Rating: 3
Author: kenmari

航空会社ノックスクート

2014年、運航を開始。新型コロナウイルスの影響から2020...

現在運航されていません。運航していた当時の情報です。

国: タイ
IATA | ICAO: XW | NCT

搭乗レビュー
中東湾岸戦争の時以来の緊張感

航空会社: ノックスクート
便名: XW112
エコノミー

搭乗日: 2020/03
路線: ドンムアン(バンコク) → 関西(大阪)

機体記号: HS-XBF
機材: Boeing 777-212/ER

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 無評価
座席（シート）: 3ッ星

機内スタッフサービス: 3ッ星
エンターティメント: 無評価

トイレ・洗面台: 3ッ星
機材コンディション: 3ッ星

地上サービス: 3ッ星

口コミ投稿者: kenmariさん

アクセス数: 450
投稿日: 2020/03/23

搭乗写真

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総評

今から約30年前湾岸戦争の最中に
ドバイ,,バーレーンを経由してペルシャ湾湾岸戦争で一番近づいた男として
その時と比較したら今回は
日に日に戦況が変わる非常に危険な状態であります
大半のキャリアは欠航するのか
私が選択したノックスクートのみが
23 日の夜のフライトが運行され
今確認したら前後20日及び25日は欠航となり
鎖国状態の中このまま欠航がずっと続くだろうと思われます
まさに今回も滑り込みセーフギリギリといったところで
政府から世界各地への不要不急の渡航を自粛する勧告が出されました

関西に飛んで帰るという状況で
いくら場数を踏んでいる私といえども
今回ほど緊張感が高まる思いは
久しぶりです

湾岸戦争の最中香港からキャセイパシフィックで
ドバイバーレーンを経由して U.Kに向かう途中に客室乗務員の中に
日本人乗務員が1名だけ乗務しており
私が英国のガイドブックを見ている時に
Are you Japanese ということで
聞かれて YES と答えたら即座に驚きの答えが返ってきました
このクラフトに日本人が乗っているとは思わなかったと言う事でした

上記事例以外にも
アチェ州の大地震の際にエアーパラダイスが初就航の関空からバリ島行きのフライトがどうなるかといったところもあり
その前にはフィリピンのピナツボ火山で
成田からマニラ行きのフライトで 20世紀最大の火山爆発ピナツボ火山の火山灰がたくさん積もって滑走路が使えないという状況の中他社は欠航する中唯一エジプト航空だけがマニラに着陸できない際バンコクまでという形になりますが
ということで即答バンコクでもどこでも行くという返答し無事にマニラに到着した経験もあります
また阪神淡路大震災の際には台湾上空を飛行中に
機長から神戸で大きな地震があったとの報告があり
私自身そう大したことはないだろうと思いつつ
関空に到着後テレビ報道を見て驚きました他にもまだたくさんありますがこんな修羅場を色々と潜ってきたんです
etc

あれからすでに30年
今回のバイオテロほど恐ろしいものはありません
大半のキャリアは欠航する中アジア諸国も鎖国状態でほとんどの国では
入国不可能になってます
これでは IATA 算出した数字では
とてもおぼつかないおそらく30兆円から40 兆円以上の損失だと思います