やはり777のエコノミー横9列配置で羽田昼間枠国際線は、やはり楽 - JAL (日本航空) 口コミ・評価

航空会社 JAL (日本航空)

2023年10月20日に撮影されたJAL (日本航空)の航空機写真

© Yossy777さん

第2次大戦後の1951年8月1日設立。1951年10月25日...
日本
IATA | ICAO
JL | JAL
アライアンス
ワンワールド

搭乗レビュー
やはり777のエコノミー横9列配置で羽田昼間枠国際線は、やはり楽

航空会社
日本航空
便名
JL044
エコノミー
搭乗日
2019/09
路線
ヒースロー(ロンドン) → 羽田(東京)
機体記号
JA732J
機材
Boeing 777-346/ER
総評:5
5ッ星
機内食・ドリンク
5ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
4ッ星
トイレ・洗面台
5ッ星
機材コンディション
5ッ星
地上サービス
5ッ星
口コミ投稿者
HB-JMBさん
アクセス数
17,890
投稿日
2019/09/17

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    羽田から到着した本日の使用機材。JA... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    本日の搭乗口。ヒースロー空港第3ター... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    隣の6番(7番?)搭乗口に駐機中のエ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    隣の搭乗口に駐機中のエミレーツ航空A... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    5番搭乗口で搭乗券の改札を受けた後の... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    B777-300ERのスカイワイダー... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    上と同じく右側窓側の3列座席。背面。... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    MAGIC-V初期画面。言語選択画面... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    言語選択後のエンタメシステム初期画面... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    JAL自慢(?)のエアショーの故障状... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    離陸後1食目に先立って配られるおつま... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    あられミックスのパッケージ拡大写真。
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    あられの中身とスカイタイム
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    もはやお約束?の安全のしおり。表面。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    安全のしおり、裏面。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    安全のしおり、裏面のバージョン番号の... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    B787-9長距離仕様キャビンのもの... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    シーフード特別食1食目ホットミール。... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    シーフード特別食1食目ホットミール。... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    シーフード特別食1食目。アントレのア... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    パンの下に置いてあったスナックの乾燥... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    食べかけで大変恐縮だが、乾燥マンゴー... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    一般食で食後のデザートとして配られる... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    食べられる硬さになるまで待っている間... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    ようやくふたを開けられるようになった... 続き
  • 写真の種類:トイレ・化粧台
    機体後方通路側にあるトイレ。入った状... 続き
  • 写真の種類:トイレ・化粧台
    トイレの入って左側にある洗面台。温水... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    トイレに行った後、後方ギャレイからも... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    到着2時間前ごろに配膳されるシーフー... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    シーフード特別食2食目 ふたをすべて... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    シーフード特別食2食目 アントレ部分... 続き

総評

利用の経緯
東京~プラハとロンドン~東京のオープンジョー(最初はプラハ~ロンドンも一体でロンドンかプラハがストップオーバー扱いのものを探していたがそう都合のよいものはなく、プラハからロンドンはBA便を別手配)を探しており、友人がスタンステッド12:00発の便に搭乗するので、その人をスタンステッドまで見送ってから同じ日の夕方か夜に出発する便を探していた。
 最初は往路羽田発ウィーン経由プラハほぼ同時刻に出るNH直行便をと考えていたがNHのロンドン~羽田線が満席になってしまい代替案を探していたところ、カタール航空のヒースロー発20時台か当JL44便の選択になった。カタール航空の方が3万円ほど安かったが羽田着が22時30分と深夜枠で運航される便で、別会社(エミレーツ航空)の22:45着羽田便に搭乗した際1時間ほど運航遅延となり、その際の羽田からの足で苦労したことがあるので、値段は多少高いが結局ヒースロー発羽田行き昼間枠便のこの便を選択することに。
 1時間の遅れで苦労した羽田深夜枠運航便の詳細を記したレビューURLは以下のとおりである。
 https://flyteam.jp/airline/emirates/review/41014
 
