航空会社 JAL (日本航空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- JL | JAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.08 [8,330件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
イタリア旅行の復路はAFでマルコポーロ(ヴェネツィア)->シャルル・ド・ゴール(パリ)、JALに乗り継いで羽田へ (JAL ファーストクラス編)
- 口コミ投稿者
- チャッピー・シミズさん
搭乗写真
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ヴェネツィア・マルコポーロ空港からパ... 続き
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Terminal FからTermin... 続き
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シャルル・ド・ゴール空港ではエールフ... 続き
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ラウンジ内のミールサービス。
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適度に辛くて美味しかったです。
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ラウンジ内の様子。
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ファーストクラス専用エリアがあります... 続き
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搭乗ゲートが確定したので、搭乗ゲート... 続き
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搭乗ゲート付近の様子。
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ファーストクラス専用シート。
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手荷物を置くスペースがあるのは有り難... 続き
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リラクシングウェア(パジャマ)。
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BOSEのノイズキャンセル機能付きの... 続き
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ウェルカムドリンク。
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RWY27Lからテイクオフ!
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いいですね!
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見とれてしまいます。
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和食から。
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スモークサーモン + ヤギチーズ、フ... 続き
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チーズセレクション。
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続いて洋食。
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パリ丼。
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季節のフルーツ盛り合わせ。
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アイスクリーム。
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わかめうどん。
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季節のフルーツ盛り合わせ。
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城南島海浜公園ですね。
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RWY22にタッチダウン!
総評
エールフランスでヴェネツィア マルコ・ポーロ国際空港からパリ シャルル・ド・ゴール空港に向かった後、JALに乗り換えて羽田に向かったファーストクラスの搭乗レビューです。エールフランスの搭乗レビューは別に投稿 (https://flyteam.jp/airline/airfrance/review/46060)しています。
復路のルートを選択した理由は2つ。ヴェネツィアで宿泊したホテルのチェックアウトが12時だったので、ギリギリまでヴェネツィアでゆっくりしたかった。エールフランス航空はSKYTEAMですが、JALとAFは提携関係にあるためJALのマイレージに加算できたので、往路とは異なるパリ発も良いかなあと思ったからです。
【機内食・ドリンク】
<<和食>>
