カナダ政府は、導入予定のエアバスA330型の6機のうち2機分について、インターナショナル・エアファイナンス・コーポレーションと購入契約を締結しました。この2機は、旅客機として運航されており、エアバスが旅客機から軍用へ改修し、2023年冬にカナダ空軍へ導入される予定です。
カナダ空軍は、エアバスA310-300型をベースに、戦略/VIP輸送の多目的輸送機として、CC-150ポラリスを運用しています。現在保有する空中給油機能を備えた多目的輸送機(MRTT)は3機で、A330への更新により、4機になる予定です。
なお、カナダ空軍のCC-150ポラリスの更新は、A330MRTTのほか、KC-46Aも候補となっていました。