【機内食・ドリンク】
 シーフードミールをリクエスト。ロンドン搭載であるが、カテラリーにきちんと割り箸がついていた(海外発日本行きノンストップ便で、海外搭載の機内食では箸がついていないことも珍しくはないので)。味はまずまず。1食目、2食目ともホットミールである。メニュー(一般食)については、往路便のように各座席に配布せず、配膳の際に乗務員が写真つきのメニューカードを見せる方式である(これは全日空の長距離国際線でも同様の方式と思われる)。
 酒類については、メニューにあるものについてはリクエストすれば常時(1食目、2食目あるいは食間に関係なく)提供は可能なようである(体調があまりすぐれない状況だったので頼まなかったが・・・)
 なお、この便で飛行時間の中間でリフレッシュメント(軽食。サンドイッチやおにぎり)のサービスはないが、起きている人には飲み物と共に
ミニパックのスナック菓子を座席まで持ってきてくれるので、大食漢?の人でも問題はないかと。なお、1食目から2食目までの間ギャレー入口にも常時飲み物とスナック菓子を置いてあるので、そこから取ることも可能である。
【座席(シート)】
 タイトルの通り、このご時勢777では3-4-3配置が標準になりつつあるなか(エアカナダのように最初は3-3-3でも後のキャビン改修で3-4-3になってしまう例すらあるほど・・・)、3-3-3配置のJALは特に幅方向にゆとりを感じるので長距離でも疲れを感じにくいのは高評価である。さすがJALがスカイワイダーと銘打っているだけのことはあると感じる次第である(とはいえ、787のスカイワイダーよりは厳密なスペックは若干劣るようだが・・・)
 とはいえ、今の航空会社の経営環境を考えると、どこまでこうした状況を続けられるかは心配ではあるが、できる限りこうした方針を貫いて欲しいものである。
 余談だが、エコノミーが3-3-3の横9列配置になっていて競合他社よりエコノミークラスの座席数が少なくなる関係なのか、当便のコンフィグレーションコードW84(と思われる)仕様においてビジネスクラスはフルフラットのボックス型個室タイプのJAL SKY SUITE(ローマ数字無し)だが、通路の幅を規定で許容される限界まで狭くして2-3-2の横7列配置としている。ファーストクラスのある3クラス機でライフラットシートのビジネスクラスを擁するエミレーツ航空のB777ビジネスクラス(42席配置)でも2-3-2の横7列配置ではあるが、JALでは同じ横7列でも個室タイプの座席のため、座席の外側、つまり通路から見ると暗い系統の色であることも相まって通路は圧迫感を感じるほどの狭さである(エコノミークラスでの比較で恐縮だが、ベトナム航空からの中古機を導入する前のOSのB777-200ERで、3-4-3化された直後と同じような感じである)。これについては往路に搭乗したヘルシンキ線に投入されていたB787-9のE71仕様でも(キャビン幅がB777-300ERより狭いため、B787-9では2-2-2だが)同様の印象である。参考のため小生の当該レビューを以下に記載する。上がJLのB787-9での成田発ヘルシンキ行き、下がOSのウィーン発成田行きB77-200ERである。なお、OSのB777-200ERの当時の座席は緑系統ではあるが、白系統よりは暗いということで暗い系統の色で一まとめにしてある。
 https://flyteam.jp/airline/jal/review/46370
 https://flyteam.jp/airline/austrian-airlines/review/3297
 
 どうやらビジネスクラスは一応フルフラットシートを搭載しつつも、座席数をできるだけ確保してそこで採算を取ろうとしているJALの努力というかサービスの方針をうかがい知ることとなる(夫婦や家族などが並んで座ることを考慮し、窓側にある2の席でも座席間にパーテーションが設けられていることから、全日空の1-2-1のスタッガード配置(この年の8月より一部路線では新型が導入されるそうだが、ここでは従来タイプを含めてという意味で)のビジネスクラスとそもそもサービスの方針は違うものと推察される)。もちろん私が少ないながら(笑)ビジネスクラスに搭乗したことのあるエミレーツ航空のA380やB777-300ERの目指すサービスとは方向性が違っているように思われる(そのサービスの目指す方向の良し悪しについては搭乗経験が少なすぎる(笑)上、私がJL044便に搭乗したのはあくまでエコノミークラスであり、レビューの本筋から外れてしまうのでここでそれを評価すること差し控える)


