航空会社 大韓航空
- 国
- 韓国
- IATA | ICAO
- KE | KAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.88 [520件]
- アライアンス
- スカイチーム
搭乗レビュー
#0762 (I0573) 近くて遠かった未踏国 韓国に初上陸。ナッツリターン事件のイメージ払拭の大韓航空
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
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KE 搭乗機 HL7554 A 33... 続き
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KE ボーディングパス
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KE ラウンジクーポン
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深夜便搭乗を控えてシャワーを浴びてさ... 続き
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シャワーの後は、搭乗までトニックウォ... 続き
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搭乗開始、Sky Priorityの... 続き
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KE エコノミークラス キャビン(自... 続き
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KE プレステージクラス キャビン(... 続き
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KE 機内食 ベバレッジサービス オ... 続き
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KE 機内食 スナック ローストピー... 続き
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KE 機内食 朝食 海鮮餡かけご飯(... 続き
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KE 機内食 朝食 海鮮餡かけご飯
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KE 機内食 ミネラルウォーター
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KE 機内食 朝食 フルーツプレート... 続き
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KE 機内食 朝食 海鮮餡かけご飯
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KE 機内誌 “Morning Ca... 続き
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順調な飛行、朝焼けの中 仁川国際空港... 続き
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お初の仁川国際空港が眼下に
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仁川国際空港にランディング
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仁川国際空港に定刻の到着
HL755... 続き -
大韓民国へのはじめの一歩
総評
コロナ禍下で飛行機に乗る機会もめっきり減ってしまいました。それ以外にも思うところありFT活動を休止しておりましたが、この度のタイ王国へのベースチェンジを機会に、そろり投稿を再開させていただきます。
キャリア、レガシー/LCC、幹線/ローカル線、エコノミー/アッパークラス、アライアンス、機材等の枠を超えて幅広くチャレンジできれば、搭乗経験と空の旅の思い出を増やしていければ、そして拙作レビューではありますが少しでも航空ファンの皆さまのご参考になれば幸せです。
と申しておきながら、未掲載となっていた少し古いレビューを回顧録として少しだけポストさせていただきますのでご容赦ください。
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僕の第3の故郷 ベトナムに里帰りした際の帰路便のレビューとなります。
往路便の様子はこちら
#0759 (I0570) Good Morning Vietnam! 帰郷
直行便での帰国は少し退屈、ちょっと寄り道してみようかな。なんて自由に経路を選択できた良き時代。今回は初搭乗となる大韓航空で、これまた初上陸となる韓国・ソウルを経由地にしてみました。
【キャリア】
今まで121社のキャリアに搭乗する機会を得ましたが、メジャー級の大韓航空の利用は意外にも初めて。スカイトラックス社の格付けで、実質最高評価の「The World's 5-Star Airlines」の認定を得たこともあるフラッグ・キャリアですが、2014年に当時の副社長である趙顕娥がナッツリターン事件を起こすなど、一族独裁の弊害から物議を醸しだすことも少なくないキャリアです。
【チェックイン】
ホーチミン市3区で趣向を変えて中東料理で腹ごしらえしてからタンソンニャット国際空港へ。通勤ラッシュも引けたこの時間帯なら空港までタクシーで20分かかりません。この利便性がSGN空港の最大の評価ポイントだと思います。
Sky Priorityの専用カウンターでさくっとチェックイン完了しCIQへ。
Cảm ơn Việt Nam, tôi sẽ quay lại sớm!
