「H-IIAロケット35号機 打ち上げ」は2017年8月11日(金)、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場で実施されます。みちびき3号機の打ち上げ予定時間帯は、日本標準時で14時から23時頃を予定しています。天候不良やトラブルが生じた際、延長される可能性もあります。
***8月16日(水)現在、打上げは8月19日(土)、打ち上げ時間帯は、日本標準時14時29分00秒から22時16分00秒です。なお、打上げ予備期間は9月30日(土)まで設定されています。***
H-IIAロケット35号機は準天頂衛星の「みちびき3号機」を搭載しています。このみちびき3号機は、高さ6.5メートル、幅2.8メートルで、打ち上げ後に太陽電池パドルを展開した際の、直径は19メートルになるもので、2017年度中に4号機まで打ち上げられる予定で、2018年に運用を開始し、現在の全地球測位システム(GPS)を補い、高い精度の位置情報を提供します。
打上げ約1分48秒後に固体ロケットブースタの燃焼を終了、約2分6秒後、約2分9秒後に分離します。衛星フェアリングは約3分45秒後に分離、第1段主エンジンの燃焼を停止は約6分38秒後、第1段の分離は約6分46秒後です。第2段エンジンの燃焼が開始後の約11分23秒後に燃焼を停止し、慣性飛行、エンジンの再燃焼と停止を経て、約28分40秒後に「みちびき3号機」を分離する計画です。
このH-IIAロケット35号機の打上げの様子を、三菱みなとみらい技術館の開館時間内での公開となるため、打上げの30分前から最大で17時15分までの中継となります。なお、入館受付は16時30分まで、詳しい打ち上げ時間は三菱重工のウェブサイトに掲載されます。
このほか、JAXAでもライブ中継を実施します。ライブ中継は、YouTubeとニコニコ生放送で配信されるほか、全国9カ所の施設で、パブリックビューイングが実施されます。
■パブリックビューイング
・千葉市科学館
・はまぎんこども宇宙科学館
・福井県児童科学館
・かかみがはら航空宇宙科学博物館の収蔵庫
・福知山市児童科学館
・荒尾総合文化センター 子ども科学館
・くまもと森都心プラザ
・鹿児島市立科学館
・JR鹿児島中央駅アミュ広場AMUビジョン
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