Rating: 2
Author: goma

航空会社スカンジナビア(SAS)航空

国: スウェーデン
IATA | ICAO: SK | SAS
メンバー評価: 搭乗レビュー 3.35 [98件]
アライアンス: スターアライアンス

搭乗レビュー
７時間待たされた挙句、便は翌日へ変更になります… EU法261条の発動

航空会社: スカンジナビア航空
便名: SK984
ビジネス

搭乗日: 2019/12
路線: 成田(東京) → コペンハーゲン

機体記号: OY-KBC
機材: Airbus A340-313X

総評：2: 2ッ星

機内食・ドリンク: 4ッ星
座席（シート）: 4ッ星

エンターティメント: 3ッ星
インターネット環境: 無評価

機内スタッフサービス: 4ッ星
機内清潔さ: 無評価

地上サービス: 1ッ星
コストパフォーマンス: 無評価

口コミ投稿者: gomaさん

アクセス数: 1,790
投稿日: 2019/12/21

総評

お昼出発だったので10時頃に空港に着きラウンジで時間を過ごします。搭乗時間の40分前にカウンターに行くと、機材トラブルの為出発が遅れる、しかも時間が未定だとのこと。一旦ラウンジに戻りアナウンスを待つようにとの指示が出ました。定刻の12時頃にもう一度カウンターに行くと今度は機体整備必要で出発時刻は夜の8時に変更との連絡があります。全員にミールクーポンを配っておりCクラスだと2000円のクーポンを貰いました。搭乗予定時刻の夜7時までラウンジで仕事をして搭乗ゲートへ向かうと、今度は何と便は欠航するとの発表があります。理由はクルーたちの労働時間が規定を超えた為との事。しかしそんなことは出発時刻を8時にずらす時点でわかってた事なのでどう考えても言い訳としか思えません。結局係員の指示で全員まとまって再度日本に入国し、荷物受け取り所でDuty Freeで買った商品を一旦預け、自分のスーツケースを受け取ります。
この後がほぼカオス状態で約300人いる乗客は全員受付カウンターに並ばされ、ホテルのクーポンをもらうことになります。Cクラスは別のカウンターでしたが40分程並んで担当した係の方は、もうホテルの部屋が無いので自分たちで探してくれ、ホテル代は事後精算で返金するとの説明がありました。今回のチケットを発行したドイツの旅行代理店に頼むと、ものの10分でANA成田クラウンホテルを取ってくれました。地上の係員の方の連携が取れてなく非常に残念な対応でした。自分達の後ろにはまだ100人ぐらいのお客さんが並んでます。中学生の団体もありとても気の毒でした。
翌日定刻より2時間早い朝10時出発予定ということになり、便名は同じ便名にそのあとDのつく紛らわしい便です。当日通常の便もこの後２時間後に出発するので…
搭乗時間になり無事搭乗も済み、キャプテンアナウンスは不具合のため整備に時間を要したと月並みな説明でした。今回の機材はA340-300型機齢は18歳と行きと同じ高齢機です。　離陸後はいつも通り新潟方面へ抜けそのまま北上します。ワインの選択肢は行きと同じ選択肢でルフトハンザのように行き帰りで異なる選択はできませんでした。2回目の食事は、CAさんが4種類ぐらいの大皿に盛った異なるメニューをカートで持ってきてくれるので目で確認しながら食べたいものを直接選びます。 SAS独自のサービスで非常に気に入ってます。コペンハーゲンには定刻通り無事到着し、予定の乗り継ぎ便よりも2時間早い別の便でミュンヘンに向かいました。EU圏内には飛行機の遅れに関する明確な規定法、旅行者補償法 EU261/2004が規定されているので、航空会社の不可抗力に依らない長距離便の遅延、飛行取りやめ場合はホテルや夕食代の払戻金以外に600€の補償金が出ることになってます。なので、この後手順に従い請求権を行使してみます。さてこの後払って貰えるのでしょうか…

Engines 4 x CFMI CFM56-5C4