航空会社 フィリピン航空
- 国
- フィリピン
- IATA | ICAO
- PR | PAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 2.91 [136件]
搭乗レビュー
#654 (I499) 初のフィリピン航空はなかなかの…。でも搭乗を阻む3つの理由
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
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PR ボーディングパス
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NAIA Terminal 2
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ホーチミン タンソンニャット空港への... 続き
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タンソンニャット空港に到着
総評
アイランドホッピングからの帰路、再びフィリピンに立ち寄りました。マニラからホーチミンまでは初搭乗となるフィリピン航空をチョイス。新興著しいセブパシフィック航空の猛追を受け尻に火が付いたのか、確りとしたサービスとオペレーションを提供していました。航空会社同士が切磋琢磨してサービスが向上するのはよい傾向と言えましょう。
そんなフィリピン航空をフィーチャーいたします。
【ターミナル移動】
グアムからのUA便はターミナル1に到着。過去130程の空港を利用しましたが、降機して暗澹たる気持ちになる空港をあまり知りません。何故なら、跳梁跋扈するここNAIAで、ターミナル1からフィリピン航空が発着するターミナル2まで移動しなければならないからです。治安面の不安がちらついて、アラートレベルを最高水準に高めなければならないのは神経を疲弊させます。その国に初めて降り立つ人の第一印象を左右する首都の空の表玄関がこの為体では、フィリピン訪問に二の足を踏む人も少なく無い筈です。
とばっちりを食った格好ですが、これがフィリピン航空から足が遠のく理由の一つ目です。これは行政の問題であり、自国のフラッグシップの利用促進を図るのであれば、安心して利用できる空港の環境整備を進めていただきたいです。
*現在はエアサイドを走るターミナル間シャトルバスの運行サービスが提供されているようです。
【チェックイン】
乗り継ぎが悪く止むを得ずでしたが、過激派勢力が暗躍するミンダナオ島よりはましとは言えテロの危険性も頭の片隅に留めておかねばならない空港での野宿は、楽しいものではありません(中途半端な乗り継ぎ時間故ホテルに宿泊するまでもなく…)。
エアコンの効きすぎた冷やりとする金属製の堅椅子でまんじりともせず朝を待ちます。隣に座ったフィリピン人カップル、日本に出稼ぎ経験があるという日本語ができるお姉さんとの会話が気を紛らわせてくれました。
チェックインはスムーズ。
エアサイドではクッション付きのカウチがあったので、隅っこの方で仮眠ができました。
【ラウンジ】
フィリピン航空の総本山にて快適なラウンジがあるのでしょうが、初搭乗故ソファーに身を委ねスパークリングワイン片手に搭乗待ち、なんて芸当は望むべくもなく。
個別の提携はありますがアライアンス非加盟で、マイレージが貯まりにくい、他社ステータスでのラウンジ利用ができない不便さが、フィリピン航空から足が遠のく理由の二つ目です。
【搭乗機・機材コンディション】
機番 RP-C99s6 A321-231
2016年06月 初飛行
2016年06月 PR登録
コンディション 良好
乗った瞬間からパリっと感を感じました。それもそのはずの機齢0.8歳。
エンジン 2 x IAE V2533-A5
【機内概況・座席(シート)】
自席43K
3+3=6アブレスト、レイアウトに特筆なし
ブルー基調の合皮シート
短距離路線ながら枕が付く
シートピッチはレガシーにしては狭めか
【客室乗務員】
紺色のスーツに白いブラウス。花柄の白いスカーフがアクセントに。シンプルで質素ないで立ちは好感が持てます。サービスもそつがなく、英語も聞き取りやすくて印象よし。しかも、しかも美人ぞろいだ!
【機内食・ドリンク】
フィリピンの代表的な家庭料理 ”ビーフアドボ”は大味だが、エコノミークラスの機内食としてはこんなもんでしょう。
【エンターティメント】
日本路線にも登用される国際線機材ですがパーソナルモニターなし。
その代わりに、wi-fi接続を無料にして、エンタメを楽しみたい人は個人の携帯、タブレットを使ってくださいという、割り切りのスタイル。
機内誌は”mabuhai”。Safety Instructions含めパブリッシュメントは全て新品。
【トイレ・洗面台】
シンプル&クリーン。こまめに清掃している様子が伺われました。
【総合評価】
フィリピン航空については全くノーチェックで、フラッグシップと言っても失礼ながらcasual & easy goingな会社なのだろうと漠然と想像していましたが、豈図らんや、非常に確質的なサービスを提供する気品あるキャリアでした。何事も先入観に囚われてはいけませんね。
1941年に設立された歴史のある航空会社であり、老舗の風格とプライドが感じられました。
ブランド・フィロソフィ「Heart of the Filipino(フィリピンの心)」を掲げ、5つ星評価獲得を目指す方針を打ち出しているそうです。
ホーチミンシティへは5分早着、運行管理もすばらしい。
競争力の高い戦略的な運賃も提供しているようです。
頻繁に利用する機会のあるベトナム航空は機材更新(A359 & B789 並行導入済)面で先行しますが、ベトナム航空の四つ星評価をスタンダードとするならば、フィリピン航空のサービス&オペレーションのクオリティはそれ以上の星を獲得するに値するでしょう。
そんな高評価のエアラインを何故利用しないのかって?
