搭乗レビュー
【東欧の翼】787を早期に導入し日本進出。シートは型落ち感もあるけどデザインカワ(・∀・)イイ!!
- 口コミ投稿者
- kenzy201さん
搭乗写真
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豪華というよりポップ路線のインテリア... 続き
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チェックイン窓口。ビジネスは赤、プレ... 続き
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デスクがLOT一色。座席がかわいいデ... 続き
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保安検査場の壁が無くなり明るくなりま... 続き
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バゲージタグ貰ったの久々。乗継ぎ便が... 続き
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チケットも成田は自社製の紙使ってて良... 続き
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ラウンジはユナイテッドクラブ。和風の... 続き
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古いながらもAC100VとUSB電源... 続き
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ラウンジの食事メニューが用意されてる... 続き
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時差付きの長旅なのでフルーツで抑えて... 続き
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リンゴはカットせずそのまま。アメリカ... 続き
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搭乗機が既に入っていました。
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この表示やっぱ見るとワクワクするわ。
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搭乗開始が遅れる…乗り継ぎが控えてる... 続き
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ビジネスクラスは開放感ある余裕のレイ... 続き
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2-2-2配列で窓側はダイレクトアク... 続き
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シートはロゴ入り。青いストライプにブ... 続き
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最前列というのもありますが前後方向に... 続き
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シートは電動調整。絵柄の部分を押して... 続き
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ウェルカムドリンクはスパークリングワ... 続き
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安全のしおりは英語とポーランド語。W... 続き
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メニュー冊子が配られ離陸前に注文を聞... 続き
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日系エコノミーやLCCとは違いこの文... 続き
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安全ビデオは英語とポーランド語で日本... 続き
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フライトマップは固定式。そそくさと離... 続き
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手元に電源やヘッドホンジャック、収納... 続き
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とは言えこのボタンはわかりにくい。液... 続き
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テーブルはサイドから引き起こすタイプ... 続き
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座席とは対照的に事務的なデザインです... 続き
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画面はサイズと言い解像度と言いひと昔... 続き
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食事時になると機内照明が黄色っぽく。
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スリッパも用意されていました。
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機内誌KALEIDOSCOPEと所謂... 続き
