の最新版は2014年4月のものです。インシデントの数え方にも左右されそうですが、2014年の事故件数は減りそうですが、死傷者数は2010年の786人から減少するトレンドに反し、増加する見通しです。2014年は残念ながら、マレーシア航空の撃墜を除いても600人となり、2010年、2009年以来の600人を超える死傷者が発生し、便数あたりの死傷者数は増加し、単純に「安全」とは言い切れない状況です。

ちなみに、同じIATAの指標で、航空業界全体の事故率と、IATA加盟航空会社の事故率では2009年から比べても100万便あたりおよそ1件の違いがあり、IATA加盟か否かは大きな指標となります。

■2014年の主な航空機 死亡事故
発生日航空会社機体記号機材死傷者(乗客)死傷者(乗員)搭乗者(乗客)搭乗者(乗員)
2014/02/16ネパール航空9N-ABBDHC-6-300TwinOtter153153
2014/03/08マレーシア航空9M-MRO777-200ER2271222712
2014/07/23トランスアジア航空B-22810ATR72-500444544
2014/07/24スウィフトエア(アルジェリア航空)EC-LTVMD-8311061106
2014/08/10セパハン・エアラインズEP-GPAAn-140(IrAn-140)426426
2014/09/20ヘヴィリフトP2-KSFDHC-62272
2014/12/28エアアジア・インドネシアPK-AXCA320-20015571557
■IATA発表の安全運航の指標
20132012201120102009
年間便数(100万)36.435.134.633.632.9
事故件数8175929490
うち死亡事故1615222318
死傷者数210414490786685
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