全体的な感想を最初に言うと、以前のような高級感を全面に出した献立ではなく、野菜中心でおふくろの味的な雰囲気がするメニューが多かったように思います。良く言えば食べやすかったですし、ちょっと意地悪な言い方をすると、ファーストクラスのメニューとしては迫力にやや欠けた感じとも言えます。メインディッシュの伊勢海老は美味しったので好印象なのですが、その前の向付が洋風のメニュー(本来ならお刺身の方が全体のバランス感として良いのでは?)だったので、和食との相性がいまひとつといった感想です。行きの便と同様、ご飯はとても美味しかったので、もう少し和食感のある献立に統一した方が良いと思いました。
それと、アラカルトメニューの"パリ丼"は、鴨肉のだし茶漬けでそれなりに美味しかったのですが、個人的にはロンドンから羽田に戻る便で用意している"ロン丼"の方がお刺身がのっている分、帰国感を味わえて好みかなあ。
<<洋食>>
CAさんのオススメもあって、オードブルは“DIY”9種の野菜BAR 青パパイヤのサラダをチョイスしてみました。ざっくりと切ったキャベツに添えるトッピングを9種類のなかから選んで、自分好みのサラダに仕上げるという面白いメニューです。発想的にも新鮮な感じですし、何より新鮮なざっくりと切ったキャベルのサラダがとても美味しかったです。メインディッシュは仔牛とヒヨコ豆のバスク風煮込みをチョイスしました。お味の方は美味しかったのですが、見た目以上にボリューム感があり、残念ながら完食できませんでした。その余波で、お気に入りのチーズセレクションをオーダーできなかった点も残念でした。ま、海外のお客さんも搭乗しているので、相応のボリューム感は必要なのかもしれませんが、豆をアレンジした料理ってお腹にたまるので、もう少し工夫が必要な感じがしました。
【座席(シート)】
ファーストクラスのシート"JAL SUITE"は、使用機材がB777ということもあって、1-2-1配列でした。窓3個分のゆったりしたスペースを独占できるので快適そのものですし、プライバシー的にも申し分ない雰囲気のシートだと思います。個人的に気に入っているのは、シートの下に、旅行用のバッグ類をすっぽり収納できることです。長時間のフライトの場合、バッグから荷物を出し入れしやすいので、とても良いシート構造だと思います。睡眠に関しては、フルフラットシート構造だけではなく、JALスカイスイート特別仕様の「エアウィーヴ DUAL MODE」、「エアウィーヴピロー S-LINE」で最高の寝心地を体験できます。それと、23インチの個人モニターで、機内のエンターテイメントを思い切り楽しめる点も、"JAL SUITE"の素晴らしいポイントのひとつだと思います。
あ、それと、ファーストクラスでは、持ち帰ることもできるリラクシングウェア(パジャマ)がニューモデルになっていました。昨年までのものと比べて、軽くて伸縮性が増していて長持ちしそうです。(とは言え、以前のバージョンよりコストダウンした感がありますけどね。) 勿論、着心地がメチャメチャ良くて気に入りました。自宅に持ち帰って、普段の部屋着としても大活躍してくれています。
【機内スタッフ】
ファーストクラスの担当CAさんは3名体制(シップ全体では13名。)でした。今回はファーストクラスの定員8名に対して満席でした。毎回同じようなことを言っていますが、JALのCAさんは、どなたも卒がなく、気が利く方が多いので、ゆったりしたフライトを過ごすことができました。
余談ですが、CAさんのチームって、搭乗する都度、それぞれのチームの雰囲気とか、てきぱき度などに違いがあるので、まるで会社組織を見てるような感じを覚え、なかなか興味深いですよね。特に、ファーストクラスを利用する時、CAさんのチーム色の違いを感じます。あの違いは、どこから来るのかなあ?
【エンターティメント】
今月の映画は、"アベンジャーズ/エンドゲーム"、"キングダム"などなど、11時間近いフライトの間、楽しむ新作の映画作品としては、なかなかのラインナップでした。帰りの便では、普段殆ど観ない邦画にフォーカスして、"キングダム"、"検察側の罪人"、"ラプラスの魔女"の3本を観てみました。余談になりますが、"キングダム"は観て良かった、"検察側の罪人"はまあまあ、"ラプラスの魔女"は原作同様観なければ良かったといった感想でした。
BOSEのノイズキャンセル機能付きのヘッドホンと大画面のディスプレイで映画を楽しめるのは、とても良い体験です。
それと、ファーストクラスでは、フライトの間、無料で機内WiFiサービスを利用できるクーポンを利用できますので、ビジネスシーンのみならず、機内でメールやSNSをチェックできて、とても便利な思いをしました。(国際線なので国内線のように快適にネットができるというわけではありませんでしたけどね。)
【トイレ・洗面台】
ファーストクラスのトイレは前方に2箇所。うち1箇所は、着替えなどができるちょっと広めのトイレです。いずれも、ウォシュレット付きのトイレですので、日本人的には、長距離のフライトの場合、大変助かります。
【機材コンディション】
使用機材は、行きと同じB777でした。 機材面では、特段気になる点などはありませんでした。
【空港サービス】
パリ シャルル・ド・ゴール空港は半端なく巨大な空港なので、一言で乗り継ぎといっても、空港内を相当歩きました。(Terminal 2F -> Terminal 2E) ちなみに、Terminal 2Eのなかにも複数のポート(搭乗ゲートの集まり)に分かれているので、ちゃんと掲示板を見ながら移動しないと確実に迷うと思います。幸い、迷いそうな場所に係りの人が立っていて、チケットをスキャンしてチェックしてくれたので、何とか目的のTerminal 2EのPort Kにたどり着くことができました。
パリ シャルル・ド・ゴール空港内の掲示板は、英語と中国語でした。嘗ては日本語表記もあったのかもしれませんが、それだけ中国人比率が高いっていうことなんでしょうね。空港内では、エールフランス航空のラウンジを利用しましたが、ミールサービスのメニュー構成が何と中国人仕様でした。
【総合評価】
JALさんの場合は、国内線でも同様ですが、兎にも角にも機内食のクォリティが他社さんとは違うので、我が家は、美味しい食事目当てに、JALさんをチョイスすることが多いです。そういう意味では、今回のフライトで頂いた食事もなかなか美味しいお料理ばかりでした。お世辞抜きに、機内食のレベルを、一段も二段も超えている絶品グルメの領域だと思います。(機内食の原価管理には敏感になった気はしますが...)
