Rating: 3
Author: Filly

航空会社パシフィック・コスタル・エアラインズ

2013年09月13日に撮影されたパシフィック・コスタル・エアラインズの航空機写真

国: カナダ
IATA | ICAO: 8P | PCO

搭乗レビュー
YYJ/YVR #1

航空会社: パシフィック・コスタル・エアラインズ
便名: 8P104
エコノミー

搭乗日: 2014/05
路線: ビクトリア → バンクーバー

機体記号: C-FPCX
機材: Beechcraft 1900C

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 無評価
座席（シート）: 3ッ星

機内スタッフサービス: 3ッ星
エンターティメント: 無評価

トイレ・洗面台: 無評価
機材コンディション: 4ッ星

地上サービス: 4ッ星

口コミ投稿者: Fillyさん

アクセス数: 519
投稿日: 2014/05/05

搭乗写真

カウンター@YYJ
搭乗券
搭乗ゲート
フィンガーコンコース
搭乗した機体
機内
駐機中の機内から
飛行中の機内から
飛行中の機内から
座席(リクライニング無し)
安全のしおり
機内誌
就航都市

総評

カナダのブリティッシュコロンビア州内でコミューター便として活躍するPacific Coastal AirlinesのBeechcraft 1900Cに乗る機会がありました。この機体は日本での商用運航がないため、日本で一般人が乗ることのできないものです。

搭乗手続きは出発時間の1時間前(07:45)から開始されました。ビクトリア国際空港からは1日3便しかなく、機体自体も小さいため、カウンターは2カ所のみ。受託手荷物のサイズが明記されていなかったため、追加費用が発生するかと心配しましたが、3辺合計158cmの荷物でも問題ありませんでした。対応者が少々高圧的でしたが、無事に手続き完了です。

バンクーバー国際空港では、メインターミナルから離れたコミューター機専用の南ターミナルに到着します。15-20分程度でメインターミナル(国際線、国内線)へ行ける無料シャトルバスサービスも行われており、搭乗手続き時に利用の有無も聞かれます(実際にはシャトルバスサービスと呼ばず、タクシーサービスと呼んでいました)。利用する場合は搭乗券に紙切れが添付されます。今回の利用者は自分を含めわずか3人でした。

座席レイアウトは1-1で、全席がリクライニング無しの窓側兼通路側。シートピッチは一般的なものと大差ない印象です。座席指定は無く自由席で、搭乗率は50%程でした。天井が非常に低く、屈まないと機内を移動する事も困難な狭さです。短時間のフライトのためキャビンアテンダントは居らず、安全に関する説明等は全て副操縦士が行っていました。コックピットと客室を仕切るドアが無いため、前方の席に座れば離着陸時のコックピットからの眺めを楽しむ事ができます。

短時間のフライトのため機内サービスは一切ありません。トイレも無かったように思います。

今回は1,000ft辺りから厚い雲があったためほとんど雲中か雲間の飛行でしたが、3,000ft程度の飛行高度なので天候が良ければ地上の景色を楽しむ事ができると思います。

予約当時、YVR/YYJを飛行機で単独利用する場合、この便が最も価格の安い便でした。ターミナルが遠いため、時間に余裕のある場合は料金を節約できる良い選択肢となるのではないでしょうか。