Rating: 3
Author: Eckky

航空会社ジェットスタージャパン (Jetstar)

2024年03月04日に撮影されたジェットスタージャパン (Jetstar)の航空機写真

国: 日本
IATA | ICAO: GK | JJP
メンバー評価: 搭乗レビュー 3.70 [987件]

搭乗レビュー
休日の夕方発のLCC便はリスクマネジメントが必要

航空会社: ジェットスター・ジャパン
便名: GK118
エコノミー

搭乗日: 2018/07
路線: 新千歳(札幌) → 成田(東京)

機体記号: JA01JJ
機材: Airbus A320-232

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 無評価
座席（シート）: 4ッ星

エンターティメント: 4ッ星
インターネット環境: 無評価

機内スタッフサービス: 5ッ星
機内清潔さ: 5ッ星

地上サービス: 3ッ星
コストパフォーマンス: 無評価

口コミ投稿者: Eckkyさん

アクセス数: 1,001
投稿日: 2018/07/27

総評

千歳基地の航空祭の帰路です。
日曜日の夜のLCC便は，朝からの遅延が積み重なり，比較的遅れやすいという特性があることは知っていましたが，レガシーキャリアの運賃の高さに辟易してジェットスター（GK）を予約しました。

しかし，チェックインカウンターでスタッフの方から25分遅れで出発予定との言葉が。こちらは北関東住まいなので30分近い遅延は帰宅が遅くなり大変です...。帰宅まで考えると成田便はもう1便早く出発するようにしないといけないなと感じました。

おかげさまで夕食を空港内で食べることができ最後まで北海道を満喫することができましたが，25分遅延で帰路の地上交通の情報収集に追われました。

この日は，福岡空港で日中雷雨があり滑走路が閉鎖されたことや，成田を午後に出発する便に離陸渋滞で遅れが出ていたため，成田－鹿児島便を1便欠航させるなど機材繰りにより遅延したようでした。機内アナウンスでも機材繰りのため遅延と言っていました。私の1便後のGK124便は欠航になっていましたので，30分の遅延はかわいいものかもしれません．．．

【機内食・ドリンク】
いただいていません。

【座席（シート）】
LCCですので，シートピッチはせまいですが，身長が高めの私でも膝が前のシートにつかないため，快適に過ごすことができます。

【機内スタッフ】
客室乗務員は遅延の回復を意識しつつも，落ち着いて動かれているようにみえました。パソコンや小さなバッグなどを離陸までのタキシング中にオーバーヘッドコンパートメント（頭上物入れ）に入れるなど乗客の荷物入れを代わりにしていました。
離陸してシートベルトサインが消えると，再度その乗客のもとに行き，一度閉まった荷物を笑顔で取り出していたのが好印象でした。
コックピットからは，新たな到着時間が20時30分とアナウンスされました。

【エンターティメント】
機内誌を読んでいました。

【トイレ・洗面台】
使用していません。

【機材コンディション】
使用機は機体記号(レジ)「JA01JJ」，エアバスA320-200型機でした。GK最古参機で2012年4月に新造機で導入された機体です。すでに飛行開始6年目ですが，清潔に保たれており，汚れや傷も見当たりませんでした。

【空港サービス】
＜新千歳＞
チェックインカウンターで遅れが出ていることを知りました。とくにお詫びの言葉はありませんでしたが，そんなものかなと思いました。使用ゲートの変更はこの時には伝えられず，保安検査後に知りました。私が乗った便の次の便は欠航でしたので，その対応の方がはるかに大変でしょうが，やや客を雑に扱っている印象がありました。
チェックインカウンターまでの距離も遠く，LCCを利用していることを節々に感じるフライトになりました。
機内持ち込み手荷物の重量チェックはチェックインカウンター，搭乗口ともにありませんでした。
＜成田＞
沖止めでバスでターミナルまで移動しました。LCCですので，ボーディングブリッジ（搭乗橋）を使わないのは仕方ないですが，遅れがさらにのびるように感じられてしまいます。

【総合評価】
遅延はやはりマイナス評価になります。定刻の範囲である15分ではなく，25分遅延し，またこれは仕方がないですが新千歳，成田ともに使用滑走路が駐機場から遠かったため，さらに遅延がのび，到着は31分遅れでした。休日のLCCは夕方になるほど遅れやすい傾向にあるため，次はもう1便早くすることを誓いました。
遅延状況はGK公式サイトでは確認できず，新千歳空港のサイトで確認しました。遅延への対応は大変だと思いますが，情報の出し方をもう少し工夫してほしいです。

【運賃】
10,824円（運賃9,324円（Starter運賃）＋受託手荷物15kg1,500円）
●GKの「最低価格保証」を適用
2か月前に予約した際の運賃は，最安のstarter運賃で15,370円（手数料込）でしたが，同時刻に出発するライバル社であるバニラエアのJW922便が10,360円（シンプルバニラ運賃，手数料込）でした。GKは自便の前後1時間に出発する同じ区間を運航する他社のLCC便がある場合，他社運賃よりも1割引にする「最低価格保証」を実施しています。今回は，このサービスを利用することにしました。（バニラエアのシートがせまく身体に合わないのも理由です）

結果的に，運賃は，10,360円×0.9＝9,324円になりました。受託手荷物は，これに別途料金を支払うことで追加することができます。今回は15kg分追加したので，1,500円プラスになりました。それでも合計で10,824円でお得感がある価格です。

最低価格保証のサービスを利用するため，チャットを使用しました。なんだかんだでオペレーターとのやりとりや手続きに結局1時間近くかかってしまいました。初めてこのサービスを利用したこともありますが，時間がかかる印象はぬぐえません。