航空会社 ルフトハンザドイツ航空
- 国
- ドイツ
- IATA | ICAO
- LH | DLH
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.80 [636件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
2019年春の旅5便目-新時代を迎えたルフトハンザ
- 口コミ投稿者
- MaplecroftInnkeeperさん
搭乗写真
総評
前の夜10時半にロンドンからリスボンに到着して空港ホテルで宿泊し、3時間半くらいしか寝られないまま、まだ夜も明けやらぬ朝5時に空港に戻りました。(この日から夏時間が始まったので、寝る時間が1時間削られました。)ここからドイツまで3時間もかかる上に、ポルトガルとドイツは1時間時差があるので、ニューヨーク行きの便に乗り継ごうと思ったら、相当早く出ないといけません。
そんな時間だというのに、出発階はすでに大勢の人がぞろぞろ、ガヤガヤ。事前にチェックインを済ませておいたので、すぐセキュリティを通って比較的すんなりと搭乗口に到達しました。バスで運ばれて、後方のドアからタラップを登って搭乗する際、尾翼にまだあの黄色の丸がある古いロゴが残されているのが見えました。ルフトハンザは去年、丸い輪の中に空を飛ぶ鶴をあしらったロゴのデザインができてちょうど100周年を迎え、新時代に向けてロゴのデザインを刷新したところだったんです。機材の塗装はもちろん、クルーのユニフォームから、機内で使う食器類まで、今後数年かけてすべて刷新していくことになっています。
丸い輪に鶴なんて、日本の鶴丸みたいですけど、これまでのルフトのロゴは、黄色い丸の中に青い輪が描かれ、その中に同じ青の鶴が上に向かって飛んでいく様子が描かれています。このロゴは、現在のルフトハンザが設立される以前、1917年に設立されたDeutsche Luft-Reederei というエアラインのロゴとして、ドイツのデザイナー、オットー・フィルレが1918年にデザインしたもので、このエアラインは、これをあしらった機材で1918年2月に運航を開始しました。この鶴のデザインがそのまま現在のルフトハンザに受け継がれたわけですが、1962年に更新され、鶴の形がやや変わったのと、あのルフトハンザ・イエローが加わって、その後50年以上も続くことになりました。それと同時に、ヘルベチカがルフトハンザの正式なフォントとして採用され、ロゴや印刷物に一貫して使われるようになりました。
今回の変更では、鶴のマークから黄色がなくなってしまい、白地に濃紺ということになりました。鶴を囲う輪も細くスリムになっていて、青もこれまでの青よりもやや濃く色合いが微妙に変わっています。ルフトとしては、デジタル時代に合わせて、シャープでクリアな感じや、エレガントさを強調したつもりなのでしょうが、温かみがなくなってしまい、他のエアラインとの違いやルフトハンザらしさが薄れてしまったという厳しい批評もあります。自分もルフトハンザのあの黄色は好きだったのに、初めてこのデザインを見たとき、その黄色が消えてしまっているのに正直言ってがっかりしました。会社としては、黄色は完全に消滅させるわけではなく、アクセントとしてところどころに引き続き使うつもりではいるようですけど、やっぱり飛行機を見た印象としては、白に濃紺ではやや冷たい感じになってしまいますね。でもまあ、こういうちょっとした変化は、個人的な好き嫌いよりも、新時代の象徴として素直に受け入れるべきなのでしょう。
さて、乗り込んで見ると、日曜日のこんな早朝なのに、機内は満席のようです。昨晩のビジネスクラスとは偉い違いで、やっぱり窮屈は否めません。。。よっぽど機内食を目当てにビジネスクラスにアップグレードしようかとも思いましたが、250ドルという値段は、エコノミーと同じ座席で朝食が出るというだけでは高すぎる気がしました。それに、ルフトハンザは欧州便でも3時間になると簡単なホットミールが一応出てきます。どうせ寝るだけだし、十分でした。
飲み物はコーヒーの売れ行きが早くて、CAさんはポットの交換に忙しそうだったのですが、ツアーの日本人観光客のグループがいて、私の前の列に座っていた男性がビールを注文したのにCAさんはびっくりした様子で、思わず「ええ?ビール?これですか?}と、ドイツの瓶ビールを見せて確認していました。さすがのドイツ人でも、こんな早朝からビールは飲まないのに、日本人って面白いですね。
