航空会社 JAL (日本航空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- JL | JAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.08 [8,368件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
太陽と鶴丸のフラッグシップ、福岡就航
- 口コミ投稿者
- Garnet Worldさん
総評
2023年12月12日。JALの新たなるフラッグシップ、A350-1000の初号機フェリーフライトを12月14日(中央ヨーロッパ標準時)に、就航を2024年1月24日(日本時間)に控えるなか、2004年7月1日以来実に19年間にわたってJALのフラッグシップであり続けたB777-300ERがこの日から東京/羽田-福岡線のうち1往復に投入され始めました。当初は冬スケジュール初日の10月29日からの予定でしたが、A350-1000初号機の納入及び就航スケジュールの順延の影響を受けた形となりました。
運航初日のフライトは確保できなかったものの、16日のフライトについてはクラスJを確保することができたため、2回目のJAL SKY SUITE搭乗となりました。
クラスJということで搭乗は一番最後のGROUP5。クラスJで優先搭乗を受けるには上級会員になるしかなさそうです。クラスJ利用、なおかつK席(機体右側)ということで、L1ドアから機内へ。キャビンに入ると、早速JAL国際線ファーストクラス"JAL SUITE"がお目見え。今回の搭乗で支払った金額の3-4倍の額を払えば搭乗できるのですが、それは私の財政事情が許さず。
ファーストクラスキャビンのすぐ後ろに申し訳程度にビジネスクラスが1列分あった後にギャレーおよび2番ドアの区画を抜けると、3番ドアまではビジネスクラスだけの空間に。その途中にある11Kに着席。この便は搭乗率がかなり高く、私の隣にも客がやってきました。しかし、ドアが無くとも自分だけの空間が確保できるビジネスクラスとあらばそのようなことすら気になりません。
一通り搭乗が終わり、定刻通りに出発し地上走行へ。格納庫横を通過した際にJALの新たなフラッグシップ、A350-1000の姿も見られました。C滑走路付近にやってくると、かのPW11000エンジンの問題で地上待機を余儀なくされているANAのA320neoシリーズが数機ほど留置されていました。軒並みエンジンが取り外され、目立った塗装の劣化等こそ見られないもののなんとも痛々しい姿に。それはさながらかつて同社製4000エンジンが取り外された-200シリーズの姿を見ているようでした。
曇り空の下、滑走路34Rより離陸。離陸後の右旋回をしながらの上昇ですぐに雲の中へ。しばらく上昇し、西へと針路を取るべく左へと旋回しているところで低い雲を抜け空へ。穏やかな朝の空を眺めつつ、西へと機首を向けさらに上昇。この辺りでシートベルトサインが解除されました。
国際線機材ということでWi-Fiが使用できないことを覚悟していたところ、「座席ポケット内にプロモーションコードを記載したリーフレットが入っているためそれを使用する」という旨のアナウンスが。アナウンスの通りに座席ポケットを見てみるとそこには本当にプロモーションコードが記載されたリーフレットが。JALアプリから接続を試みると国際線Wi-Fiのページに転移。所定の欄にプロモーションコードを入力すると1時間Wi-Fiを無料で使用できるようになりました。こうしたやり方は是非他の国際線仕様機材の充当便でも実施して欲しいものです。
無事Wi-Fiに接続できてしばらく経ったところでドリンクサービスが。いつものようにミニッツメイドアップルをいただきました。
その後スマートフォンをいじったり、座席をベッドポジションにして休んだりとしているうちに福岡県内に差しかかり、シートベルトサインが点灯。福岡空港へ向けての降下がはじまりました。
雲を突き抜けると博多市近辺はあいにくの雨模様。この時南風運用であったことから、博多市上空から直接アプローチすることなく、福岡空港から南に、八女市上空まで一旦遠ざかった上で半円を描くように旋回して滑走路に正対、というアプローチコースをとりました。旋回直前には窓から大村湾を望む事が出来ました。その後は多少の揺れもありつつも綺麗に滑走路18に着陸。ターミナルビルが北側にあることから滑走路離脱からスポットインまでは非常に短時間で済んだものの、この迂回の影響からか10分遅れての到着となりました。
本来であれば8時間以上を要する長時間・長距離のフライトで充当されるビジネスクラス席とあって、10年前の座席といえども居住性や快適性は申し分ありませんでした。この777-300ERは将来的に福岡線のみならず新千歳線にも充当されるようですので、皆さんもぜひこのフラッグシップの勇姿を、ビジネスクラスに身を預けてお試しあれ。
運航初日のフライトは確保できなかったものの、16日のフライトについてはクラスJを確保することができたため、2回目のJAL SKY SUITE搭乗となりました。
クラスJということで搭乗は一番最後のGROUP5。クラスJで優先搭乗を受けるには上級会員になるしかなさそうです。クラスJ利用、なおかつK席(機体右側)ということで、L1ドアから機内へ。キャビンに入ると、早速JAL国際線ファーストクラス"JAL SUITE"がお目見え。今回の搭乗で支払った金額の3-4倍の額を払えば搭乗できるのですが、それは私の財政事情が許さず。
ファーストクラスキャビンのすぐ後ろに申し訳程度にビジネスクラスが1列分あった後にギャレーおよび2番ドアの区画を抜けると、3番ドアまではビジネスクラスだけの空間に。その途中にある11Kに着席。この便は搭乗率がかなり高く、私の隣にも客がやってきました。しかし、ドアが無くとも自分だけの空間が確保できるビジネスクラスとあらばそのようなことすら気になりません。
一通り搭乗が終わり、定刻通りに出発し地上走行へ。格納庫横を通過した際にJALの新たなフラッグシップ、A350-1000の姿も見られました。C滑走路付近にやってくると、かのPW11000エンジンの問題で地上待機を余儀なくされているANAのA320neoシリーズが数機ほど留置されていました。軒並みエンジンが取り外され、目立った塗装の劣化等こそ見られないもののなんとも痛々しい姿に。それはさながらかつて同社製4000エンジンが取り外された-200シリーズの姿を見ているようでした。
曇り空の下、滑走路34Rより離陸。離陸後の右旋回をしながらの上昇ですぐに雲の中へ。しばらく上昇し、西へと針路を取るべく左へと旋回しているところで低い雲を抜け空へ。穏やかな朝の空を眺めつつ、西へと機首を向けさらに上昇。この辺りでシートベルトサインが解除されました。
国際線機材ということでWi-Fiが使用できないことを覚悟していたところ、「座席ポケット内にプロモーションコードを記載したリーフレットが入っているためそれを使用する」という旨のアナウンスが。アナウンスの通りに座席ポケットを見てみるとそこには本当にプロモーションコードが記載されたリーフレットが。JALアプリから接続を試みると国際線Wi-Fiのページに転移。所定の欄にプロモーションコードを入力すると1時間Wi-Fiを無料で使用できるようになりました。こうしたやり方は是非他の国際線仕様機材の充当便でも実施して欲しいものです。