それは単純にフィリピン航空の就航地に縁がなかったから。
今後はキャリア選択肢の一つに加えることにします。
そんなフィリピン航空をフィーチャーいたします。
【ターミナル移動】
グアムからのUA便はターミナル1に到着。過去130程の空港を利用しましたが、降機して暗澹たる気持ちになる空港をあまり知りません。何故なら、跳梁跋扈するここNAIAで、ターミナル1からフィリピン航空が発着するターミナル2まで移動しなければならないからです。治安面の不安がちらついて、アラートレベルを最高水準に高めなければならないのは神経を疲弊させます。その国に初めて降り立つ人の第一印象を左右する首都の空の表玄関がこの為体では、フィリピン訪問に二の足を踏む人も少なく無い筈です。
とばっちりを食った格好ですが、これがフィリピン航空から足が遠のく理由の一つ目です。これは行政の問題であり、自国のフラッグシップの利用促進を図るのであれば、安心して利用できる空港の環境整備を進めていただきたいです。
*現在はエアサイドを走るターミナル間シャトルバスの運行サービスが提供されているようです。
【チェックイン】
乗り継ぎが悪く止むを得ずでしたが、過激派勢力が暗躍するミンダナオ島よりはましとは言えテロの危険性も頭の片隅に留めておかねばならない空港での野宿は、楽しいものではありません(中途半端な乗り継ぎ時間故ホテルに宿泊するまでもなく…)。
エアコンの効きすぎた冷やりとする金属製の堅椅子でまんじりともせず朝を待ちます。隣に座ったフィリピン人カップル、日本に出稼ぎ経験があるという日本語ができるお姉さんとの会話が気を紛らわせてくれました。
チェックインはスムーズ。
エアサイドではクッション付きのカウチがあったので、隅っこの方で仮眠ができました。
【ラウンジ】
フィリピン航空の総本山にて快適なラウンジがあるのでしょうが、初搭乗故ソファーに身を委ねスパークリングワイン片手に搭乗待ち、なんて芸当は望むべくもなく。
個別の提携はありますがアライアンス非加盟で、マイレージが貯まりにくい、他社ステータスでのラウンジ利用ができない不便さが、フィリピン航空から足が遠のく理由の二つ目です。
【搭乗機・機材コンディション】
機番 RP-C99s6 A321-231
2016年06月 初飛行
2016年06月 PR登録
コンディション 良好
乗った瞬間からパリっと感を感じました。それもそのはずの機齢0.8歳。
エンジン 2 x IAE V2533-A5
【機内概況・座席(シート)】
自席43K
3+3=6アブレスト、レイアウトに特筆なし
ブルー基調の合皮シート
短距離路線ながら枕が付く
シートピッチはレガシーにしては狭めか
【客室乗務員】
紺色のスーツに白いブラウス。花柄の白いスカーフがアクセントに。シンプルで質素ないで立ちは好感が持てます。サービスもそつがなく、英語も聞き取りやすくて印象よし。しかも、しかも美人ぞろいだ!
【機内食・ドリンク】
フィリピンの代表的な家庭料理 ”ビーフアドボ”は大味だが、エコノミークラスの機内食としてはこんなもんでしょう。
【エンターティメント】
日本路線にも登用される国際線機材ですがパーソナルモニターなし。
その代わりに、wi-fi接続を無料にして、エンタメを楽しみたい人は個人の携帯、タブレットを使ってくださいという、割り切りのスタイル。
機内誌は”mabuhai”。Safety Instructions含めパブリッシュメントは全て新品。
【トイレ・洗面台】
シンプル&クリーン。こまめに清掃している様子が伺われました。
【総合評価】
フィリピン航空については全くノーチェックで、フラッグシップと言っても失礼ながらcasual & easy goingな会社なのだろうと漠然と想像していましたが、豈図らんや、非常に確質的なサービスを提供する気品あるキャリアでした。何事も先入観に囚われてはいけませんね。
1941年に設立された歴史のある航空会社であり、老舗の風格とプライドが感じられました。
ブランド・フィロソフィ「Heart of the Filipino(フィリピンの心)」を掲げ、5つ星評価獲得を目指す方針を打ち出しているそうです。
ホーチミンシティへは5分早着、運行管理もすばらしい。
競争力の高い戦略的な運賃も提供しているようです。
頻繁に利用する機会のあるベトナム航空は機材更新(A359 & B789 並行導入済)面で先行しますが、ベトナム航空の四つ星評価をスタンダードとするならば、フィリピン航空のサービス&オペレーションのクオリティはそれ以上の星を獲得するに値するでしょう。
そんな高評価のエアラインを何故利用しないのかって?
それは単純にフィリピン航空の就航地に縁がなかったから。
今後はキャリア選択肢の一つに加えることにします。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 43K
- 搭乗クラス
- Y
- 区間マイル
- 1,000
- 出発予定時刻
- 07:00
- 搭乗時刻
- 06:07
- 出発時刻
- 06:46
- 到着予定時刻
- 08:30
- 到着時刻
- 08:25
- 予定飛行時間
- 2:30
- 出発空港 天気・気温
- ☀
- 出発ゲート・スポット
- 7➢6➢1
- 離陸滑走路
- 06
- 離陸時刻
- 07:12
- 到着空港 天気・気温
- ☀
- 到着ゲート・スポット
- 19
- 着陸滑走路
- 25R
- 着陸時刻
- 08:14
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