Rating: 4
Author: Eckky

航空会社ジェットスタージャパン (Jetstar)

2024年03月04日に撮影されたジェットスタージャパン (Jetstar)の航空機写真

国: 日本
IATA | ICAO: GK | JJP
メンバー評価: 搭乗レビュー 3.70 [987件]

搭乗レビュー
シートの違いでジェットスター・ジャパンに軍配！

航空会社: ジェットスター・ジャパン
便名: GK316
エコノミー

搭乗日: 2016/11
路線: 那覇 → 成田(東京)

機体記号: JA07JJ
機材: Airbus A320-232

総評：4: 4ッ星

機内食・ドリンク: 無評価
座席（シート）: 4ッ星

エンターティメント: 4ッ星
インターネット環境: 無評価

機内スタッフサービス: 5ッ星
機内清潔さ: 5ッ星

地上サービス: 4ッ星
コストパフォーマンス: 無評価

口コミ投稿者: Eckkyさん

アクセス数: 1,079
投稿日: 2017/01/18

総評

那覇空港でのスポッティング（航空機写真撮影）の帰路で成田空港までジェットスター・ジャパン（GK）を利用しました。GKは2013年6月以来の利用です。

2016年8月19日（金）16時開始の2016／17年の冬期スケジュールが初めて予約対象になった「秋冬ちゃっかり先取り国内全路線セール」という片道1,900円からの設定のセールの恩恵を受けました。このセールの予告メールが来たのは，セール開始当日の13時30分過ぎでした。前日までに告知してほしいです。

このセールはここ数年やっていて，メールマガジンを見返すと，2014年は9月2日，2015年は8月19日予約開始でした。2013年はこの名称ではなく，8月8日に一部の冬ダイヤセールをし，その後9～10月にかけて特定の国内線と豪州線を990円（諸税別）で販売していました。2017年も8月19日販売開始でしょうか！？

【機内食・ドリンク】
注文していません。一部の方（2016年6月以前に予約した人と言っていたような？そんな時期から冬期スケジュールの予約ができるのか！？）はあたたかい飲み物を無料で1杯注文できるとのアナウンスがあり，客室乗務員が黄色のラインマーカーがひかれた該当者のリストを見て実際に私の左隣の方に注文を聞いていました。

【座席（シート）】
座席指定をせずに予約。前日に非常口座席を指定しましたが，チェックイン機操作中にリクライニングできないことに気づき，非常口座席の利用に同意できないというボタンをタッチしたら，Starter運賃では670円の追加料金がかかる2～5列目までのアップフロント・シートに自動で振り分けられました。得した気分でした！スタンダードの座席がかなり埋まっており，搭乗率も7～8割くらいでしたので，そこしか空いていなかったのかも。

シートはアメリカのB/Eエアロスペース社製と思われ，座席背面の上部にシートポケットが付いているのが特徴です。座席背面下部にあたる膝の位置にシートポケットはありません。そのため，座席上部のシートポケットは画像の通りプラスチックで，挿入口が小さいので，ペットボトルなどを入れることはできません。私の長財布は入りました。

シートピッチ（座席の前後間隔）はGK公式サイトによれば74cm（29インチ）です。狭いのは確かですが，身長172cmの私が座って数cm余裕があります。この数cmのおかげで足が前の座席にあたらず，快適に過ごすことができました！

往路ではバニラエアを利用しましたが，同じシートピッチにも関わらずシートのメーカーや種類が違ったため，テーブルを支える脚に私の膝があたって窮屈な思いをしました。テーブル脚が無いシートを装備しているGKを今後も利用するかもしれません。この余裕は大きいです。

【機内スタッフ】
客室乗務員は5人（男性2人，女性3人）いたと思います。乗客からお願いされて収納棚の荷物を取ったり，小さなお子さんがいる夫婦に対して空いている列の席に移るよう提案したり，LCCですが丁寧な対応はレガシーキャリアと変わらないです。
英語のアナウンスが小さくて聞き取りづらかったです。欧米系の乗客がいたので，アナウンスしていない他の乗務員が音量の小ささを指摘すべきです。

【エンターティメント】
リーフレットを読んだぐらいです。厚さ数mmで持ち帰り可能な機内誌，機内販売のメニュー，就航先で利用できるクーポンブックの3冊がありました。あっという間に読んでしまいました。

【トイレ・洗面台】
使用していません。

【機材コンディション】
2012年11月にGKに導入されたエアバスA320-200型機，機体記号JA07JJでした。汚れが見当たらない機内で新しく清潔な印象を受けました。

【空港サービス】
2016年7，8月頃に搭乗された方のブログを見ていて，機内持ち込みの手荷物の重量チェックが搭乗直前のゲートであると聞き，規定通り7kg未満に調整しました。しかし，そんな検査はなくあっさり搭乗できました！明らかに大きなバックパックを背負った欧米系の方は止められていました。ゲート前には，はかりも置かれていました。

スポッティング目的の旅行なので一眼レフやその交換レンズ，カメラバッグ，無線機等で6kg超えでした。そのため，着替えは受託の手荷物料金よりも安いゆうパックで那覇空港内郵便局から発送しました。しかし，結果的にはこの対策も徒労でした...

定刻で成田空港に到着し，オープンスポットで降機でした。バスでの移動は機内で着陸後にアナウンスされました。バスでの移動は，本数の少ない鉄道や高速バスを利用する方にとって時間が読めないので，不評です。私は飛行機が間近で見られるので嬉しいですが...

【総合評価】
2,800円という破格の運賃で沖縄から帰ってこれる時代になり感無量です！今回の旅行でシートの種類で同じシートピッチでも居住性が変わることがわかりました。今後はシートの点でGKを選びたいと思います！

那覇空港に就航する国内線LCCではGKだけが国内線ターミナルからボーディングブリッジを使って搭乗できます。ピーチとバニラエアは専用バスでしか行けないLCCターミナルからです。この点からも那覇線はGKに軍配です。

あと，10kgまで機内に手荷物が持ち込めると最高なのですが...

【運賃】
2,800円（Starter運賃。支払手数料，旅客施設利用料込）