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空自F-15J戦闘機、クイーン・エリザベス艦載機などと航空演習

© 統合幕僚監部
空母クイーン・エリザベスとKC-135、演習参加の航空機

統合幕僚監部は2021年8月25日(水)、8月初旬から実施されているアメリカが主催する「大規模広域訓練2021(Large-Scale Global Exercise 2021:LSGE21)」のうち、多国間高度航空機共同展開等訓練を実施したと公表しました。自衛隊は陸・海・空3自衛隊が参加し、中でも空自はF-15J戦闘機を参加させ、イギリスやアメリカのF-35BライトニングIIなどと航空演習を実施し、KC-135ストラトタンカーも航空支援に参加しました。

沖縄南方海空域で8月24日(火)に訓練を実施。対戦闘機戦闘訓練、艦載機が所属艦以外の飛行甲板に向かうクロスデッキと通信訓練、さらに写真演習などが実施されました。イギリス海軍の発表では、815海軍航空隊(815 NAS)のワイルドキャットHMA.2が射撃訓練を実施し、45型駆逐艦のワイルドキャットは新型で軽量の空対地・地対地マートレットミサイルの任務を実施しました。

© Royal Navy
イギリス海軍のワイルドキャット HMA2

統合幕僚監部が8月25日(水)付けで発表した8月24日(火)と8月25日(水)の中国による特異な飛行は、日米英蘭の4カ国演習の情報収集も目的としていたと見られます。

LSGE21は、8月初旬から実施されている訓練で、アメリカ軍が同時に世界各地で陸海空・海兵隊を総動員した演習を実施しています。自衛隊は8月前半に護衛艦「まきなみ(DD-112)」を派遣し、アメリカ海軍のLHA-6とLPD-18、オーストラリアの強襲揚陸艦「キャンベラ(LHD-02)」、フリゲート「バララット(FFH-155)」、P-8Aポセイドンが参加した訓練が実施されました。

■参加艦艇と航空機
<海上自衛隊>
・護衛艦「いせ(DDH-182)」、搭載機SH-60K
・護衛艦「あさひ(DD-119)」
<陸上自衛隊>
・水陸機動団
・第1ヘリコプター団 CH-47JA
・西部方面航空隊 AH-64D
<航空自衛隊>
・第9航空団 F-15J/DJ戦闘機
・南西航空警戒管制団
<クイーン・エリザベス空母打撃群(CSG 21)>
・空母「クイーン・エリザベス(R08)」
 搭載機 F-35BライトニングII、マーリンMK2
・45型駆逐艦「ディフェンダー(HMS Defender:D36)」
・23型フリゲート「ケント(HMS Kent:F78)」
・オランダ海軍「エバーツェン(HNLMS Evertsen:F805)」
<USSアメリカ遠征打撃群(AMA ESG)・アメリカ空軍>
・強襲揚陸艦「アメリカ(LHA-6)」、搭載機F-35BライトニングII
・ドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ(LPD-18)」
・アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ザ・サリヴァンズ(DDG-68)」
・F-15C戦闘機
・MV-22Bオスプレイ
・KC-135ストラトタンカー

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