航空会社 JAL (日本航空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- JL | JAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.08 [8,365件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
【国内線787】短距離では勿体ないクオリティ。市場縮小とLCC成長に対するJALの答え。
- 口コミ投稿者
- kenzy201さん
搭乗写真
-
就航しばらくしてもこの横断幕保存はあ... 続き
-
伊丹空港のチェックインエリア。工事中... 続き
-
一新されたラウンジオーサカ。入口は明... 続き
-
実態は入場料1200円超のドリンクバ... 続き
-
中央にソファがあり壁側にブースがあり... 続き
-
窓側にはテーブル付きぼっち席。下にコ... 続き
-
15分遅れの予報。保安検査場も複数あ... 続き
-
搭乗機JA846AはJAL久々の78... 続き
-
搭乗案内その1。
-
搭乗案内その2。JALは出発間際にこ... 続き
-
やっぱり優先搭乗も一般搭乗も長蛇の列... 続き
-
列が途切れたところで乗り込みます。
-
L2ドア入口に鶴丸さんがお出迎え。軽... 続き
-
座席はもう国際線の水準。ピッチ、エン... 続き
-
天井が高く荷物棚も広いのが特徴。伊丹... 続き
-
画面にも座席番号が出る仕様。東京のア... 続き
-
座ると目の前に機内誌等、電源、ドリン... 続き
-
安全のしおりとIFEガイド。これも短... 続き
-
キャビン照明も離陸前は赤色。赤白黒の... 続き
-
スペースも余裕とは言えないけど窮屈で... 続き
-
セーフティービデオも近代的になってま... 続き
-
787の特徴の1つ「隣席からも景色が... 続き
-
短いのがもったいない3Dフライトマッ... 続き
-
伊勢湾上空を21000ftで巡航。愛... 続き
-
飲み物が来たのは浜松を過ぎてから。本... 続き
-
房総半島東まで回って降下案内。
-
着陸の様子はエアバス機の機外カメラの... 続き
-
降機も混雑するけど余裕があるなら降機... 続き
-
トイレは各ドア部中央に1か所に配置。... 続き
-
クラスJシート。もはや国際線プレエコ... 続き
-
帰りにCAさんに薦められ今一度鶴丸さ... 続き
-
夕日の羽田空港に到着。
総評
もう何度も乗っているボーイング787ですが、この10月にJALが新たに導入した国内線仕様に乗れました。
新素材を多用した中型ながら低燃費で長い航続距離を持つ787。JALもローンチカスタマーの1社として早期に導入を決定。2012年初めに世界で2番目の受領を果たし、直行便のなかった成田~ボストン線で華々しくデビューしました。
しかし当時経営再建中だったJALの懐事情もありデリバリーはスローペース。日本国内の人口減少や新幹線の開業、LCCの進出もあり国内航空路線は縮小マーケットであることも確かです。
一方で新技術ゆえにバッテリーやエンジンのリコールが相次ぎ、それが影響したのか2013年夏にエアバスA350の購入契約を発表。長距離国際線と国内幹線に導入することに。JALのエアバス機導入はメーカーとしても航空会社としても衝撃的でした。
また国内幹線で飛ぶ767の後継分は未発注でありA350になるのか787になるのかが注目されていましたが、2019年に787-8を国内線仕様として新規導入。羽田~伊丹線に投入しやがて福岡線にも入る予定です。
【空港サービス(ITM)】
改装工事が進む伊丹空港はチェックインカウンターに足場が組まれ、随分と様変わりしていました。JALでの伊丹発は初めてということもあり少々戸惑いましたが、売店レストランエリアや制限エリア内は一新されていました。
ラウンジオーサカもダークな内装に生まれ変わりブースやデスクもあり、搭乗履歴やクラス問わず利用できるカードラウンジも随分進化したと実感。
搭乗ゲート付近もベンチが増えデスクが増え充電場所も増えて、この辺は新千歳空港や福岡空港と同様の進化が見られます。