まだ暗いうちに離陸した飛行機の窓から見えた朝焼けがきれいでした。食事の後はさすがにうとうとと寝てしまいました。
そんな時間だというのに、出発階はすでに大勢の人がぞろぞろ、ガヤガヤ。事前にチェックインを済ませておいたので、すぐセキュリティを通って比較的すんなりと搭乗口に到達しました。バスで運ばれて、後方のドアからタラップを登って搭乗する際、尾翼にまだあの黄色の丸がある古いロゴが残されているのが見えました。ルフトハンザは去年、丸い輪の中に空を飛ぶ鶴をあしらったロゴのデザインができてちょうど100周年を迎え、新時代に向けてロゴのデザインを刷新したところだったんです。機材の塗装はもちろん、クルーのユニフォームから、機内で使う食器類まで、今後数年かけてすべて刷新していくことになっています。
丸い輪に鶴なんて、日本の鶴丸みたいですけど、これまでのルフトのロゴは、黄色い丸の中に青い輪が描かれ、その中に同じ青の鶴が上に向かって飛んでいく様子が描かれています。このロゴは、現在のルフトハンザが設立される以前、1917年に設立されたDeutsche Luft-Reederei というエアラインのロゴとして、ドイツのデザイナー、オットー・フィルレが1918年にデザインしたもので、このエアラインは、これをあしらった機材で1918年2月に運航を開始しました。この鶴のデザインがそのまま現在のルフトハンザに受け継がれたわけですが、1962年に更新され、鶴の形がやや変わったのと、あのルフトハンザ・イエローが加わって、その後50年以上も続くことになりました。それと同時に、ヘルベチカがルフトハンザの正式なフォントとして採用され、ロゴや印刷物に一貫して使われるようになりました。
今回の変更では、鶴のマークから黄色がなくなってしまい、白地に濃紺ということになりました。鶴を囲う輪も細くスリムになっていて、青もこれまでの青よりもやや濃く色合いが微妙に変わっています。ルフトとしては、デジタル時代に合わせて、シャープでクリアな感じや、エレガントさを強調したつもりなのでしょうが、温かみがなくなってしまい、他のエアラインとの違いやルフトハンザらしさが薄れてしまったという厳しい批評もあります。自分もルフトハンザのあの黄色は好きだったのに、初めてこのデザインを見たとき、その黄色が消えてしまっているのに正直言ってがっかりしました。会社としては、黄色は完全に消滅させるわけではなく、アクセントとしてところどころに引き続き使うつもりではいるようですけど、やっぱり飛行機を見た印象としては、白に濃紺ではやや冷たい感じになってしまいますね。でもまあ、こういうちょっとした変化は、個人的な好き嫌いよりも、新時代の象徴として素直に受け入れるべきなのでしょう。
さて、乗り込んで見ると、日曜日のこんな早朝なのに、機内は満席のようです。昨晩のビジネスクラスとは偉い違いで、やっぱり窮屈は否めません。。。よっぽど機内食を目当てにビジネスクラスにアップグレードしようかとも思いましたが、250ドルという値段は、エコノミーと同じ座席で朝食が出るというだけでは高すぎる気がしました。それに、ルフトハンザは欧州便でも3時間になると簡単なホットミールが一応出てきます。どうせ寝るだけだし、十分でした。
飲み物はコーヒーの売れ行きが早くて、CAさんはポットの交換に忙しそうだったのですが、ツアーの日本人観光客のグループがいて、私の前の列に座っていた男性がビールを注文したのにCAさんはびっくりした様子で、思わず「ええ?ビール?これですか?}と、ドイツの瓶ビールを見せて確認していました。さすがのドイツ人でも、こんな早朝からビールは飲まないのに、日本人って面白いですね。
まだ暗いうちに離陸した飛行機の窓から見えた朝焼けがきれいでした。食事の後はさすがにうとうとと寝てしまいました。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 36A
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 1,230
- 出発予定時刻
- 6:15
- 到着予定時刻
- 10:15
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