搭乗レビュー
漆黒のエース、スターフライヤーで真夏日フライト。
- 搭乗日
- 2015/06
- 路線
- 羽田(東京) → 関西(大阪)
- 機体記号
- JA08MC
- 機材
- Airbus A320-214
搭乗写真
総評
奈良&京都に、仕事とプライベートの用のため赴きました。奈良へのアクセスを考えて、ひさしぶりに関空を利用し、とても新鮮な気持ちに!初めて海外一人旅に出発した場所なので思い入れがあります。改めて訪日外国人の方が多くなったな〜と思います。また、今更ですがSFJを初めて利用させてもらい、なるほど評価が高いわけだ、と僕も実感しました。
この日は例年を上回る夏のような熱さと湿気に、京都のタクシー運転手さんも参ってました。自宅を出て羽田に向かう頃までは空気も快適でしたが。
スーツケースがあったので早めにバゲージチェックイン。初日に仕事はなかったので、先方への手土産をゲットし、搭乗前に白ワインとオリーブ・生ハムでスイッチをターンオフ。搭乗1時間前にはセキュリティを通り、あとはカードラウンジやそこらへんでゆっくり過ごす。ゲートは70なので南ピアの先端まで2〜3分歩きます。
搭乗便は12:00ちょうど発のSFJ023便。福岡からの43便が10:00ちょっと前に到着しており、それの折り返し便。誘導路を自走しているところをちょうどデッキから見てましたが、黒くて力強い印象のカラーリングが320のサイズ感と絶妙なコントラストを放つ、スタフラ機。これまたクールな機体が蒸し蒸しの東京湾を背に、なんだか浮いて見えます。視覚効果には個人差がともないますが…笑
11:40、搭乗開始のアナウンスが流れると、後列から半分ずつの誘導で、様々な客層の方々がゲートをくぐって行きます。自分は後ろから数列目の窓側をとっていたので先にボーディング。単通路機は案内する側も気を遣うのだろうけど、海外にくらべたら充分スムーズに搭乗が進んで行くように思う。搭乗率は8割強くらいで、隣は空席ひとつはさみ、アイル側にお一人。
シートには、これまた充分なピッチ。浅めに腰掛けても膝があたらない自分はどんな体勢でもとれるので、短時間とはいえリクライニングは要りませんでした。シートの革の摩擦抵抗の具合も硬度も、個人的にすこぶるグッドで快適そのもの。
定刻通りにプッシュバックが始まり、Runway Dに向け連絡橋を渡る320。後方にはビジネスジェット?が追走してきます。強めの白色の太陽光と水面の煌めきが、まるで梅雨明けの時候を思わせる中、甲高いエンジン音とともに漆黒の機体はテイクオフ。まもなく右旋回すると、いっそう青くなって、真下の東京湾の海面が目に飛び込んでくる。海上での旋回は、白い羽根をコンパスの針のように海に差し込んで回っているみたいで、何だかいつも見入ってしまいます。
ちょうどDランから180度ほど向きを変えると、ぐんぐん西国へと進路を取る当機。三浦半島を乗り越えて鎌倉や江ノ島を右手に見送りつつ、10分ほどで富士山ともご挨拶。
とにかく、道中ずっと細かく低い雲が多く、地上の気候を想像しつつも、雲が生み出す景色は何か惹き付けるものがあるんだよなあ、などと感じていました。画に関しては適当好きな自分も、こうゆう時ばかりは諸先輩方のように良いカメラ持ってたらもっとワクワクするのかな、とも思います。
機内ではスタフラ名物?の美味しいコーヒーも頂き、ド定番と思いながらもやっぱり写真も撮り。
気付けば紀伊半島に差し掛かり、神々しい山並みの上に上昇気流が産み落とした雲が綺麗に並んでいるのを見ていると、淡路島の上空あたりで旋回、下降が始まる。関空の北側からの着陸は、左回りで囲い込むようにアプローチしていくんですね。成田もそうですが、それぞれの空港にはそれぞれの進入方法があって、そこにいろんな背景やドラマを感じて、良くわからない感慨深さがあります。
再び真っ青な海面が近づいて来て、久方ぶりの関空に、じつにスマートに着陸。定刻より10分ほど早く、13:10ころ到着。
