Rating: 3
Author: FlyHide

航空会社タロム航空

国: ルーマニア
IATA | ICAO: RO | ROT
アライアンス: スカイチーム

搭乗レビュー
タロム航空 OTP>BRU スカイチームでは小規模でも東欧・中東との移動に便利です

航空会社: タロム航空
便名: RO371
エコノミー

搭乗日: 2017/08
路線: ブカレスト → ブリュッセル

機体記号: YR-BGG
機材: Boeing 737-78J

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 3ッ星
座席（シート）: 3ッ星

機内スタッフサービス: 3ッ星
エンターティメント: 3ッ星

トイレ・洗面台: 3ッ星
機材コンディション: 3ッ星

地上サービス: 3ッ星

口コミ投稿者: FlyHideさん

アクセス数: 625
投稿日: 2017/10/03

搭乗写真

搭乗フロアの様子。
搭乗予定機。
搭乗です。
まあまあのコンディションの座席。
離陸後すぐに旋回して西に向かいます。
機内誌の保有機材の紹介。長距離線がな... 続き
Bucharest Internat... 続き
機外はよく晴れていました。
機内の様子。
メイン以外はビニール袋に入れて渡され... 続き
食後の食器類やゴミは配布時のビニール... 続き
使った紙はゴミ箱へ入れましょう。
現行生産機種ではボーイング最小機種だ... 続き
フランクフルト空港の上空を通過してい... 続き
到着時は雨でした。
シートピッチは標準的でした。

総評

キプロスのラルナカからの乗り換えでブリュッセルまで移動します。前の便が午前6時頃に到着し、トランスファーのセキュリティチェックも混雑することなく無事に通過。アンリ・コアンダ国際空港は数年前にターキッシュエアラインズを利用した時以来の二回目の利用になります。

搭乗フロアは清潔で、免税店やレストランが立ち並び、先端近くには将来シェンゲン協定に加入した際のイミグレーション設置場所と思われる仕切りも存在します。ルーマニアのフラッグキャリアであるタロム航空のハブ空港だけあり、同社の機体が多く駐機していました。

搭乗予定便のゲートはセキュリティーチェックからの出口にほど近い2番ゲート。ゲート付近にAirport Newsのフリー冊子があったので見てみると、7月に欧州各国とアメリカのミリタリーが集結し、Bucharest International Air Show(場所はBaneasa Airport)が開催されていたようです。16万人の観客を集めたらしく、エアショーの盛況ぶりが特集されていました。

眠気が残っていたので仮眠をしようかとも思いましたが、あまり乗継時間がなかったこともあり、冊子を見たりしているうちに搭乗開始。今回の機材はタロム航空60周年記念塗装が施された16年目のB737-700。シートは少々草臥れていて、内装は古さを否めませんでしたが、3時間程度の搭乗時間であれば気になる程ではありません。

機内はほぼ満席で定刻より数分遅れての出発。搭乗時は天気が良く、ドイツ上空までは地上がよく見渡せました。機内食は離陸後50分程で開始。メインはオムレツでしたが、それ以外の食器類とヨーグルトはプレートではなく、ビニール袋入りの形で渡されました。食後は全てビニール袋に片づけてゴミとして回収。後々の手間という意味では合理的な気がします。

飛行は大きな揺れもなく順調に続き、途中でフランクフルト空港の上空を通過。しかしベルギー上空へ入る頃には急に曇りだし、高度を下げて着陸する頃には雨となっていました。定刻数分前には到着し、イミグレーションもさして混んでおらず、到着後30分程度で空港から離れることができまいた。

タロム航空は欧州内と地中海沿岸の中東地域に就航しているのみで大陸横断するような長距離線を持っていないため、スカイチームの中では搭乗機会に乏しいですが、比較的安価に西欧⇔東欧⇔中東エリアを移動するには良い選択肢になるかと思います。