日本海軍 航空フォト(飛行機 写真・画像) 写真＋詳細データ 3/11ページ

三菱製零戦二一型と中島製零戦五二丙型の2機で復元

帝國海軍第五航空艦隊詫間海軍航空隊所属機

1987年 イギリスのマンチェスター 科学産業博物館で撮影した,旧日本海軍の特攻機,空技廠 桜花 11型 です｡今ではこの博物館に行ったことは全く記憶にないのですが,取り込んだ画像を調べていたらちゃんと写っておりました｡どうして桜花がイギリスにあるのかはわかりませんが,百式司偵や五式戦がイギリスにはありますから,戦後の調査終了後に持ち帰ったのでしょう｡ 写真を見る限り程度は良いですね｡こうした機体が登場するまでの経緯を調べると気持ちが暗くなりますが,それにしてもこの様な機体が700機以上も作られたというのは驚きです｡桜花の左上に少しだけ写っている赤い機体は,デルタ翼のアヴロ 707 です｡

お遍路のついでに訪問。40番札所観自在寺から車道脇を汗まみれで歩いて1時間...帰りのバスに乗る為に滞在時間は5分程度でした。急いでバス停に向かうもののバスは来ず(どうやら早発されていた)、運良く地元の方に山の下まで送っていただきました。徒歩で往復するのはかなり無謀ですので自動車で訪問することをお勧めします。

※ラバウルで回収後、修復され2002年に靖国神社に奉納された機体だそうです （4240号機ですが、一部に4241号機の部品を用いているとのこと） ※遊就館には【彗星11型】の展示もあり（有料。入館料1000円。機体のある場所は撮影可能とのこと）

彗星11型 第503海軍航空隊所属

零式艦上戦闘機52型 第381海軍航空隊所属

彗星11型 1972年に発見され1980年復元 第503海軍航空隊所属とみられ世界で唯一現存する彗星の完全な実機 上に見えるのは桜花11型のレプリカです

零式艦上戦闘機52型 1974年と1984年に発見された5機の零式艦上戦闘機から復元されたのち靖国神社で展示 81-161は第381海軍航空隊所属機の識別記号