東京都は2018年8月31日(金)と9月2日(日)に、「平成30年度東京都・中央区・港区合同総合防災訓練」を実施します。会場は港区が港区立お台場学園港陽小・中学校、港区立お台場レインボー公園と周辺地域、中央区は中央区立浜町公園とその周辺地域です。
この訓練は、震災時における都、区、各防災機関との連携の強化と自助・共助に基づく地域防災力の向上が目的です。首都圏にマグニチュード7.3の直下地震が発生した想定で、テレビ会議を使用した情報連携訓練や地域住民の避難所への避難訓練、水上ルートを利用した応援及び物資輸送などが実施されます。
このうち、中央区の浜町公園では、防災展示、体験コーナーが設けられ、初期消火、救助、救護等の体験型訓練を実施されるほか、区民と防災関係機関が連携した救助・消火・医療救護訓練などが実施されます。
なお、訓練に伴い、会場周辺では一部交通規制が行われるほか、ヘリコプターの飛行などで騒音が発生するとしています。詳しくは東京都、中央区、港区のウェブサイトを参照ください。
■平成30年度東京都・中央区・港区合同総合防災訓練 <8月31日(金)> 7:30〜9:30 本部審議訓練 <9月2日(日)> 9:00〜12:00 中央区・港区訓練会場 (1)本部審議の手順の確認 都庁周辺 : 災害対策本部設置に伴う 本部職員等の緊急参集 都庁特別会議 : 災害対策本部を立上げ 会議の運営やテレビ会議を実施 (2)防災意識の向上を目指す参加・体験型訓練 中央区・港区会場 : 地域住民と地元消防団と 連携による初期消火、救助、救護等の 体験型訓練を実施 (3)都心部における救出救助活動 中央区会場(浜町公園) : 地震による建物倒壊や 大規模火災等の複合的な災害を想定し、 警察・消防・自衛隊等の防災機関による 救出救助訓練、防災拠点訓練、災害時 外国人支援訓練など (4)水上ルートを利用した応援及び物資輸送 港区会場(お台場海浜公園) : 陸上交通の 代替手段を想定し、船舶を活用した人的・ 物的応援を実施