鹿児島県と垂水市は2020年1月11日(土)、関係機関や地域住民が一体となり実施する「令和元年度桜島火山爆発総合防災訓練」を実施します。訓練会場は、道の駅たるみずはまびらで、実施時間は8時から12時です。
第50回を迎える今回は、国土交通省、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊と連携した実動訓練や展示などが予定されています。訓練は、桜島山腹の東側と西側から噴火が発生、噴煙が5,000メートル以上に達し、桜島の南西側を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生した想定で行います。
自衛隊から、陸上自衛隊第12普通科連隊第1中隊とCH-47JAが1機、海上自衛隊は輸送艦おおすみ型「くにさき(LST-4003)」、エアクッション艇(LCAC)2隻、第1航空群のP-3Cが1機、UH-60Jが1機、航空自衛隊からT-4が1機、参加します。
P-3Cは被害状況調査や画像伝送、CH-47JAは「くにさき」から災害用電源車を空輸、第5航空団のT-4は航空偵察、鹿屋航空分遣隊のUH-60Jはホイストによる救助訓練を実施します。