初のエアバス、初の330、で10ん年ぶりに博多へ - スカイマーク 口コミ・評価

　今まで海外にでも行かない限り乗るチャンスのなかったA330が遂に日本国内線に就航。しかも客を数字扱いしているレガシー系への挑戦ともいえる「グリーンシート」の採用。これはもう（たとえ苦手だろうが）乗らないわけにはいかんでしょう。まー、でもほんとヒヤヒヤものだったねぇ。３度にわたる就航延期は。

【機内食・ドリンク】
地べたで売ってるものと変わらないのでパス。ただミニうどんが西日本仕様なのは興味深い。
【座席（シート）】
流石に売りにしているだけあって、もうすんばらすぃ。リクライニングなしでも圧迫感が無いし、非標準体型な人間にしてみれば横幅が広いのがとてもありがたい。ただフットレストは後ろの阿呆が座席を蹴飛ばしてるのが伝わってきたのであまり上がらなくてもよいし、シートのラックから下あたりをガードしてほしい。
【機内スタッフ】
キャベツ共はスカートの丈が気になるらしいが、見た目はいたって普通、というより少々安っぽいな。機内サービス自体はレガシー並なので安心。レガシー系がＶＴＲのみなのと違って、非常時の動作を実演しているのがよい。
【エンターティメント】
コンセントやＵＳＢから電源が取れるので、自分で何か持ち込めばよいというのは大いに結構。欲を言えば何箇所か大型モニターを置いて自機の航程でも表示してくれたらもっと良かったと思う。
【トイレ・洗面台】
隣が空いていればふらりと見に行けたんだが、生憎埋ってた。ちっ。
【機材コンディション】
流石は新造機。見た目も匂いもド新品（って当たり前か）。比較のためにあえて従来と同じ主翼前縁付近の席を取ってみたが、レガシー系のボ社系列よりだいぶ静か。アナウンスもちゃんと聞き取れる。ついでに言うと飛行中の揺れもほとんどなかった。前回（と言ってもタイトルどおりだが）のJALの747ときたら音も揺れもキャビンの詰め込み感もトラウマ級に凄かったから隔世の感を禁じ得ない。これはいい。
【空港サービス】
羽田も福岡もとりたてて書くことが無い・・・、つまらん。
【総合評価】
あまり飛行機に乗る機会のない私としては中々貯まらないマイレージなんて不要だし、貧乏トラベラーでも快適なあのシートに座れてしまうのだから正に恐るべし、スカイマークの330。これの就航地へはスカイマークで決まりだな。欲を言えば成田に来ている737にもあのシートを導入してもらいたいもんだが・・・。

　追記：阿呆な株主共はANAに吸収される道を選んだようだ。これで「第三極」スカイマークは消滅確定。そしてガラパゴスやってるうちにANAもJALも外資系に吸収される、と。

搭乗の詳細データです。

座席番号

15K

搭乗時刻

0740

出発時刻

0753

飛行高度

40000ft

飛行速度

376kt

到着時刻

0948

出発空港 天気・気温

くもり・22℃

出発ゲート・スポット

19

出発空港 風速・風向

140/5

離陸滑走路

05

離陸時刻

0810

到着空港 天気・気温

小雨・19℃

到着空港 風速・風向

070/7

到着ゲート・スポット

2

着陸滑走路

16

着陸時刻

0940

メモ

高度・速度は岡山空港付近、Flightradar24より。