【機内スタッフ】
 往路ヘルシンキ行きのチームよりもやや淡白・・・という印象がないわけではないが、不快や不満を感じることは一切なく、必要なことはソツなくきちんとこなしていたように見えたので、そのあたりは及第点かと。
 操縦席からのアナウンスは出発後に1度あり、必要な案内はなされていたものと思われる。

【エンターティメント】
 本日はJAL自慢の?エアショーにシステムのバグなのか不具合なのかフライトデータは入らないという不具合以外は問題なく。
 とはいえこの程度の不具合ならば、プログラム不作動にすれば航空機の電源系統には影響を及ぼさないはずであるから(もし前便で認知されていたとしても)運用許容基準上は当然運航は許容され、いわゆる羽田まで持ち越し整備となる対象のはず(運用許容基準原本は通常非公開で原本を見たことがないので毎度のごとく推測となるが・・・)なので、これで再起動を頼むと乗務員さんに負担がかかるし、バグだったら再起動しても直らないはずなので結局再起動の依頼はせず。JALのエンタメには機外カメラもないためおかげでヒースローから羽田着陸直前まで視界をさえぎられたまさに「計器飛行(訓練)?」状態に(笑)。
 なお、電源コンセントは2席に1箇所しかないが、ビデオ入力端子およびUSB端子は各座席に用意されているので、モバイル対応という点でも問題はないかと(シンガポール航空A330利用時とは違い、今回はこれは利用しなかったが)。余談だが座席自体は、シンガポール航空A330あたりと基本仕様は同一で、テーブルやカバー、シートモケットが色違いなのではないかと思われる(もちろんエンタメ基本プログラムは別物だが・・・)

【トイレ・洗面台】
 787-9と違いエコノミークラスに温水洗浄便座(いわゆる某ウ○○シュレット)はないが、清掃状態、トイレ備品補充状態に問題はなく。
 到着間際でも、洗面台がびじょびじょで・・・などということはなかった。

【機材コンディション】
 機体そのものは特に心配になるような音などはなく。ただし、GE90-115Bゆえ、エンジン始動時にとてつもない大きな、耳をふさぎたくなるようなキーンという音が出て、これさえなければ・・・と思ってしまうところで(逆にこのサウンドが好きだという方もいらっしゃるようだが)。とはいえ、これはエンジンと機体の特性により出る音で故障や不具合ではないのだが・・・。

【空港サービス】
 日本発だとウェブチェックインは便利だが、海外空港では通信環境等でトラブルが発生するケースがあるため、QuiC利用者の割合は少なかった(かくいう筆者も、他社ではあるが昨年海外発でオンラインチェックインしたところ、乗継空港で不便なことがあったこともありQuiCは使用せず。その際の小生のレビューを以下に掲載する)が、通常のチェックインでも比較的スムーズであった。チェックインは定刻の3時間前からきっかり始まり、その15分前ぐらいから列が出来ていたが、チェックインにはそれほど時間がかからなかった。なお、海外空港でオンラインチェックインに失敗?した際のレビューは以下の通りである。
 https://flyteam.jp/airline/emirates/review/41013
 チェックインと同じ係員がゲートでも対応する形となるが、海外空港での地上係員の対応としては可も不可もなくまあ標準的かと(物珍しくなく標準的なということは特に海外では安心して乗れるということでもあるが・・・)。
 到着時羽田空港では、到着後約30分ほどで制限エリアの外に出られ、かつ昼間枠便なので、深夜早朝枠便のように空港に到着してからの公共交通機関の心配をしなくてもよいという点では安心である(し、これだけの利便性があるから羽田昼間枠国際線のスロットはのどから手が出るほど欲しいというのもうなずける話で)