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日本海へ出ると食事が始まります。小さ... 続き
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テーブルクロス展開の儀。
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スパークリングワイン美味しかったので... 続き
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食事の配膳はまさかのワゴンサービス。... 続き
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【前菜】
焼きホタテとルッコラのピュ... 続き -
やはりアッパークラスは盛り付けも上品... 続き
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前菜の配膳後別途バスケットに盛られた... 続き
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【メインコース】
ビーフリブ、ローズ... 続き -
柔らかく味の染み渡る煮込み料理。これ... 続き
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座席にボトルウォーターが用意される航... 続き
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デザートもワゴンサービス。チーズやフ... 続き
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フルーツプレートと成田線らしく和菓子... 続き
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食後のお茶は木箱の中からティーバッグ... 続き
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LOTロゴ入り。色と良い質感と言い欧... 続き
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食後は銘酒チェリーウォッカ。甘いのに... 続き
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R2ドア窓から。電子シェードが入って... 続き
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プレエコと共用部分にはスナック類も。
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電子シェードのためキャビンが緑色に。... 続き
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シートをフルフラットにするとこうなる... 続き
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マットレスと毛布、枕をセット。
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壁が低い分ベッドモードにしたとき天井... 続き
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ただ映画見る時画面が遠い。これは構造... 続き
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ビジネスクラスだからなのかトイレのタ... 続き
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787では一般的。窓も無し。
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寝覚めに豆菓子とオレンジジュースを貰... 続き
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モスクワ近くまで来て2度目の昼食が始... 続き
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タンドリーチキン、マンゴーときゅうり... 続き
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2食ともきゅうり出てくるとか好きだな... 続き
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メロンのムース。デザートの自己主張が... 続き
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離陸後8時間以上たっても新鮮なサラダ... 続き
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タンドリーチキンが控えめ。
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ドレッシングは日本製、今回もパンが貰... 続き
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着陸前のチョコレートはチェリー入り。
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着陸して降機画面。ここでドア開くとイ... 続き
総評
Expediaで往復合わせ3社にまたがる複雑ルートを選択。滞在時間最大化が目的です。
