航空会社 V エア
搭乗レビュー
#617 (I462) トランスアジア崩壊の序章だったのか? Vエア最終搭乗
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
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出発時の1枚@桃園
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Vエア 機内食 Beverages
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Vエア 機内食 Gift Set
総評
2016年05月に桃園/関西で初めてVエアをお試しし殊の外楽しく印象に残るフライト
(参考レビューはこちら)
#590 (I439) 初! Vエア エンターティメント満載の機内
http://flyteam.jp/airline/v-air/review/29545
でしたので、2016年9月30日を以ての運航停止は残念でなりませんでした。
最終運行の直前、もう一度あのフライトを脳裏に焼き付けるべく、搭乗を決行しました。
【搭乗前】
ベトジェットの深夜便でホーチミンから桃園へ飛び、桃園でVエアへ乗り継ぐ算段でしたが、VJの到着が遅れ、且つ手続き上予期せぬ事態が発生し、限界ギリギリ アクロバティックな乗り継ぎとなってしまいました。
(反面教師的w参考レビューはこちら)
#616 (I461) 薄氷を履む乗り継ぎ@桃園(絶対に真似をしないでください(笑))
http://flyteam.jp/airline/vietjet-air/review/31860
日程上時間的制約がある中で組んだ旅程でしたが、ちょっと無謀過ぎでしたね。
【搭乗機・機材コンディション】
B-22610 A321-231
2014年09月 初飛行
同年同月 トランスアジア航空登録
2015年06月 同抹消
同年同月 Vエア登録
2016年10月 同抹消
同年同月 トランスアジア航空再登録
※後にテールがZV、垂直尾翼がGEの2トーンカラーになったシップ
機齢1.6歳
準新品と言っていいほどコンディションは良好、機内はフレッシュで内装に不備はありませんでした。
エンジンは2 x IAE V2533-A5
【機内概況・座席(シート)】
菖蒲色の薄型バックレストの新シートは快適な座り心地。最前列のFast-Vシート。自席1Fはバルクヘッドでレッグスペースは必要十分なるも、D/Fに他のPaxがいたため、2Fに移動し3席占有。ZVの保有機材はA320とA321の2種類、シートピッチはA321の方が若干広めなようで、拳1つ分の余裕がありました。
側壁やオーバーヘッドビンの扉に黒部立山のキャンペーンがずらりと張られたラッピング車両ならぬラッピング機。親会社のトランスエア含めの経営不振の中での涙ぐましい収益確保策です。
【客室乗務員】
黒の七分袖Tシャツに水色のタイトパンツ、白のパンプスのカジュアルな出で立ちは好印象。溌溂とした笑顔が素敵な若いCAさん達から元気を貰いました。こんなポジティブなフライトは他に余り類を見ないですね。
【機内食・ドリンク】
パイコー飯を事前オーダー。桃園空港で予期せぬエクササイズを強いられた後だったので、このボリュームと濃い目の味付けは美味しく感じられました。付け合わせのニンジンがハート型にカットしてあり、シンプルながらも小技が効いた機内食でした。
デザートはVベアの刻印が入ったロールケーキ。
【エンターティメント】
モニターなしのLCC機内で、Vエア特筆のエンターティメントといえば、美女CAさんの演じるセーフティ・インストラクション。ユーモアたっぷりコミカルな動きに、こちらも自ずと笑顔になってしまいます。パフォーマンスが終わると、CAさんの熱演に機内は拍手に包まれました。この一体感がVエアの魅力の一つです。
機内食、免税品の販売が終わると、Vエアの巨大ぬいぐるみとの記念撮影会が始まり、これまた若年層Paxに好評を博していました。