【総合評価】
 エアショーが不作動だった点と、今回のクルーが若干淡々と・・・(前で述べたとおり往路便との比較でいくらか気になるかもという程度であり、不快感や不満は全くないが・・・)、ロンドン発便では1食目と2食目の間にリフレッシュメントの提供がないことが気にならないわけではないものの、普通に何の予断も持たずにエコノミークラスに乗るのであれば何の問題もない。
 そればかりか、3-3-3の横9列配置であることからくるゆとり(とはいっても上級クラスほどではないが・・・)があり、最近の座席の割にはクッションも柔らかめで、かつ、皮座席のように滑らないのでブロックタイム12時間程度の路線でもそれなりに快適である。787では各席にモバイル用電源コンセントがあるが、キャビン改修された777-300ERでは電源供給装置の性能上の制約なのか2席に1箇所の割合でしかコンセントがないのが玉に瑕なのかもしれない。
 787との比較でいうと、機内湿度が低いゆえ、同じ設定温度にしても体感温度が低く感じるゆえ冷えやすいということを感じ、777世代からの技術の進歩を体感した。とはいえ新しい技術を入れるとなると、今まで予期しない故障が不具合が発生するリスクはあるわけで、それゆえ初期にはトラブル頻発という事態が発生したことを鑑みると、乗客としても787の先進性を取るか、777の安定性を取るかは悩ましいところではあるが・・・(乗ったことはないが、A350のように777よりは新しいが787よりは冒険しない機体がちょうどよいのかもしれないが・・・)
 なお、この便の到着時間からすると、2020年3月以降は都心通過ルート(新しいチャートは見ていないのでSTARの名称は不明だが)に誘導される可能性があり得る(午後4時ごろ着で当便はスカイツリー西側ら海に出ての着陸経路だったため)。とはいうものの運航方法が特殊になることによる運航者の負担(進入角が標準3度のところ、ロンドンシティー空港の5.5度ではないにせよ、3.5度程度の進入角が必要となる模様)とと上空通過する地域の住民からの安全と騒音の面からの大きな反対運動があることを鑑みると、いくら窓から今まで見たことがない景色が羽田着陸時に見られるとはいえども飛行機の利用者の立場から言うと素直に喜ぶことができない状況にあるのは大変に残念である。
 
 追記 2019/9/18 搭乗の経緯で、小生のEK312便羽田着22:45のレビューリンクを追加し、写真の一部のキャプションを変更。
 追記 2019/10/16 当機のJALのコンフィグレーションコードW84およびビジネスクラス座席のJALでの名称を追加記載し、座席に関する記載の後半部分を一部修正。以下のサイトを参照した。
 https://www.jal.co.jp/aircraft/conf/777.html
 また、それに関連し座席の色による印象の違いに関する記述を追加したため、小生レビューへのURLも新たに追加。
また、総合評価でオンラインチェックインで不都合があった小生の経験に関する記述を追加し、それに伴い該当のレビューのURLを追加
2020/6/11追記 当便が羽田空港都心通過を指示される可能性についてとその印象についての記述を追加

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
53G
搭乗クラス
Y
出発予定時刻
1915LT
搭乗時刻
1847LT
出発時刻
1812LT
飛行高度
FL330
到着予定時刻
1500LT
到着時刻
1435LT
出発ゲート・スポット
Gate 5/Spot305
離陸滑走路
27L
離陸時刻
1935LT
到着空港 天気・気温
晴れ 32C
到着ゲート・スポット
113
着陸滑走路
22
着陸時刻
1428LT
メモ
LHR=UTC+1 HND=UTC+9 おそらくはFL330で最初の巡航ののち高度は変更しているはずだが、エアショーで表示がなかったのでステップクライムの高度表示はせず。

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