最初の便はLOTポーランド航空。今年創業90周年を迎える東側の老舗にして欧州のみならずボーイング767で米国線も飛ばしており、さらなる長距離線飛躍の為にボーイング787をいち早く導入、2016年から成田線を運航しています。
マイレージプログラムはルフトハンザのMiles&Moreですがオーストリア航空やSWISSとは違い、子会社化はされず国営のままのようで、日本路線でのANA含めた共同事業や運賃制度の共通化もされていません。これが安い理由の1つなのかなと。
予約はエコノミーでしたがLOTはPlusgrade.comのアップグレードビッドを採用しており、これを利用してビジネスクラスに二階級特進を果たしました。これは以前エティハド航空でもやりましたが、無事成功しました。
【空港サービス(NRT)】
LOTのデメリットというか安く売ってる背景の1つは成田出発時間が早いこと。これはフィンエアーの夏季増便と同様、乗り継ぎで欧州各都市に明るいうちに着けることの裏返しでもあります。
6時半の成田エクスプレスで空港入り、夏休みとあって空港は混雑していました。チェックインはビジネスレーンがありますがそれも混雑。これはバケーションあるあるなんでしょうね。
チェックイン自体はLOTのアプリで済ませていましたが手荷物預け入れと紙の搭乗券発券を改めてカウンターで済ませます。
保安検査を済ませ顔認証で出国後、ユナイテッドクラブに寄ります。2020年夏スケジュールで米国エアラインが羽田メインになることで成田空港ではデルタスカイクラブとアメリカン航空のアドミラルズクラブが閉鎖を表明。一方ユナイテッド航空はポラリスラウンジへの改装を進めていて、ここがどうなるかは不透明です。
午前中のUA便はグアムくらいしかないので日本人のバカンス客がちょいちょい。時間もそうないのでちょいとつまむ程度。リンゴをそのまま齧るというアメリカンな体験もできます。
搭乗ゲートは第4サテライトなので余裕をもってそこへ向かうも、既に人混み…でなかなかゲートは開かず出発時刻になっても開かずの相当焦らしプレイ。客層は見た感じ日本人の中高年ツアー客と東欧系バカンス組、要は休暇なので時間に追われるような層ではないことは確かなのですが自分にはかなり焦り度が増していきました。
何を隠そうワルシャワではMCTギリギリの45分乗り継ぎが控えてます。調べた結果Google検索でもワルシャワ空港乗り継ぎ失敗談がいくつも挙げられており、日系航空会社が未就航の新路線、東欧は観光でもビジネスでも需要が増えていることからキャパオーバー気味のようです。長距離線は遅延回復しやすいと知っていても焦ります。
ようやく30分遅れでゲートオープン。ただここからは手際よくウェルカムサービスでドリンクとメニューが配られ、駐機場を離れてからはLCCや北米線で経験する夜の混雑がウソのようにそそくさと滑走路に向かい離陸したのであります。
【機内食・ドリンク】
着席後にウェルカムドリンク、つまみの鴨葱、機内食メニューが配られます。この焼き鳥のようなつまみが何とも日本っぽいなと思ってしまいます。
離陸後の食事は洋食と和食がありそれぞれにメインコースが選べました。もう日系2社の国際線みたいな選択肢ですね。典型的なビーフorチキンでしたが最近チキンが多いのでビーフリブを選択。日本語ではリブステーキでしたが煮込み料理で絶妙な味わい。
到着前の2食目も和洋選択できてリガトーニを。機内食では当たりはずれの激しいパスタでしたがこれも美味。ポーランド料理というのはなかなかイメージ湧かないですが東欧有数の農業国ゆえ、葉物野菜が多いのも特徴かと思います。
飲み物はワインが実に9種、ビールもあるようでしたが名物(?)のチェリーウォッカは欠かせませんね。度数高そうで喉に来ますが、その重さと気高い香りは低酸素状態の機内でもピンときます。
食後にはコーヒー紅茶も用意されており茶葉の箱を見て選べます。緑茶を選んだら本当に急須で出てきたのには驚き。やはりビジネスクラスと言うべきかポーランドの日本愛半端ないというか…
【座席(シート)】
欧州初の787導入エアラインとあって今や旧式と言わざるを得ません。ビジネスクラスでも2-2-2配列。長距離線であればヘリンボーンやらスタッガードやらで個室感覚、全席通路アクセスはもう当たり前になっているのでそれに比べると見劣りします。
しかしオーソドックスな「座席」の形なのでむしろ開放的で閉塞感が無いのも良いと思います。多くの長距離ビジネスクラスが実用性重視でマイルーム化傾向にある中で、古き良き優雅なサロン的雰囲気を残しています。
実際チェックインや搭乗口のビジネスクラス表示は赤色(ルフトハンザやANAでファーストに相当)、プレミアムエコノミーは青色(ビジネスに相当)だったり、搭乗順もHONサークル会員と一緒でセネター&スタアラゴールド会員より優先だったりで最優先クラスとしての演出は多いです。
しかも予約の入っている座席にだけ毛布やアメニティポーチを置く丁寧さが特別感を引き立てます。要は隣空席で6割くらいの搭乗率だけど色々な意味で余裕がある感じです。
それでいて座席の絵柄が水色系の縞々でビジネスとは対極じゃないかって言うほどポップ。豪華やシックな内装が多い中で嫌味のない高級感。
勿論フルフラットにはなるけれど、横方向に頭も足元も広いので「自分のポジションを取りやすい」のと、液晶が収納式なので逆に寝るときは寝るで集中しやすい。これは現代人が忘れかけてる快適性ですね。
【機内スタッフ】
日本人クルーゼロ、日本語放送ゼロの完全日本語フリー環境。サービスはいたって事務的でもあり、会話も最小限。まだ見ぬ異国情緒を一気に引き出してくれます。これは以前のエアカナダとは真逆。
じゃあドライで冷たいのかというとそうでもなく、機内食はアントレからデザートまでワゴンサービス。一気に並べて好きなのどうぞ、っていうやり取りもあって。これも今では事前予約とかワントレー配膳やってる航空会社が多い中で古き良き時代の名残を大切にしていそうな面もあったり。
【エンターティメント】
最前列ゆえ液晶画面は収納式。解像度も完全に一昔前。787-9ではエコノミー席が刷新されたようですが、-8これに関してはハズレと言わざるを得ません。