搭乗は相変わらず混雑なので最後のほうに乗り込みます。
【機内食・ドリンク】
離陸後駿河湾上空にてサーブ開始。わずかな時間に300名弱に聞いて回るのは相変わらず神業。
テーブルを広げなくてもカップホルダーが出せる機構はこの路線にはまさに打ってつけ。
【座席(シート)】
JAL国際線では2-4-2配列ですが国内線では標準的な3-3-3列配置。それでも前後方向左右方向共に不満無し。
新機材の就航直後とあって指定できた座席が真ん中1席だけ。いわゆるハズレ席ですがスペースは思ったほど狭くはなかったです。特に電源やカップホルダーが目の前にあるのは初見でもわかりやすく短距離国内線に打ってつけ。
【機内スタッフ】
初便ではないとは言えまだまだ新しいこともあり新型機に関するアナウンスもありました。キャビンはほぼ満席。
搭乗は最後の方でしたが降機も最後の方に。色々撮影に応じていただけました。
【エンターティメント】
ANAのA321neoもそうですが長距離国際線のスタンダードが国内線にも進出しています。
オーディオや映画も充実しています。これがスターフライヤーあたりだと数分程度に短編化されていていくつも見られるのですが、JALの場合無編集のフルバージョン。ではどうするのかというと中断時にリジュームコードが発行され、帰りの便で続きからみられるということ。有効期限とか詳細は不明ですがこのデータ管理技術凄すぎ。
そうでなくても3Dマップがあるのでこれでごちそうさま。国際線機材と比べて見るとやっぱり短い路線。
【トイレ・洗面台】
フライト中使うことはなかったのですが降機時に見せてもらえました。JAL国内線仕様ではギャレー通路間に1基ずつ用意されており、その分窓側に座席が多くトイレも上方含め狭くなっていません。
【機材コンディション】
F6席J58席Y227席で合計291席のボーイング787-8。以前のジャンボに比べれば小型化してはいますが、アッパークラスを増やして客単価を上げているのが分かります。
2019年10月にデリバリーされ同月27日より羽田~伊丹線に就航した最新機材。まだ新品の香りが漂います。
【空港サービス(HND)】
34L着陸から第1ターミナルなのですぐ。
羽田第1ターミナルは出発到着兼用なので夕方は随分混雑しています。ただANA同様幹線便は出口に近い場所に駐機してくれるのでそこからは速いです。
【総合評価】
新機材デビューから約10日とかなりホットな便に乗ったのは初めてです。デジタルスクリーンとWi-Fi完備のANAのA321neoがデビューして約2年、JALも今秋になってA350と787を幹線に導入、ANAも777-200の改修機が出てきています。
地上と同じかそれ以上の通信&エンタメ環境を用意するのが、低価格で輸送に特化するLCCや、便数と2次アクセスの良さが際立つ新幹線に対するアドバンテージになりそうです。
新素材を多用した中型ながら低燃費で長い航続距離を持つ787。JALもローンチカスタマーの1社として早期に導入を決定。2012年初めに世界で2番目の受領を果たし、直行便のなかった成田~ボストン線で華々しくデビューしました。
しかし当時経営再建中だったJALの懐事情もありデリバリーはスローペース。日本国内の人口減少や新幹線の開業、LCCの進出もあり国内航空路線は縮小マーケットであることも確かです。
一方で新技術ゆえにバッテリーやエンジンのリコールが相次ぎ、それが影響したのか2013年夏にエアバスA350の購入契約を発表。長距離国際線と国内幹線に導入することに。JALのエアバス機導入はメーカーとしても航空会社としても衝撃的でした。
また国内幹線で飛ぶ767の後継分は未発注でありA350になるのか787になるのかが注目されていましたが、2019年に787-8を国内線仕様として新規導入。羽田~伊丹線に投入しやがて福岡線にも入る予定です。
【空港サービス(ITM)】
改装工事が進む伊丹空港はチェックインカウンターに足場が組まれ、随分と様変わりしていました。JALでの伊丹発は初めてということもあり少々戸惑いましたが、売店レストランエリアや制限エリア内は一新されていました。
ラウンジオーサカもダークな内装に生まれ変わりブースやデスクもあり、搭乗履歴やクラス問わず利用できるカードラウンジも随分進化したと実感。
