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JAL、コロナ対応で777退役進める

© FlyTeam TOPAZ102さん
JAL 777-200 イメージ (TOPAZ102さん撮影)

日本航空(JAL)は2020年10月30日(金)、2021年3月期の第2四半期連結業績を発表しました。この中で、コロナ禍に対応する事業構造の見直し策として、機動的な機材計画の見直しを行い、特にボーイング777-200型機については2022年度末までに全て退役を完了させる方針を決めました。

世界の航空会社も保有機の削減を進め、特に大型機は需要が蒸発した環境下で効率の良い機齢の若い機体を残し、古い機材や4発機を退役、または運航ラインから外す措置が取られています。JALも、2020年度末までに国際線仕様777-200ERの全11機を退役させます。この11機の一部は国内線へ転用しますが、国内線の777は全13機で、2022年度までに退役を完了させる計画です。JALの777は、国際線仕様の777-300ERが13機、残るのみとなります。

需要の戻りが遅いと想定される国際線の機材を減らし、国内線でも経年機を退役させ、新造機のエアバスA350-900型機を導入、国際線機材の転用で大型機をまかない、需要の動向に合わせた柔軟性を持つ体制に組み替えます。これにより、コロナ禍の状況に耐え抜く構造に変化していきます。