一方で午前出発午後到着のマイナス8時間フライトを快眠で乗り切る、という意味では画面など無いほうが落ち着くかなと今になって思います。とは言えBohemian Rhapsody字幕ナシで見入ってしましました。
フライトマップもモーション無しで現在位置表示のみ。
【トイレ・洗面台】
アジアに比べると欧州の航空会社は水回りの清掃がいい加減な傾向にありますが、このフライトではそんなことなかったです。これは良い意味で想定外。
【機材コンディション】
2016年に週3便で就航した成田線も2019年夏には新型の787-9と併せて毎日運航に。今回はC18席P21席Y213席で252席のボーイング787-8でした。なお10月以降の冬スケジュールでは週3~5便に減ります。
太陽を追いかける白夜フライトでしたが、電子シェードでキャビンは真っ暗ではなく濃い緑色になるのが印象的。これも開放的なシートゆえの贅沢な空間です。
【空港サービス(WAW)】
着陸シーンを見れなかったのは残念。ちらりとライ麦畑が見えてワルシャワ・フレデリックショパン空港には奇跡の定刻到着。アッパークラスの名残惜しさよりもとにかく乗継便があるのでイミグレに向けて猛ダッシュ欲が止まりません。
一番前の席を指定したのもそのため。それを察したのか通路向こうのマダムが察して「お先どうぞ」してくれたりクルーもさっさと開けてくれて本当有難かった。
で、次便出発まで45分、搭乗開始までわずか15分。検索で予習しておいたけどそんなこと覚えてなくてEU入国審査に猛ダッシュ。
↓
誰も並んでなくてスタンプ貰って終了
↓
乗り継ぎ保安検査靴脱いだけどすぐ終了(間に合わない場合ここでストップがかかって別便に振り替えられるらしい)
↓
次便事前改札サービスやってるとこに到着。間に合いました。
【総合評価】
フライトの前後が慌ただしいものの飛行中は非常に快眠でした。日欧直行便は何度か乗っていますがこれほどまでに快眠快適だったのは初です。窮屈感も無くビジネスも初心者じゃなくなったので過度な興奮も無く丁度良いフライトでした。
他の搭乗レビュー見る限りエコノミーはほぼ毎回満席、ツアー利用が多い、機内食は肉と炭水化物ばかり、乗り継ぎ時間短いと勝手に後続便に振り替えられるとそこまで評価の高い会社ではなさそうなのですが、良い思い出を頂きました。
東欧は西欧に比べて物価安やテロリスクが小さいことから今後ビジネスに観光に栄えていきそうな期待株。ワルシャワもいつか訪れてみたい場所です。
最初の便はLOTポーランド航空。今年創業90周年を迎える東側の老舗にして欧州のみならずボーイング767で米国線も飛ばしており、さらなる長距離線飛躍の為にボーイング787をいち早く導入、2016年から成田線を運航しています。
マイレージプログラムはルフトハンザのMiles&Moreですがオーストリア航空やSWISSとは違い、子会社化はされず国営のままのようで、日本路線でのANA含めた共同事業や運賃制度の共通化もされていません。これが安い理由の1つなのかなと。
予約はエコノミーでしたがLOTはPlusgrade.comのアップグレードビッドを採用しており、これを利用してビジネスクラスに二階級特進を果たしました。これは以前エティハド航空でもやりましたが、無事成功しました。
【空港サービス(NRT)】
LOTのデメリットというか安く売ってる背景の1つは成田出発時間が早いこと。これはフィンエアーの夏季増便と同様、乗り継ぎで欧州各都市に明るいうちに着けることの裏返しでもあります。
6時半の成田エクスプレスで空港入り、夏休みとあって空港は混雑していました。チェックインはビジネスレーンがありますがそれも混雑。これはバケーションあるあるなんでしょうね。
チェックイン自体はLOTのアプリで済ませていましたが手荷物預け入れと紙の搭乗券発券を改めてカウンターで済ませます。
保安検査を済ませ顔認証で出国後、ユナイテッドクラブに寄ります。2020年夏スケジュールで米国エアラインが羽田メインになることで成田空港ではデルタスカイクラブとアメリカン航空のアドミラルズクラブが閉鎖を表明。一方ユナイテッド航空はポラリスラウンジへの改装を進めていて、ここがどうなるかは不透明です。
午前中のUA便はグアムくらいしかないので日本人のバカンス客がちょいちょい。時間もそうないのでちょいとつまむ程度。リンゴをそのまま齧るというアメリカンな体験もできます。
搭乗ゲートは第4サテライトなので余裕をもってそこへ向かうも、既に人混み…でなかなかゲートは開かず出発時刻になっても開かずの相当焦らしプレイ。客層は見た感じ日本人の中高年ツアー客と東欧系バカンス組、要は休暇なので時間に追われるような層ではないことは確かなのですが自分にはかなり焦り度が増していきました。
何を隠そうワルシャワではMCTギリギリの45分乗り継ぎが控えてます。調べた結果Google検索でもワルシャワ空港乗り継ぎ失敗談がいくつも挙げられており、日系航空会社が未就航の新路線、東欧は観光でもビジネスでも需要が増えていることからキャパオーバー気味のようです。長距離線は遅延回復しやすいと知っていても焦ります。
ようやく30分遅れでゲートオープン。ただここからは手際よくウェルカムサービスでドリンクとメニューが配られ、駐機場を離れてからはLCCや北米線で経験する夜の混雑がウソのようにそそくさと滑走路に向かい離陸したのであります。
【機内食・ドリンク】
着席後にウェルカムドリンク、つまみの鴨葱、機内食メニューが配られます。この焼き鳥のようなつまみが何とも日本っぽいなと思ってしまいます。
離陸後の食事は洋食と和食がありそれぞれにメインコースが選べました。もう日系2社の国際線みたいな選択肢ですね。典型的なビーフorチキンでしたが最近チキンが多いのでビーフリブを選択。日本語ではリブステーキでしたが煮込み料理で絶妙な味わい。
到着前の2食目も和洋選択できてリガトーニを。機内食では当たりはずれの激しいパスタでしたがこれも美味。ポーランド料理というのはなかなかイメージ湧かないですが東欧有数の農業国ゆえ、葉物野菜が多いのも特徴かと思います。