【降機時】
Vエアとの別れを惜しんで機内を写真に収め、一番最後に降機しようとすると、コックピットからキャプテンが出てきてくれました。
CP「ご搭乗有難うございます。搭乗前にも当機の写真をお撮りになっているのをコックピットから見ていましたよ。飛行機がお好きなのですか?」
筆者「はい、Vエアが運航停止になると聞いて、お別れに乗っておきたくてホーチミンからやってきました」
CP「それは嬉しいですね。フライトは楽しんでいただけましたか?」
筆者「ナイスフライトでした。最後にコックピットを見せていただけないでしょうか?」
CP「規則でそれはできないことになっています。その変わりクルーと記念写真を撮りましょう」
筆者「ぜひお願いします」
コパイにシャッターを押してもらい、細身で芯があるキャプテンとチーフパーサーとのメモリアルフォトを撮り、最後にがっちりと握手を交わして機を後にし、Vエアの最終搭乗は幕を閉じました。
皆さん、消え行くエアラインの悲壮感のかけらもない、本当に良い笑顔でした。
写真を掲載できないのが残念です。
【総評】
3週間後には運航停止が決まっている中で、クルーの皆さんは内心不安に苛まれていたことでしょうが、そんなことは微塵も感じさせず、一生懸命笑顔で業務に当たっていました。当にプロ魂を垣間見る思いでした。これ程までに乗客との一体感を醸成できるエアラインを他に知りません。本当に貴重なエアラインを失いました。
クルーの皆さんの行く末も心配です。親会社のトランスアジアに移られる方も多数いたと思われますが、まさかその2か月後に親会社も消滅してしまうなどということは、当時は知る由もないでしょう。
どうか気を落とさずに、クルーの皆さんの笑顔に癒されて楽しい機内の時間を思い出として共有するたくさんのお客さんがいたことに自信と誇りをもって、第二の人生を歩んでいただきたいと思います。
Vエア、そしてキャプテン、クルーの皆さん、お疲れ様でした。
そしてありがとう!
(参考レビューはこちら)
#590 (I439) 初! Vエア エンターティメント満載の機内
http://flyteam.jp/airline/v-air/review/29545
でしたので、2016年9月30日を以ての運航停止は残念でなりませんでした。
最終運行の直前、もう一度あのフライトを脳裏に焼き付けるべく、搭乗を決行しました。
【搭乗前】
ベトジェットの深夜便でホーチミンから桃園へ飛び、桃園でVエアへ乗り継ぐ算段でしたが、VJの到着が遅れ、且つ手続き上予期せぬ事態が発生し、限界ギリギリ アクロバティックな乗り継ぎとなってしまいました。
(反面教師的w参考レビューはこちら)
#616 (I461) 薄氷を履む乗り継ぎ@桃園(絶対に真似をしないでください(笑))
http://flyteam.jp/airline/vietjet-air/review/31860
日程上時間的制約がある中で組んだ旅程でしたが、ちょっと無謀過ぎでしたね。
【搭乗機・機材コンディション】
B-22610 A321-231
2014年09月 初飛行
同年同月 トランスアジア航空登録
2015年06月 同抹消
同年同月 Vエア登録
2016年10月 同抹消
同年同月 トランスアジア航空再登録
※後にテールがZV、垂直尾翼がGEの2トーンカラーになったシップ
機齢1.6歳
準新品と言っていいほどコンディションは良好、機内はフレッシュで内装に不備はありませんでした。
エンジンは2 x IAE V2533-A5
【機内概況・座席(シート)】
菖蒲色の薄型バックレストの新シートは快適な座り心地。最前列のFast-Vシート。自席1Fはバルクヘッドでレッグスペースは必要十分なるも、D/Fに他のPaxがいたため、2Fに移動し3席占有。ZVの保有機材はA320とA321の2種類、シートピッチはA321の方が若干広めなようで、拳1つ分の余裕がありました。
側壁やオーバーヘッドビンの扉に黒部立山のキャンペーンがずらりと張られたラッピング車両ならぬラッピング機。親会社のトランスエア含めの経営不振の中での涙ぐましい収益確保策です。
