「基地開庁60周年記念 小牧基地オープンベース」は2019年11月9日(土)、愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地(県営名古屋空港)で開催されます。基地開放は8時30分から15時です。航空自衛隊のアクロバット飛行部隊、ブルーインパルスが参加します。
プログラムのうち、展示飛行は8時30分ごろから小牧基地所属の航空機によるオープニングフライト、災害派遣デモストレーションをはじめ、正午にはRF-4の飛行、13時ごろのウォークダウンから始まるブルーインパルスの展示飛行を予定しています。このほか、ファッションショーや警備犬訓練展示などが実施されます。
地上展示では、小牧基地に所在する航空機に加え、陸自、海自、海上保安庁の航空機の展示も予定されています。このうち、海保のAW139と愛知県防災航空隊のベル412は災害派遣デモストレーションでも飛行を予定しています。また、空飛ぶICUと呼ばれる航空機動衛生ユニット、航空管制や航空機のシミュレーターや警備犬のデモなどの催しも予定されています。
また、レッドブル・エアレースで活躍した室屋選手もレクサス塗装のエクストラ300SCで参加します。飛行展示は予定されていませんが、エクストラ300SCの地上展示とグッズ販売、ファンサービスが企画されています。グッズ購入の先着60名を対象に写真撮影会が予定されています。
小牧基地は東日本大震災時、松島基地へ大規模な空輸活動を展開し、熊本地震でも大きな役割を果たしており、2014年から航空祭の内容を災害対策を中心にした展示にさらに力を入れて、展示飛行を実施しています。
地上展示では、自衛隊の航空機に加え、C-130輸送機に搭載し、遠方まで空輸できる岡崎市消防本部の全地形対応型消防車「レッドサラマンダー」が展示されます。このほか、空飛ぶICUと呼ばれる航空機動衛生ユニット、陸自の野外手術システム、航空管制や航空機のシミュレーターや警備犬のデモなどの催しも予定されています。
小牧基地には東日本大震災や2016年の熊本地震などで活動した救難教育隊、第1輸送航空隊、航空機動衛生隊など災害派遣部隊が所在、航空機では第1輸送航空隊の第401飛行隊C-130H、第404飛行隊KC-767J、救難教育隊のU-125A、UH-60Jが配備されており、これらの機体の参加が恒例となっています。
■小牧基地オープンベース プログラム概要
<展示飛行>
8:30~9:45 オープニングフライト
C-1
KC767 & C-130
KC767 & F-2
9:50~10:50 災害派遣デモストレーション
OH-6
U-125 & Uh-60
CH-47
第4管区保安本部 AW139
愛知県防災航空隊 Bell412
12:10〜12:20 RF-4
13:00~14:00 ブルーインパルス 飛行展示
13:00〜 ウォークダウン
13:20〜 離陸
13:50〜 着陸
14:00 ウォークバック
<地上の催し>
08:30〜11:50 室屋選手
エクストラ300SC地上展示
08:30〜10:00 軽音楽部バンド演奏
09:00~10:30 ブルーインパルス
ファンサービス
09:00~15:00 管制シミュレーター
UH-60Jシミュレーター
※展示パネルによる紹介
C-130Hシミュレーター
09:00~09:30 戦車走行展示
09:30〜10:00 警備犬訓練展示
10:30〜 室屋選手 写真撮影会
グッズ購入先着60名
11:30〜12:00 戦車走行展示
12:15~12:45 ファッションショー
(格納庫内)
12:30~13:00 警備犬訓練展示
14:00~14:30 戦車走行展示
14:00~14:40 軽音楽部バンド演奏
08:30~15:00 紙飛行機
09:00~14:00 縄ばしご
09:00~14:00 花自動車
物産展
バンド演奏
広報資料館
<その他催し>
・航空機地上展示
・C-130H機内公開
(機内衛生ユニット展示)
・KC-767機内公開
・防災関連展示
・車両展示
・戦車展示
・装備品展示
・写真コーナー
・なわはしご体験
・管制シミュレーター展示
・C-130Hシミュレーター展示 ※要整理券
・UH-60Jシミュレーター展示 ※要整理券
・物産展
・バンド演奏(格納庫内)
・参考
<2019年 イベント内容、2018年 イベント内容、2017年 イベント内容、2016年 イベント内容、2015年 イベント内容、2014年 イベント内容、2012年 イベント内容>