【ラウンジ】
スカイチーム主要メンバー ベトナム航空の総本山であるSGN空港のラウンジは、インテリアの好みは分かれるところですが、必要十分なファシリティは完備しています。深夜便搭乗を控えてシャワーを浴びてさっぱりした後は、搭乗までトニックウォーターを飲りながらリフレッシュ。
【搭乗】
ボーディングタイムの23:00にゲートに赴くと、青磁器をイメージしたカラーリングの搭乗機がボーディングブリッジに接岸され準備万端の様子でした。程なくして搭乗が始まり、Sky Priorityの優先搭乗でさくっと機内へ。
【搭乗機・機材コンディション】
機番 HL7554
機材 A 330-323X
1999年01月 初飛行
1999年08月 KE登録
機齢 19.3歳(搭乗時)
コンフィグレーション Layout 01
コンディション 良好
エンジン 2 x PW PW4168A
年季の入った機材でしたが、丁寧にメンテナンス、リノベーションされているようでした。
【機内概況・座席(シート)】
エコノミークラス(252席)
アブレスト 2+4+2=8(基本)
シートピッチ 約32-33㌅
シート幅 約18.0㌅
リクライニング 不明(通常のFSCのレコノミークラスシートと同レベル)
自席 ポートサイド窓側 最後列 60A
アブレスト 2+2+2=6(row 57-60 only)
プレステージクラス(ビジネスクラス・24席)
2+2+2=6アブレスト
シートピッチ 約78-80㌅
シート幅 約20.6㌅
リクライニング 不明
*現在はPrestige Sleeper flat bed seatに換装されている模様です。
【機内食・ドリンク】
・ビバレッジサービスはオレンジジュース
・スナックはローストピーナッツ(あの事件(後報)を思い出してしまいます)
・海鮮餡かけご飯(英語名はSeafood Fried Riceとありましたが…)
早朝からガッツリ系でしたが美味しかったので完食。いんげん豆と細葱のシャキシャキ食感が確り残るように上手に調理設計されていることが伺えました。
・Vinamilk フルーツヨーグルト
・フルーツプレート(メロン・西瓜・ドラゴンフルーツ)
・ミネラルウォーター
KE機内食は、機内食部門のオスカー賞と呼ばれるマーキュリー賞において、最優秀機内食賞(金賞)を2度受賞しているなど評価は高いようです。
名物のビビンバとビビンククスは次回搭乗時のお楽しみ。
【客室乗務員】
冷え込んだ韓日関係のように冷遇されたら嫌だなー、と思いながら搭乗しましたが杞憂に終わりました。
着席後とdescent前の2度もパーサーから搭乗御礼の挨拶をいただき、一介のエコPAXに対しての手厚い心配りに感激しました。
ジャンフランコ・フェレ デザインのオフホワイトのジャケット+スカート/パンツ(アシスタントパーサー以上は薄いブルーのジャケット)は明るく清潔感にあふれています。お団子ヘアにピース型リボンもいい感じ。
【エンターティメント】
使用せず
機内誌は”Morning Calm”
【トイレ・洗面台】
使用せず
【総評】
チェックイン、ラウンジ、定時運行、機内ファシリティ、ホスピタリティ、機内食と全般的に満足のいくものでした。これからのキャリアチョイスにあたり、選択肢上位に入るでしょう。
2014年に発生したナッツリターン事件は印象に残っていますが、CAやパーサーはマニュアルに沿った対応を行っていたにも係わらず、同社の趙副社長(当時)の癇癪により引き起こされたもののようです。今回、最前線のクルー達はホスピタリティに溢れ、深夜の機内販売など自社の利益に貢献しようという姿勢や、当然ながら保安要員としてのミッションも確りこなし、業務を全うしていました。
トップの指導者の感情に任せた行動で会社全体の評価が揺らいでしまうことは、とても残念なことです。
コロナ禍でフライトが激減する中で、あの好印象のパーサーさんはご健在でしょうか…
頑張れ、大韓航空!
キャリア、レガシー/LCC、幹線/ローカル線、エコノミー/アッパークラス、アライアンス、機材等の枠を超えて幅広くチャレンジできれば、搭乗経験と空の旅の思い出を増やしていければ、そして拙作レビューではありますが少しでも航空ファンの皆さまのご参考になれば幸せです。
と申しておきながら、未掲載となっていた少し古いレビューを回顧録として少しだけポストさせていただきますのでご容赦ください。
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僕の第3の故郷 ベトナムに里帰りした際の帰路便のレビューとなります。
往路便の様子はこちら
#0759 (I0570) Good Morning Vietnam! 帰郷
直行便での帰国は少し退屈、ちょっと寄り道してみようかな。なんて自由に経路を選択できた良き時代。今回は初搭乗となる大韓航空で、これまた初上陸となる韓国・ソウルを経由地にしてみました。
【キャリア】
今まで121社のキャリアに搭乗する機会を得ましたが、メジャー級の大韓航空の利用は意外にも初めて。スカイトラックス社の格付けで、実質最高評価の「The World's 5-Star Airlines」の認定を得たこともあるフラッグ・キャリアですが、2014年に当時の副社長である趙顕娥がナッツリターン事件を起こすなど、一族独裁の弊害から物議を醸しだすことも少なくないキャリアです。
【チェックイン】
ホーチミン市3区で趣向を変えて中東料理で腹ごしらえしてからタンソンニャット国際空港へ。通勤ラッシュも引けたこの時間帯なら空港までタクシーで20分かかりません。この利便性がSGN空港の最大の評価ポイントだと思います。
Sky Priorityの専用カウンターでさくっとチェックイン完了しCIQへ。
Cảm ơn Việt Nam, tôi sẽ quay lại sớm!
