Rating: 3
Author: xingye

航空会社深圳航空

国: 中国
IATA | ICAO: ZH | CSZ
メンバー評価: 搭乗レビュー 2.77 [60件]
アライアンス: スターアライアンス

搭乗レビュー
中国の国内線　その37　中国のおへその地へ

航空会社: 深圳航空
便名: ZH9727
エコノミー

搭乗日: 2018/03
路線: 瀋陽 → 鄭州

機体記号: B-5365
機材: Boeing 737-86J

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 3ッ星
座席（シート）: 3ッ星

機内スタッフサービス: 3ッ星
エンターティメント: 2ッ星

トイレ・洗面台: 無評価
機材コンディション: 3ッ星

地上サービス: 3ッ星

口コミ投稿者: xingyeさん

アクセス数: 403
投稿日: 2018/04/06

搭乗写真

ゲート22から出発。国土が広い中国な... 続き
エコノミーのシート。いつもの南方航空... 続き
一般的な布張りのシート。色まで、南方... 続き
瀋陽桃山空港から離陸。春になってきた... 続き
5分位上昇すると、地上を覆う雲の上に... 続き
離陸後25分でベルト着用サインが消え... 続き
ドリンクサービスはコーヒーをもらう。... 続き
機内食は、メインが鶏肉と野菜の炒め物... 続き
飛行ルートは瀋陽から遼東半島に沿って... 続き
険しい山並みで霧がかかり、なかなかの... 続き
しばらくの間、雲海に覆われた深い谷と... 続き
着陸30分前ごろ、鄭州の空港に近づき... 続き
鄭州上空に到着。中国の街は、短期間で... 続き

総評

　中華文明発祥の地、黄河中下流。三国志の時代では中国のおへその地。鄭州から洛陽へ出張をした。今回は、瀋陽から鄭州までを深セン航空、鄭州から洛陽までを新幹線（高鉄）と乗り継いで移動した。最近は、中国の大体の所を新幹線が走っているので、このような組み合わせを行うと、短時間で広い中国の隅々まで移動できるようになってきた。

　洛陽までは、瀋陽から春秋航空が週５便、時間の制限が避けられない。一方、鄭州はまさに中国の中心の交通の要所として、一日８便あり新幹線と組合わせをすれば5,6時間で洛陽まで着くことが可能となる。

　まづは鄭州までのレポート。半年ぶりに深セン航空に搭乗した。9:35発で8:55には搭乗開始。9:20にプッシュバックし、10分遅れで離陸。今回も満席。

　南方航空では、窓の汚れが問題だったが、深セン航空のものは窓の外側にキズは少ない。窓のキズは、南方航空固有の、どうも整備した時の問題のよだ。ただし、窓内側の手垢の汚れは深セン航空も状況は同じ。顔に近い窓ガラスが手垢で汚れているのは、なんとも気持ちが悪い。搭乗と同時にハンカチで窓拭きが必要。

　春が近づいたのか、当日は霞みのように低い雲で覆われて、離陸後すぐに雲の中に突入し、５分も上昇すると雲の上に出た。３０分でベルト着用サインが消灯し、ドリンクと機内食のサービスが始まった。

　飛行ルートは瀋陽から、遼東半島沿いに大連を通り、そのまままっすぐに山東半島北側の海岸線に沿って飛行して大陸に進む。機内食が終わったころ、着陸40分前の放送があった。窓の外を見ると、山岳地帯で、切り立った崖と深い谷、谷の間は白い雲に覆われた景色が目に入った。後から地図で見ると、黄土高原の外れの太行山脈の外れの深い山谷らしい。水墨画のような風情のある景色が続き、見とれてしまった。続いて、窓からうっすらと雲がかかっていたが見えたのは黄河。色は、黄土色。

　黄河を感慨をもって見ていると、山岳地帯から、10分位で華北平原の畑、すぐに鄭州の街が見えてきた。鄭州の新鄭空港は鄭州市の南東に約30km。最終着陸姿勢から、予定より約20分早く着陸した。気温は瀋陽より10℃ほど温かく、むっとしている。

　空港から、新幹線の駅、鄭州東駅まで移動。目的地洛陽は新幹線で1時間だ。