飲み物はワインが実に9種、ビールもあるようでしたが名物(?)のチェリーウォッカは欠かせませんね。度数高そうで喉に来ますが、その重さと気高い香りは低酸素状態の機内でもピンときます。
食後にはコーヒー紅茶も用意されており茶葉の箱を見て選べます。緑茶を選んだら本当に急須で出てきたのには驚き。やはりビジネスクラスと言うべきかポーランドの日本愛半端ないというか…
【座席(シート)】
欧州初の787導入エアラインとあって今や旧式と言わざるを得ません。ビジネスクラスでも2-2-2配列。長距離線であればヘリンボーンやらスタッガードやらで個室感覚、全席通路アクセスはもう当たり前になっているのでそれに比べると見劣りします。
しかしオーソドックスな「座席」の形なのでむしろ開放的で閉塞感が無いのも良いと思います。多くの長距離ビジネスクラスが実用性重視でマイルーム化傾向にある中で、古き良き優雅なサロン的雰囲気を残しています。
実際チェックインや搭乗口のビジネスクラス表示は赤色(ルフトハンザやANAでファーストに相当)、プレミアムエコノミーは青色(ビジネスに相当)だったり、搭乗順もHONサークル会員と一緒でセネター&スタアラゴールド会員より優先だったりで最優先クラスとしての演出は多いです。
しかも予約の入っている座席にだけ毛布やアメニティポーチを置く丁寧さが特別感を引き立てます。要は隣空席で6割くらいの搭乗率だけど色々な意味で余裕がある感じです。
それでいて座席の絵柄が水色系の縞々でビジネスとは対極じゃないかって言うほどポップ。豪華やシックな内装が多い中で嫌味のない高級感。
勿論フルフラットにはなるけれど、横方向に頭も足元も広いので「自分のポジションを取りやすい」のと、液晶が収納式なので逆に寝るときは寝るで集中しやすい。これは現代人が忘れかけてる快適性ですね。
【機内スタッフ】
日本人クルーゼロ、日本語放送ゼロの完全日本語フリー環境。サービスはいたって事務的でもあり、会話も最小限。まだ見ぬ異国情緒を一気に引き出してくれます。これは以前のエアカナダとは真逆。
じゃあドライで冷たいのかというとそうでもなく、機内食はアントレからデザートまでワゴンサービス。一気に並べて好きなのどうぞ、っていうやり取りもあって。これも今では事前予約とかワントレー配膳やってる航空会社が多い中で古き良き時代の名残を大切にしていそうな面もあったり。
【エンターティメント】
最前列ゆえ液晶画面は収納式。解像度も完全に一昔前。787-9ではエコノミー席が刷新されたようですが、-8これに関してはハズレと言わざるを得ません。
一方で午前出発午後到着のマイナス8時間フライトを快眠で乗り切る、という意味では画面など無いほうが落ち着くかなと今になって思います。とは言えBohemian Rhapsody字幕ナシで見入ってしましました。
フライトマップもモーション無しで現在位置表示のみ。
【トイレ・洗面台】
アジアに比べると欧州の航空会社は水回りの清掃がいい加減な傾向にありますが、このフライトではそんなことなかったです。これは良い意味で想定外。
【機材コンディション】
2016年に週3便で就航した成田線も2019年夏には新型の787-9と併せて毎日運航に。今回はC18席P21席Y213席で252席のボーイング787-8でした。なお10月以降の冬スケジュールでは週3~5便に減ります。
太陽を追いかける白夜フライトでしたが、電子シェードでキャビンは真っ暗ではなく濃い緑色になるのが印象的。これも開放的なシートゆえの贅沢な空間です。
【空港サービス(WAW)】
着陸シーンを見れなかったのは残念。ちらりとライ麦畑が見えてワルシャワ・フレデリックショパン空港には奇跡の定刻到着。アッパークラスの名残惜しさよりもとにかく乗継便があるのでイミグレに向けて猛ダッシュ欲が止まりません。
一番前の席を指定したのもそのため。それを察したのか通路向こうのマダムが察して「お先どうぞ」してくれたりクルーもさっさと開けてくれて本当有難かった。
で、次便出発まで45分、搭乗開始までわずか15分。検索で予習しておいたけどそんなこと覚えてなくてEU入国審査に猛ダッシュ。
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誰も並んでなくてスタンプ貰って終了
↓
乗り継ぎ保安検査靴脱いだけどすぐ終了(間に合わない場合ここでストップがかかって別便に振り替えられるらしい)
↓
次便事前改札サービスやってるとこに到着。間に合いました。
【総合評価】
フライトの前後が慌ただしいものの飛行中は非常に快眠でした。日欧直行便は何度か乗っていますがこれほどまでに快眠快適だったのは初です。窮屈感も無くビジネスも初心者じゃなくなったので過度な興奮も無く丁度良いフライトでした。
他の搭乗レビュー見る限りエコノミーはほぼ毎回満席、ツアー利用が多い、機内食は肉と炭水化物ばかり、乗り継ぎ時間短いと勝手に後続便に振り替えられるとそこまで評価の高い会社ではなさそうなのですが、良い思い出を頂きました。
東欧は西欧に比べて物価安やテロリスクが小さいことから今後ビジネスに観光に栄えていきそうな期待株。ワルシャワもいつか訪れてみたい場所です。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 1C
- 搭乗クラス
- ビジネスクラス
- 区間マイル
- 5384
- 出発予定時刻
- 1015
- 搭乗時刻
- 1000
- 出発時刻
- 1030
- 飛行高度
- 36000
- 到着予定時刻
- 1430
- 到着時刻
- 1433
- 予定飛行時間
- 1045
- 出発ゲート・スポット
- 41
- 離陸滑走路
- 16R
- 離陸時刻
- 1047
- 到着ゲート・スポット
- 15
- 着陸滑走路
- 15
- 着陸時刻
- 1424
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