宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年10月3日(水)、「JAXA航空シンポジウム2018」を開催します。開催場所は御茶ノ水ソラシティで、開催時間は10時から16時です。
このシンポジウムは、2018年度にスタートしたJAXA航空技術部門の事業方針である「研究開発成果の社会実装を確実に進めると同時に、“驚き”を含む将来技術の仕込みを強化する」と、その軸の「確かな技術」と「驚きの創造」の観点から、それぞれ取り組む主要な活動の中からテーマを取り上げ紹介します。
特別講演は、ボーイングのナビード・フセイン氏とエアバスのルシー・ラヴェロジャオナ氏が登壇し、両社が取り組むプログラムやJAXAとの連携協力、日本の航空産業分野への期待などを中心に講演します。
JAXAでは、この参加者を募集しています。定員は先着400名で、申し込みはJAXAのウェブサイトで受付けています。なお、参加費は無料です。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。
■JAXA航空シンポジウム2018 プログラム 10:00~10:10 開会挨拶 登壇者:佐野久氏、JAXA理事 航空技術部門長 10:10~10:30 第3期中期計画を振り返って −JAXA航空の取り組み− 登壇者:村上哲氏、航空技術部門 事業推進部長 10:30~10:50 aFJRプロジェクト (高効率軽量ファン・タービン技術実証) の成果 登壇者:西澤敏雄氏、航空技術部門 推進技術研究ユニット長 10:50~11:10 SafeAvioプロジェクト (晴天乱気流事故防止機体技術の実証)の 成果概要 登壇者:町田 茂氏、航空技術部門 航空システム研究ユニット ウエザーセイフティアビオニクス技術研究 グループリーダ 11:15~11:50 特別講演:ボーイング 「ecoDemonstrator2018」でのJAXA 晴天乱気流検知システムの飛行実証結果と 評価 ※同時通訳(英語/日本語)あり 登壇者:ナビード・フセイン氏、ボーイング 航空力学テクノロジー担当バイス・ プレジデント 13:30~14:10 第4期中長期計画の事業方針 −社会につなぐ「確かな技術」未来へつ なぐ「驚きの創造」− 登壇者:佐野久氏、JAXA理事 航空技術部門長 14:10~14:25 En-Coreプリプロジェクト (コアエンジン技術実証)の計画概要 登壇者:山根敬氏、航空技術部門 コアエンジン技術実証(En-Core) プリプロジェクトチーム長 14:25~14:40 電動化による航空の イノベーション 登壇者:西沢啓氏、航空技術部門 エミッションフリー航空機技術チーム ハブマネージャ 14:50~15:30 特別講演:エアバスが 取り組む「ハイブリッド電動推進システ ム」、グローバル視点での研究開発事例 や20年先を見据えたビジョン 登壇者:ルシー・ラヴェロジャオナ氏、 エアバス イノベーション・マネージャー 15:30~15:40 閉会挨拶 登壇者:吉田憲司氏、航空技術部門 航空プログラムディレクタ