【客室乗務員】
黒の七分袖Tシャツに水色のタイトパンツ、白のパンプスのカジュアルな出で立ちは好印象。溌溂とした笑顔が素敵な若いCAさん達から元気を貰いました。こんなポジティブなフライトは他に余り類を見ないですね。
【機内食・ドリンク】
パイコー飯を事前オーダー。桃園空港で予期せぬエクササイズを強いられた後だったので、このボリュームと濃い目の味付けは美味しく感じられました。付け合わせのニンジンがハート型にカットしてあり、シンプルながらも小技が効いた機内食でした。
デザートはVベアの刻印が入ったロールケーキ。
【エンターティメント】
モニターなしのLCC機内で、Vエア特筆のエンターティメントといえば、美女CAさんの演じるセーフティ・インストラクション。ユーモアたっぷりコミカルな動きに、こちらも自ずと笑顔になってしまいます。パフォーマンスが終わると、CAさんの熱演に機内は拍手に包まれました。この一体感がVエアの魅力の一つです。
機内食、免税品の販売が終わると、Vエアの巨大ぬいぐるみとの記念撮影会が始まり、これまた若年層Paxに好評を博していました。
【降機時】
Vエアとの別れを惜しんで機内を写真に収め、一番最後に降機しようとすると、コックピットからキャプテンが出てきてくれました。
CP「ご搭乗有難うございます。搭乗前にも当機の写真をお撮りになっているのをコックピットから見ていましたよ。飛行機がお好きなのですか?」
筆者「はい、Vエアが運航停止になると聞いて、お別れに乗っておきたくてホーチミンからやってきました」
CP「それは嬉しいですね。フライトは楽しんでいただけましたか?」
筆者「ナイスフライトでした。最後にコックピットを見せていただけないでしょうか?」
CP「規則でそれはできないことになっています。その変わりクルーと記念写真を撮りましょう」
筆者「ぜひお願いします」
コパイにシャッターを押してもらい、細身で芯があるキャプテンとチーフパーサーとのメモリアルフォトを撮り、最後にがっちりと握手を交わして機を後にし、Vエアの最終搭乗は幕を閉じました。
皆さん、消え行くエアラインの悲壮感のかけらもない、本当に良い笑顔でした。
写真を掲載できないのが残念です。
【総評】
3週間後には運航停止が決まっている中で、クルーの皆さんは内心不安に苛まれていたことでしょうが、そんなことは微塵も感じさせず、一生懸命笑顔で業務に当たっていました。当にプロ魂を垣間見る思いでした。これ程までに乗客との一体感を醸成できるエアラインを他に知りません。本当に貴重なエアラインを失いました。
クルーの皆さんの行く末も心配です。親会社のトランスアジアに移られる方も多数いたと思われますが、まさかその2か月後に親会社も消滅してしまうなどということは、当時は知る由もないでしょう。
どうか気を落とさずに、クルーの皆さんの笑顔に癒されて楽しい機内の時間を思い出として共有するたくさんのお客さんがいたことに自信と誇りをもって、第二の人生を歩んでいただきたいと思います。
Vエア、そしてキャプテン、クルーの皆さん、お疲れ様でした。
そしてありがとう!
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 1F→2F
- 搭乗クラス
- Y(Fast-V)
- 区間マイル
- 1,544
- 出発予定時刻
- 06:40
- 搭乗時刻
- 06:21
- 出発時刻
- 06:39
- 到着予定時刻
- 09:35
- 到着時刻
- 09:16
- 予定飛行時間
- 3:55
- 出発空港 天気・気温
- ☁
- 出発ゲート・スポット
- B1R
- 離陸滑走路
- 23L
- 離陸時刻
- 06:52
- 到着空港 天気・気温
- ☀
- 到着空港 風速・風向
- 23
- 着陸滑走路
- 21R
- 着陸時刻
- 09:10
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