新聞を一緒に撮影することで、その時の“旬な話題”がわかります。 今回は「減損」について記載がありますが、日本では2020年2月の“さっぽろ雪まつり”から大々的に端を発した“新型コロナ問題”は、企業に相当のダメージを与えて中には倒産し、収入が無くなった方も多くいらっしゃいます。 また、倒産はギリギリ回避したものの、多くの借り入れを行い財務体質が脆弱となる企業もありました。 その中でも重要な“キーポイント”となるのが「減損損失」です。 一言でいえば『保有する資産が、期待した収益を生み出さなくなったため、今の価値まで引き下げること』です。 要は、買った資産(100万円)が元本回収に至らず、計算した時点で半額以下(40万円)の価値となった場合に、特別損失(60万円)として計上することになります。 (厳密な計算手続きはありますが長くなるので割愛) ただし“キャッシュ”は流失しないので、ものの見方によっては“経営者の英断”と見ることもできます。 破綻前のJALは“B747”の減価償却の問題で、本来あるべき数値よりも少なく費用計上していたことにより、多額の減損損失に迫られました。 “B747”を退役したくても損失が大き過ぎて処理できないジレンマに陥りましたが、 今のJALはコロナ禍において“国内線B777シリーズ”をすべて退役(除却損)させました。 (ドラマ“半沢直樹”の帝国航空では、監査法人の対応をドキドキしながら見ていた記憶があります) コロナによる減損の会計基準の緩和措置もありますが、固定費削減という“フロー”を重視した英断だと考えます。 - JAL (日本航空) 搭乗写真・画像

搭乗写真：機内食・ドリンク

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