搭乗ゲート付近もベンチが増えデスクが増え充電場所も増えて、この辺は新千歳空港や福岡空港と同様の進化が見られます。
搭乗は相変わらず混雑なので最後のほうに乗り込みます。
【機内食・ドリンク】
離陸後駿河湾上空にてサーブ開始。わずかな時間に300名弱に聞いて回るのは相変わらず神業。
テーブルを広げなくてもカップホルダーが出せる機構はこの路線にはまさに打ってつけ。
【座席(シート)】
JAL国際線では2-4-2配列ですが国内線では標準的な3-3-3列配置。それでも前後方向左右方向共に不満無し。
新機材の就航直後とあって指定できた座席が真ん中1席だけ。いわゆるハズレ席ですがスペースは思ったほど狭くはなかったです。特に電源やカップホルダーが目の前にあるのは初見でもわかりやすく短距離国内線に打ってつけ。
【機内スタッフ】
初便ではないとは言えまだまだ新しいこともあり新型機に関するアナウンスもありました。キャビンはほぼ満席。
搭乗は最後の方でしたが降機も最後の方に。色々撮影に応じていただけました。
【エンターティメント】
ANAのA321neoもそうですが長距離国際線のスタンダードが国内線にも進出しています。
オーディオや映画も充実しています。これがスターフライヤーあたりだと数分程度に短編化されていていくつも見られるのですが、JALの場合無編集のフルバージョン。ではどうするのかというと中断時にリジュームコードが発行され、帰りの便で続きからみられるということ。有効期限とか詳細は不明ですがこのデータ管理技術凄すぎ。
そうでなくても3Dマップがあるのでこれでごちそうさま。国際線機材と比べて見るとやっぱり短い路線。
【トイレ・洗面台】
フライト中使うことはなかったのですが降機時に見せてもらえました。JAL国内線仕様ではギャレー通路間に1基ずつ用意されており、その分窓側に座席が多くトイレも上方含め狭くなっていません。
【機材コンディション】
F6席J58席Y227席で合計291席のボーイング787-8。以前のジャンボに比べれば小型化してはいますが、アッパークラスを増やして客単価を上げているのが分かります。
2019年10月にデリバリーされ同月27日より羽田~伊丹線に就航した最新機材。まだ新品の香りが漂います。
【空港サービス(HND)】
34L着陸から第1ターミナルなのですぐ。
羽田第1ターミナルは出発到着兼用なので夕方は随分混雑しています。ただANA同様幹線便は出口に近い場所に駐機してくれるのでそこからは速いです。
【総合評価】
新機材デビューから約10日とかなりホットな便に乗ったのは初めてです。デジタルスクリーンとWi-Fi完備のANAのA321neoがデビューして約2年、JALも今秋になってA350と787を幹線に導入、ANAも777-200の改修機が出てきています。
地上と同じかそれ以上の通信&エンタメ環境を用意するのが、低価格で輸送に特化するLCCや、便数と2次アクセスの良さが際立つ新幹線に対するアドバンテージになりそうです。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 52B
- 搭乗クラス
- 普通席
- 区間マイル
- 280
- 出発予定時刻
- 1530
- 搭乗時刻
- 1525
- 出発時刻
- 1544
- 飛行高度
- 21000
- 飛行速度
- 430
- 到着予定時刻
- 1530
- 到着時刻
- 1553
- 予定飛行時間
- 0043
- 出発ゲート・スポット
- 17
- 離陸滑走路
- 34L
- 離陸時刻
- 1457
- 到着ゲート・スポット
- 14
- 着陸滑走路
- 34L
- 着陸時刻
- 1548
コメントする
お得な格安航空券をゲットするためには、、
Recommend おすすめコンテンツ
JAL (日本航空)の搭乗レビューを投稿・公開しませんか?
FlyTeam(フライチーム)では、搭乗レビューを投稿・公開するブログ機能を提供しています。すでに、44,752件の搭乗レビュー(搭乗記)が投稿されています。
コメントを書くにはログインが必要です。
ログイン・会員登録はこちら