また、今回は、帰りのフライトも11時間と長かったのですが、料理、エンターテイメント、シート、CAさんのサービスそれぞれのお陰で、旅の疲れを感じることもなく、東京に戻ってくることができました。こういう体験をしてしまうと、次回もJALさんだよなあ、と思ってしまいますね。
復路のルートを選択した理由は2つ。ヴェネツィアで宿泊したホテルのチェックアウトが12時だったので、ギリギリまでヴェネツィアでゆっくりしたかった。エールフランス航空はSKYTEAMですが、JALとAFは提携関係にあるためJALのマイレージに加算できたので、往路とは異なるパリ発も良いかなあと思ったからです。
【機内食・ドリンク】
<<和食>>
全体的な感想を最初に言うと、以前のような高級感を全面に出した献立ではなく、野菜中心でおふくろの味的な雰囲気がするメニューが多かったように思います。良く言えば食べやすかったですし、ちょっと意地悪な言い方をすると、ファーストクラスのメニューとしては迫力にやや欠けた感じとも言えます。メインディッシュの伊勢海老は美味しったので好印象なのですが、その前の向付が洋風のメニュー(本来ならお刺身の方が全体のバランス感として良いのでは?)だったので、和食との相性がいまひとつといった感想です。行きの便と同様、ご飯はとても美味しかったので、もう少し和食感のある献立に統一した方が良いと思いました。
それと、アラカルトメニューの"パリ丼"は、鴨肉のだし茶漬けでそれなりに美味しかったのですが、個人的にはロンドンから羽田に戻る便で用意している"ロン丼"の方がお刺身がのっている分、帰国感を味わえて好みかなあ。
<<洋食>>
CAさんのオススメもあって、オードブルは“DIY”9種の野菜BAR 青パパイヤのサラダをチョイスしてみました。ざっくりと切ったキャベツに添えるトッピングを9種類のなかから選んで、自分好みのサラダに仕上げるという面白いメニューです。発想的にも新鮮な感じですし、何より新鮮なざっくりと切ったキャベルのサラダがとても美味しかったです。メインディッシュは仔牛とヒヨコ豆のバスク風煮込みをチョイスしました。お味の方は美味しかったのですが、見た目以上にボリューム感があり、残念ながら完食できませんでした。その余波で、お気に入りのチーズセレクションをオーダーできなかった点も残念でした。ま、海外のお客さんも搭乗しているので、相応のボリューム感は必要なのかもしれませんが、豆をアレンジした料理ってお腹にたまるので、もう少し工夫が必要な感じがしました。
【座席(シート)】
ファーストクラスのシート"JAL SUITE"は、使用機材がB777ということもあって、1-2-1配列でした。窓3個分のゆったりしたスペースを独占できるので快適そのものですし、プライバシー的にも申し分ない雰囲気のシートだと思います。個人的に気に入っているのは、シートの下に、旅行用のバッグ類をすっぽり収納できることです。長時間のフライトの場合、バッグから荷物を出し入れしやすいので、とても良いシート構造だと思います。睡眠に関しては、フルフラットシート構造だけではなく、JALスカイスイート特別仕様の「エアウィーヴ DUAL MODE」、「エアウィーヴピロー S-LINE」で最高の寝心地を体験できます。それと、23インチの個人モニターで、機内のエンターテイメントを思い切り楽しめる点も、"JAL SUITE"の素晴らしいポイントのひとつだと思います。
あ、それと、ファーストクラスでは、持ち帰ることもできるリラクシングウェア(パジャマ)がニューモデルになっていました。昨年までのものと比べて、軽くて伸縮性が増していて長持ちしそうです。(とは言え、以前のバージョンよりコストダウンした感がありますけどね。) 勿論、着心地がメチャメチャ良くて気に入りました。自宅に持ち帰って、普段の部屋着としても大活躍してくれています。
【機内スタッフ】
ファーストクラスの担当CAさんは3名体制(シップ全体では13名。)でした。今回はファーストクラスの定員8名に対して満席でした。毎回同じようなことを言っていますが、JALのCAさんは、どなたも卒がなく、気が利く方が多いので、ゆったりしたフライトを過ごすことができました。
余談ですが、CAさんのチームって、搭乗する都度、それぞれのチームの雰囲気とか、てきぱき度などに違いがあるので、まるで会社組織を見てるような感じを覚え、なかなか興味深いですよね。特に、ファーストクラスを利用する時、CAさんのチーム色の違いを感じます。あの違いは、どこから来るのかなあ?