無事Wi-Fiに接続できてしばらく経ったところでドリンクサービスが。いつものようにミニッツメイドアップルをいただきました。
その後スマートフォンをいじったり、座席をベッドポジションにして休んだりとしているうちに福岡県内に差しかかり、シートベルトサインが点灯。福岡空港へ向けての降下がはじまりました。
雲を突き抜けると博多市近辺はあいにくの雨模様。この時南風運用であったことから、博多市上空から直接アプローチすることなく、福岡空港から南に、八女市上空まで一旦遠ざかった上で半円を描くように旋回して滑走路に正対、というアプローチコースをとりました。旋回直前には窓から大村湾を望む事が出来ました。その後は多少の揺れもありつつも綺麗に滑走路18に着陸。ターミナルビルが北側にあることから滑走路離脱からスポットインまでは非常に短時間で済んだものの、この迂回の影響からか10分遅れての到着となりました。
本来であれば8時間以上を要する長時間・長距離のフライトで充当されるビジネスクラス席とあって、10年前の座席といえども居住性や快適性は申し分ありませんでした。この777-300ERは将来的に福岡線のみならず新千歳線にも充当されるようですので、皆さんもぜひこのフラッグシップの勇姿を、ビジネスクラスに身を預けてお試しあれ。
機内食・ドリンク
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ドリンクは毎回恒例のミニッツメイド ... 続き
座席(シート)
座席の随所にくたびれが垣間見られましたが、座席そのものは良かったので星5評価としました。
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ファーストクラスの座席です。これまで... 続き
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ビジネスクラスの座席です。SKY S... 続き
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テーブルはご覧のように90度回転させ... 続き
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個人用モニターのコントローラーはご覧... 続き
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左側アームレスト付近には座席操作盤が... 続き
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座席上部後ろにはオーバーヘッドシェル... 続き
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ベッドポジション時の目線はざっとこの... 続き
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ベッドポジションにした際のバックレス... 続き
エンターティメント
個人用モニターが使用できない代わりにWi-Fiが無料で使用できたため、国際線仕様機材のレビューにしては珍しく高めの評価を。
インターネット環境
国際線仕様機材であるにもかかわらずWi-Fiが使えるというのはかなり画期的なことでした。なお通信速度やできることについては国内線のそれとさして変わらず。
機内清潔さ
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L2ドアおよびギャレーの直前にはこの... 続き
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土曜朝の便ということで、クラスJでも... 続き
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安全のしおりの表面です。この機材が登... 続き
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安全のしおりの裏面です。
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国際線機内Wi-Fi接続方法のパンフ... 続き
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国際線機内Wi-Fi接続方法のパンフ... 続き
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国際線機内Wi-Fi接続方法のパンフ... 続き
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JAL SKY SUITEの操作方法... 続き
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JAL SKY SUITEの操作方法... 続き
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JAL SKY SUITEの操作方法... 続き
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JAL SKY SUITEの操作方法... 続き
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JAL SKY SUITEの操作方法... 続き
地上サービス
出発空港での写真 ( 羽田 )
コストパフォーマンス
機窓・風景
搭乗機(外観)
-
この機体は前日からこの後の羽田へと戻... 続き
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 11K
- 搭乗クラス
- C
- 区間マイル
- 567
- 出発予定時刻
- 07:05
- 搭乗時刻
- 06:50
- 出発時刻
- 07:05
- 飛行高度
- 38000ft
- 飛行速度
- 338kts
- 到着予定時刻
- 09:05
- 到着時刻
- 09:16
- 予定飛行時間
- 2:05
- 出発空港 天気・気温
- 曇り 14℃
- 出発ゲート・スポット
- 7
- 出発空港 風速・風向
- 360° 10kts
- 離陸滑走路
- 05
- 離陸時刻
- 07:21
- 到着空港 天気・気温
- 雨 13℃
- 到着空港 風速・風向
- 250° 12kts
- 到着ゲート・スポット
- 8
- 着陸滑走路
- 18
- 着陸時刻
- 09:15
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