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北海道エアシステム、創業時に導入したサーブ初号機がラストフライト

© FlyTeam うみBOSEさん
丘珠発ラストフライトに臨む北海道エアシステム サーブ340B「JA01HC」 (うみBOSEさん撮影)

北海道エアシステム(HAC)は、創業時の初号機として導入したサーブ340B-WT型機1号機「JA01HC」で2021年9月7日(火)、ラストフライトを運航しました。最終運航便は、札幌・丘珠発17時20分の函館行きJL2755便を運航。折り返し函館発は3番ゲートから出発し、丘珠行きJL2754便として予定通りに到着しました。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う供給調整に伴い、予定していた9月6日(月)から1日延長されたラストフライトでした。

1号機は1998年2月に受領、1998年3月28日にHAC初便の運航から23年7カ月、札幌と北海道の各地、仙台や三沢線と当時の定期便路線に投入されてきました。現在、HACが運航する就航地のラストフライトは、三沢が8月28日(土)、釧路が9月5日(日)、奥尻が9月6日(月)でした。最終日は札幌・丘珠発着で女満別、利尻線を運航し、ラストフライトで函館線を往復しました。

北海道エアシステム(HAC)はサーブ340Bを最大3機保有していましたが、ATRに機種更新を進めています。サーブ340Bの「JA03HC」は2020年12月下旬にラストフライトし、整備などを経て2021年5月にアメリカに売却済み。「JA01HC」も退役後の整備が実施され、売却先のアメリカのC&Lエアロスペースに引き渡しされます。

このラストフライトで、HACが創業から使い続けてきたサーブ340Bは「JA02HC」の1機のみになります。

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