#493 (I353) カンタス漬けの1週間。退役が決まったジャンボに最終搭乗 - カンタス航空 口コミ・評価

【総合評価】
今回の渡豪では、オーストラリアの東部3州（NSW州、QLD州、VIC州）を周り、5回のカンタス便搭乗の機会を得ました。道中トラブルの際の、グラウンドスタッフの親身な対応が好印象でした。

一方、バゲッジ未着発生、又機内エンターテイメントシステムの不具合や機内サービスの面で快適さに欠ける点もありました。カンタスとはこれからも長い付き合いになると思いますので、今後の期待を込めてちょっと辛口の評価となっているかもしれません。

【機材】Boeing747-438
【機材番号】VH-OJC・1989年09月 初飛行、同年10月 QF登録
【エンジン】4 x RR RB211-524G/H-T

【機内食・ドリンク】
夕食（中華）：ローストピーマンとフェダーチーズ入りレタスのサラダ、若鶏と茸の炒め煮 上海麺と青菜添え、ダークチョコレートムースの塩キャラメルソースかけ
（和食の肉じゃがと白飯(コシヒカリ使用)が希望でしたが、品切れでした）

朝食（洋食）：卵のオランデーズソースかけ ベーコン ホウレン草 ビーンズ、季節のメロンのサラダ、温かいマフィン

【座席（シート）】
機齢23.6と高齢です。内装リノベーションしていると思いますが、多少の綻びは仕方ないでしょう。

【機内スタッフ】
あまりホスピタリティは感じられませんでした。

【エンターティメント】
往路便も同様のトラブルがありましたが、システムの不具合でリブートしたため、サービス開始は出発から90分は経過していました。改善を望みます。

【トピックス】
今回の搭乗以降、カンタスのB744に縁がありません。
下記ニュースご参照、今回搭乗したVH-OJCはQFジャンボの存続リストにも名前がないことから、退役が決定的と思料されます（既にstoredされたとの情報もあり）。

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【Flyteamニュース】カンタス航空、2017年から787-9導入を正式決定 747-400を更新
http://flyteam.jp/airline/qantas/news/article/53866

これによりカンタス航空は現在、747-400を11機保有していますが、747-400を5機退役させ、2019会計年度末にのこる6機はすべて747-400ERとなります。この6機は、新シートを装備した機材で、機齢の低いものとなります。このため、2002年10月に受領した機体記号(レジ)「VH-OEF」をはじめ、「VH-OEE」「VH-OEG」「VH-OEH」「VH-OEI」「VH-OEJ」が残ると見られます。
=Unquote=

ジャンボ機搭乗の機会が減るのは寂しい限りです。