デンマーク(CPH)からノルウェー(OSL)間は「国内線」扱いです。 - スカンジナビア(SAS)航空 口コミ・評価

航空会社 スカンジナビア(SAS)航空

2023年07月15日に撮影されたスカンジナビア(SAS)航空の航空機写真

© TIA spotterさん

IATA | ICAO
SK | SAS
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
デンマーク(CPH)からノルウェー(OSL)間は「国内線」扱いです。

航空会社
スカンジナビア航空
便名
SK1472
エコノミー
搭乗日
2016/09
路線
コペンハーゲン → オスロ
機体記号
LN-RPR
機材
Boeing 737-883
総評:3
3ッ星
機内食・ドリンク
3ッ星
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
3ッ星
エンターティメント
2ッ星
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
3ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
ミシュラン787さん
アクセス数
884
投稿日
2016/09/20

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    機内乗り込み口は、前方のボーディング... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    通路を挟んで3席-3席の標準配置。エ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    無料のホットコーヒーを頂きました。ビ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    1時間程度でオスロ国際空港に到着です... 続き

総評

デンマークのコペンハーゲン国際空港で入国審査を済ませると「シェンゲン協定」によりノルウェー、スウェーデン、フィンランド他の協定加盟国への入国は「国内線」扱いとなります。(但し、機内持込手荷物や預手荷物は、品目によって税関申告の必要ありますので注意が必要です。)
パスポートへの入国スタンプ押捺が減るのは少し寂しい気がします。
CPH到着後4時間のトランジットで、SK1472便(B737-800)にてオスロに向かいます。約1時間のフライトです。
1.機内食・ドリンク
 事前情報ではLCC並みのサービスとのことでしたが、アルコール以外は無料だったのでホットコーヒーを頂きました。
2.シート
 3-3の配置でオールエコノミーです。
3.機内スタッフ
 国際線よりCAの平均年齢が若いかも。
4.エンターテイメント
 モニター、イヤホン他一切ありません。
5.機材・コンディション
 清掃は行き届いており機材状態も良好。

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
22C
搭乗クラス
エコノミー
出発予定時刻
20:40
搭乗時刻
20:20
出発時刻
20:40
到着時刻
21:50
予定飛行時間
1:10

コメント

  • 2016/09/21 15:51:27

    ミシュラン787様

     はじめまして、HB-JMBと申します。

     タイトル「・・・は『国内線扱い』」についてですが、説明は若干補足が必要かもしれないと思い書き込みさせていただきました。

     人については、シェンゲン加盟国間では最初にシェンゲン協定に入国する国で入国審査を行い、最終目的地での入国審査はしないのでCPH-OSLは「国内線扱い」という記述でよいのですが、荷物については、機内持込手荷物についてはCPHでの税関規則の適用を受けますが(もし申告が必要ならばCPHで)、預け手荷物についてはOSLでの税関規則の適用を受けることとなります。もし、預け手荷物の内容が乗継国(CPH)での税関規則により申告が必要だが、最終目的地(OSL)では不要という場合には、最終的には申告は不要となります。

     特にドイツでのシェンゲン内乗継では、税関が大変厳しく、ドイツ入国時は私物、最終的にシェンゲン協定外に持ち帰る物を含め総額470ユーロ以上(たしか15歳未満は175ユーロ以上)の荷物は原則的に税関への申告義務があるのですが、このとき、シェンゲン外からシェンゲン内のドイツ以外への国への乗継の際、機内持込手荷物の分については上記の制限が適用になり、それを知らないで税関で申告を行わなかった旅客が、ゲートで税関の抜き打ち検査で不申告を指摘され、乗継できず罰金まで取られるという事例も大使館に報告が上がっているとのことです。

     日本人の有名音楽家が名器のバイオリン(時価は470ユーロの何百倍もするそう)を機内持込にしてドイツ経由でシェンゲン内の第3国まで行く際に、ドイツで税関に申告しなかったためにそのバイオリンが没収されたというトラブルが複数回発生し、ドイツ大使館やミュンヘン領事館では一時ホームページにその旨の注意喚起が書かれていたほどです(その音楽家かその関係者がどこかの外務関係の窓口に相談したようで、大使館が日本の大使の権限でもってドイツ税関にかかりあって、どうにかその名器は本人に返還されたそうですが。有名な音楽家だったの名器だったので大使館もドイツ税関にかかりあったのですが、1個人旅行者のトラブルでは難しいでしょう。)