関西は想像のちょっと上をいく暑さではありましたが、SFJの空の旅はとても快適でした。今度は機会があれば九州路線もぜひ利用してみたいところ。帰路は伊丹から羽田にANAで戻る王道コースです。
この日は例年を上回る夏のような熱さと湿気に、京都のタクシー運転手さんも参ってました。自宅を出て羽田に向かう頃までは空気も快適でしたが。
スーツケースがあったので早めにバゲージチェックイン。初日に仕事はなかったので、先方への手土産をゲットし、搭乗前に白ワインとオリーブ・生ハムでスイッチをターンオフ。搭乗1時間前にはセキュリティを通り、あとはカードラウンジやそこらへんでゆっくり過ごす。ゲートは70なので南ピアの先端まで2〜3分歩きます。
搭乗便は12:00ちょうど発のSFJ023便。福岡からの43便が10:00ちょっと前に到着しており、それの折り返し便。誘導路を自走しているところをちょうどデッキから見てましたが、黒くて力強い印象のカラーリングが320のサイズ感と絶妙なコントラストを放つ、スタフラ機。これまたクールな機体が蒸し蒸しの東京湾を背に、なんだか浮いて見えます。視覚効果には個人差がともないますが…笑
11:40、搭乗開始のアナウンスが流れると、後列から半分ずつの誘導で、様々な客層の方々がゲートをくぐって行きます。自分は後ろから数列目の窓側をとっていたので先にボーディング。単通路機は案内する側も気を遣うのだろうけど、海外にくらべたら充分スムーズに搭乗が進んで行くように思う。搭乗率は8割強くらいで、隣は空席ひとつはさみ、アイル側にお一人。
シートには、これまた充分なピッチ。浅めに腰掛けても膝があたらない自分はどんな体勢でもとれるので、短時間とはいえリクライニングは要りませんでした。シートの革の摩擦抵抗の具合も硬度も、個人的にすこぶるグッドで快適そのもの。
定刻通りにプッシュバックが始まり、Runway Dに向け連絡橋を渡る320。後方にはビジネスジェット?が追走してきます。強めの白色の太陽光と水面の煌めきが、まるで梅雨明けの時候を思わせる中、甲高いエンジン音とともに漆黒の機体はテイクオフ。まもなく右旋回すると、いっそう青くなって、真下の東京湾の海面が目に飛び込んでくる。海上での旋回は、白い羽根をコンパスの針のように海に差し込んで回っているみたいで、何だかいつも見入ってしまいます。
ちょうどDランから180度ほど向きを変えると、ぐんぐん西国へと進路を取る当機。三浦半島を乗り越えて鎌倉や江ノ島を右手に見送りつつ、10分ほどで富士山ともご挨拶。
とにかく、道中ずっと細かく低い雲が多く、地上の気候を想像しつつも、雲が生み出す景色は何か惹き付けるものがあるんだよなあ、などと感じていました。画に関しては適当好きな自分も、こうゆう時ばかりは諸先輩方のように良いカメラ持ってたらもっとワクワクするのかな、とも思います。
機内ではスタフラ名物?の美味しいコーヒーも頂き、ド定番と思いながらもやっぱり写真も撮り。
気付けば紀伊半島に差し掛かり、神々しい山並みの上に上昇気流が産み落とした雲が綺麗に並んでいるのを見ていると、淡路島の上空あたりで旋回、下降が始まる。関空の北側からの着陸は、左回りで囲い込むようにアプローチしていくんですね。成田もそうですが、それぞれの空港にはそれぞれの進入方法があって、そこにいろんな背景やドラマを感じて、良くわからない感慨深さがあります。
再び真っ青な海面が近づいて来て、久方ぶりの関空に、じつにスマートに着陸。定刻より10分ほど早く、13:10ころ到着。
関西は想像のちょっと上をいく暑さではありましたが、SFJの空の旅はとても快適でした。今度は機会があれば九州路線もぜひ利用してみたいところ。帰路は伊丹から羽田にANAで戻る王道コースです。
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