「第一管区海上保安本部 総合訓練 2017」は2017年7月22日(土)、小樽港沖合海域で実施されます。巡視船艇、航空機の総合訓練で、訓練項目は巡視船の船隊訓練、高速機動連携訓練、海難救助訓練、密輸容疑船捕捉訓練です。訓練には巡視船艇5隻、航空機2機が参加します。
第一管区では、海上保安業務に対する理解を深めてもらうため、往復はがきで事前申込した一般公募から、抽選で巡視船「そうや(PLH-01)」に招待します。乗下船場所は小樽港第2ふ頭で、午前の部は10時から11時50分まで、午後の部は14時から15時50分の2回、実施します。
乗船後はそうやの右舷側をPL型巡視船、PM型巡視船、PC型巡視艇、CL型巡視艇、中型回転翼機、中型固定翼機がすれ違い、受閲の後、PC型巡視艇と回転翼機による連携で高速航行による船体運動を披露、その後に海難救助訓練が披露されます。
この訓練は、船舶で火災が発生し、負傷者が発生した想定で、固定翼機が捜索活動を行い、PM型巡視船を火災発生船舶に見立て、PL型巡視船が消火を行い、回転翼で負傷者を吊上救助します。最後の密輸容疑船捕捉訓練は、PC型巡視艇を容疑船に見立て、PM型巡視船で正当防衛射撃を行い、CL型巡視艇で停船命令と移乗制圧を行います。回転翼も停船命令を実施ます。