     とはいえ、シェンゲン外からシェンゲン内に乗継ぐ際ドイツ経由以外では、「機内持込手荷物については乗継国に税関申告義務がある」という原則でトラブルが起きることはまずないですが・・・(「自分が使うために携行する私物については免税範囲の金額には入れなくてよい」旨の規定があることが多いので、ドイツのような税関トラブルは発生しないことが一般的)。

     長々と恐縮ですが。HB-JMB

  • 2016/09/21 16:54:12

     HB-JMBさまへ。
     「シェンゲン協定」についての補足説明、誠にありがとうございました。
    ご教示のとおり、機内持込手荷物及び預け手荷物については、一定の範囲を超過する場合は申告の必要性があることは認識しておりましたが、私のような貧乏人には縁の無い事でしたので、今回の投稿に際しては説明を割愛させて頂きました。
     今回の投稿により誤解を与えてしまった方々に深くお詫び申し上げます。

  • 2016/09/21 20:51:37

    ミシュラン様

     たびたびすみません。推敲も不十分に書き込みしてしまったので、改めて補足させていただければと思います。

     預け手荷物について乗継国ではなく引き取り国での税関申告が必要となるのは、シェンゲン外からシェンゲン内の目的地空港までシェンゲン内の別の国を経由して同日乗継する場合で、スルーチェックインされていて乗継地で荷物を引き取らなくてよい場合に限られます。別冊発券による乗継や別々の航空会社での乗継の場合で乗継空港でのインターライン契約がないというようなケースなど、乗継地点で荷物を引き取る必要がある場合には、預け荷物についても乗継地点の規定に基づいて税関申告が必要です(乗継地点の国を最終目的地とする旅客と同様です)ので、これを書いておかないとかえって誤解を招きそうですので・・・。

     ドイツの例をあげた理由としては、すべての品物の「価値」が470ユーロ(1ユーロ110円として51700円ほど)という規定のため、ドイツ税関の「価値」の判断の仕方によっては、それほど「ゴージャスな」旅行者でなくても(いわゆる「貧乏人」的旅行者でもという意味において)、ちょっと高級そうに見えるカメラ・パソコン・スマホあるいはスポーツ用品といったものでも470ユーロを超過していると解釈され、それこそ不申告にしていると違法行為だと税関から言われかねないという特殊な事情があってあえて書かせていただいた次第です(最近は一時よりはこうしたトラブルが大きく聞こえてくることは少なくはなってきた模様ではあるものの、とにかくドイツではいわゆる原理原則にはうるさく「自分の持っている品物が課税対象か否か分からなければ赤色の課税レーンで申告すべき」というのが税関の立場ですから、「分からなかった」では通用しないことが税関で現実に起きても不思議ではないですので・・・)。また、15歳未満は175ユーロということですと、それこそ携帯ゲーム機とかキッズ用スマホ、あるいはスポーツ遠征でのスポーツ用品あたりでも金額的にひっかかり数字でありますので。

     余談ですが、そんなわけなので、個人的にはドイツ入国やシェンゲン外からシェンゲン内への乗継でドイツ経由というのは、税関の運用面で余計な心配をしてしまうのであまり好きではないですが・・・。

     ドイツに焦点をあてた話ばかりで恐縮ですが、シェンゲンでの原則では一番分かりやすく、またドイツ経由ではトラブルが起きているのであえて書かせていただきました。

     シェンゲンのことは結構厄介で、私のこの説明でも自信をもって正しいとは言い切れないため、ひょっとするとここが誤っているとおっしゃる方がいても不思議ではないです。ミシュラン787様が誤解した方にお詫びするほどのことではないものと私は思っておりますので、どうかお気になさらないでいただけると幸いです。

     余計なことばかりで大変恐縮ですが。

     

  • 2016/09/22 20:35:38

    HB-JMBさまへ。
    再度のご教示ありがとうございます。
    シェンゲン協定における税関検査については、乗客全員でなくランダム(抜打ち検査)というところが悩ましいところですが、向こうではこちら以上に手荷物検査が厳しいので、ストラディバリウスを持ってなくてもニコンの高級一眼レフを持っていれば申告の必要があるということですね。
    ある程度の予備知識を持って協定地域に行ったほうがトラブルの未然防止になるという意識を持つことが大切だと思います。いろいろと勉強になりました。

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