Rating: 3
Author: エディ

航空会社 JAL (日本航空)

第2次大戦後の1951年8月1日設立。1951年10月25日...

国: 日本
IATA | ICAO: JL | JAL
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.08 [8,368件]
アライアンス: ワンワールド

搭乗レビュー
SDGsと人命と，どっちが大切なんですかねえ

航空会社: 日本航空
便名: JL633
ビジネス

搭乗日: 2023/04
路線: 羽田(東京) → 熊本

機体記号: JA603J
機材: Boeing 767-346/ER

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 4ッ星
座席（シート）: 1ッ星

エンターティメント: 3ッ星
インターネット環境: 無評価

機内スタッフサービス: 5ッ星
機内清潔さ: 無評価

地上サービス: 4ッ星
コストパフォーマンス: 3ッ星

口コミ投稿者: エディさん

アクセス数: 67,705
投稿日: 2023/04/14

総評

HND/KMJはきょうも遅延。5回連続かな。しかも45分遅延。
さすがにこれだけ遅延が多いと，なんかダイヤ編成に無理があるのかと思ってしまいます。定時性のJALは，やはり過去の栄光になりつつあるのか…

ところで機内は，搭乗時にシェードがすべて下げられた状態でした。最近のJALでは夏の風物詩ですね。このごろ大流行のSDGsの一環でしょうか。まあ一応の理屈は通っているような気もしますが，同意できるかどうかは別問題です。というか，同意できません。
その最大の理由は，搭乗が完了してプッシュバックが始まっても，シェードを閉めっぱなしのお客さんが多いこと。これって緊急時にどうなんですか。何かあったときに外が見えないのって，乗客にリスクを与えていませんか。

降機時にシェードを下げるように乗客に要請するのなら，その逆に搭乗時にはシェードを開けるように乗客に要請するか，そうでなければシェードをすべて開けた状態に戻した後に，搭乗を開始すべきではないでしょうか。

私はこれまで，NZについては何度も辛辣なレポートを書いてきましたが，そんなNZにも褒めるべきポイントがありました。NZは離着陸時に，すべてのシェードを強制的に全開にしていました。直射日光が入り込もうが有無を言わさずです。これは私が搭乗したすべてのフライトで実行されていたので，機長判断とかではなく会社の規則だと思います。普段はダラけたNZもこれだけはピシッとやっていました。

SDGsとか，なんだか科学詐欺みたいなのも混じっているけど「やってる感」が安易に出せる活動はほどほどにして，緊急時のリスク回避のような地味だけど人命を守る部分にも力を入れてほしいです。交通機関のプロならどちらが重要かは明白だと思うのですが。