【ラウンジ】
スカイチーム主要メンバー ベトナム航空の総本山であるSGN空港のラウンジは、インテリアの好みは分かれるところですが、必要十分なファシリティは完備しています。深夜便搭乗を控えてシャワーを浴びてさっぱりした後は、搭乗までトニックウォーターを飲りながらリフレッシュ。
【搭乗】
ボーディングタイムの23:00にゲートに赴くと、青磁器をイメージしたカラーリングの搭乗機がボーディングブリッジに接岸され準備万端の様子でした。程なくして搭乗が始まり、Sky Priorityの優先搭乗でさくっと機内へ。
【搭乗機・機材コンディション】
機番 HL7554
機材 A 330-323X
1999年01月 初飛行
1999年08月 KE登録
機齢 19.3歳(搭乗時)
コンフィグレーション Layout 01
コンディション 良好
エンジン 2 x PW PW4168A
年季の入った機材でしたが、丁寧にメンテナンス、リノベーションされているようでした。
【機内概況・座席(シート)】
エコノミークラス(252席)
アブレスト 2+4+2=8(基本)
シートピッチ 約32-33㌅
シート幅 約18.0㌅
リクライニング 不明(通常のFSCのレコノミークラスシートと同レベル)
自席 ポートサイド窓側 最後列 60A
アブレスト 2+2+2=6(row 57-60 only)
プレステージクラス(ビジネスクラス・24席)
2+2+2=6アブレスト
シートピッチ 約78-80㌅
シート幅 約20.6㌅
リクライニング 不明
*現在はPrestige Sleeper flat bed seatに換装されている模様です。
【機内食・ドリンク】
・ビバレッジサービスはオレンジジュース
・スナックはローストピーナッツ(あの事件(後報)を思い出してしまいます)
・海鮮餡かけご飯(英語名はSeafood Fried Riceとありましたが…)
早朝からガッツリ系でしたが美味しかったので完食。いんげん豆と細葱のシャキシャキ食感が確り残るように上手に調理設計されていることが伺えました。
・Vinamilk フルーツヨーグルト
・フルーツプレート(メロン・西瓜・ドラゴンフルーツ)
・ミネラルウォーター
KE機内食は、機内食部門のオスカー賞と呼ばれるマーキュリー賞において、最優秀機内食賞(金賞)を2度受賞しているなど評価は高いようです。
名物のビビンバとビビンククスは次回搭乗時のお楽しみ。
【客室乗務員】
冷え込んだ韓日関係のように冷遇されたら嫌だなー、と思いながら搭乗しましたが杞憂に終わりました。
着席後とdescent前の2度もパーサーから搭乗御礼の挨拶をいただき、一介のエコPAXに対しての手厚い心配りに感激しました。
ジャンフランコ・フェレ デザインのオフホワイトのジャケット+スカート/パンツ(アシスタントパーサー以上は薄いブルーのジャケット)は明るく清潔感にあふれています。お団子ヘアにピース型リボンもいい感じ。
【エンターティメント】
使用せず
機内誌は”Morning Calm”
【トイレ・洗面台】
使用せず
【総評】
チェックイン、ラウンジ、定時運行、機内ファシリティ、ホスピタリティ、機内食と全般的に満足のいくものでした。これからのキャリアチョイスにあたり、選択肢上位に入るでしょう。
2014年に発生したナッツリターン事件は印象に残っていますが、CAやパーサーはマニュアルに沿った対応を行っていたにも係わらず、同社の趙副社長(当時)の癇癪により引き起こされたもののようです。今回、最前線のクルー達はホスピタリティに溢れ、深夜の機内販売など自社の利益に貢献しようという姿勢や、当然ながら保安要員としてのミッションも確りこなし、業務を全うしていました。
トップの指導者の感情に任せた行動で会社全体の評価が揺らいでしまうことは、とても残念なことです。
コロナ禍でフライトが激減する中で、あの好印象のパーサーさんはご健在でしょうか…
頑張れ、大韓航空!
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 60A
- 搭乗クラス
- Y(E)
- 区間マイル
- 2,211miles (3,558km)
- 出発予定時刻
- 23:30
- 搭乗時刻
- 23:10
- 出発時刻
- 23:30
- 飛行高度
- 39,000ft
- 飛行速度
- 579mph
- 到着予定時刻
- 06:40 +1
- 到着時刻
- 06:41 +1
- 予定飛行時間
- 05:00
- 出発空港 天気・気温
- 晴
- 出発ゲート・スポット
- 15
- 離陸滑走路
- 25L
- 離陸時刻
- 23:50
- 到着空港 天気・気温
- 晴
- 着陸滑走路
- 33R
- 着陸時刻
- 06:31
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