【エンターティメント】
今月の映画は、"アベンジャーズ/エンドゲーム"、"キングダム"などなど、11時間近いフライトの間、楽しむ新作の映画作品としては、なかなかのラインナップでした。帰りの便では、普段殆ど観ない邦画にフォーカスして、"キングダム"、"検察側の罪人"、"ラプラスの魔女"の3本を観てみました。余談になりますが、"キングダム"は観て良かった、"検察側の罪人"はまあまあ、"ラプラスの魔女"は原作同様観なければ良かったといった感想でした。
BOSEのノイズキャンセル機能付きのヘッドホンと大画面のディスプレイで映画を楽しめるのは、とても良い体験です。
それと、ファーストクラスでは、フライトの間、無料で機内WiFiサービスを利用できるクーポンを利用できますので、ビジネスシーンのみならず、機内でメールやSNSをチェックできて、とても便利な思いをしました。(国際線なので国内線のように快適にネットができるというわけではありませんでしたけどね。)
【トイレ・洗面台】
ファーストクラスのトイレは前方に2箇所。うち1箇所は、着替えなどができるちょっと広めのトイレです。いずれも、ウォシュレット付きのトイレですので、日本人的には、長距離のフライトの場合、大変助かります。
【機材コンディション】
使用機材は、行きと同じB777でした。 機材面では、特段気になる点などはありませんでした。
【空港サービス】
パリ シャルル・ド・ゴール空港は半端なく巨大な空港なので、一言で乗り継ぎといっても、空港内を相当歩きました。(Terminal 2F -> Terminal 2E) ちなみに、Terminal 2Eのなかにも複数のポート(搭乗ゲートの集まり)に分かれているので、ちゃんと掲示板を見ながら移動しないと確実に迷うと思います。幸い、迷いそうな場所に係りの人が立っていて、チケットをスキャンしてチェックしてくれたので、何とか目的のTerminal 2EのPort Kにたどり着くことができました。
パリ シャルル・ド・ゴール空港内の掲示板は、英語と中国語でした。嘗ては日本語表記もあったのかもしれませんが、それだけ中国人比率が高いっていうことなんでしょうね。空港内では、エールフランス航空のラウンジを利用しましたが、ミールサービスのメニュー構成が何と中国人仕様でした。
【総合評価】
JALさんの場合は、国内線でも同様ですが、兎にも角にも機内食のクォリティが他社さんとは違うので、我が家は、美味しい食事目当てに、JALさんをチョイスすることが多いです。そういう意味では、今回のフライトで頂いた食事もなかなか美味しいお料理ばかりでした。お世辞抜きに、機内食のレベルを、一段も二段も超えている絶品グルメの領域だと思います。(機内食の原価管理には敏感になった気はしますが...)
また、今回は、帰りのフライトも11時間と長かったのですが、料理、エンターテイメント、シート、CAさんのサービスそれぞれのお陰で、旅の疲れを感じることもなく、東京に戻ってくることができました。こういう体験をしてしまうと、次回もJALさんだよなあ、と思ってしまいますね。
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