第十管区海上保安本部は、2019年12月15日(日)に鹿児島港で巡視船「おおすみ(PLH-03)」の一般公開、12月16日(月)に出港式を開催します。これは巡視船「おおすみ」が12月25日(水)、第十管区から第三管区海上保安本部横浜海上保安部への配置替えを記念して行われるものです。
一般公開の場所は、鹿児島港本港区北埠頭1号岸壁です。公開時間は午前は10時から12時、午後は13時30分から15時30分までになります。一般公開では、船内見学、進学相談会、VRコーナーで海保業務擬似体験、3D海底地形図、海上保安庁の業務に関するパネル等展示、制服試着、「うみまる」との記念撮影が行われます。12月16日(月)の出港式は、14時から14時30分に開かれます。
巡視船「おおすみ」は3,100トン、長さ105メートル、幅15メートルで、ヘリコプターを搭載可能です。就役は1979年10月で、当初から鹿児島海上保安部に配属され、2012年に延命工事が実施されています。これまでの航走距離はおよそ99万海里で、地球44周分に相当します。海難救助では457回出動し、304名を救助しています。