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オライオン宇宙船無人試験飛行、回収艦がサンディエゴを出港

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MH-60SとUSSアンカレッジ

アメリカ海軍は、NASAのオライオン宇宙船を回収するため、ドック型輸送揚陸艦USSアンカレッジ(LPD-23)が、サンディエゴを2014年12月1日に出港したと発表しました。

オライオン宇宙船は、12月4日アメリカ東部時間の7時5分(日本時間21時5分)に打ち上げられ、約4.5時間飛行したのちにサンディエゴ沖の太平洋に着水する予定です。NASAでは天候によっては、打ち上げを12月19日までに延期することも予定しており、回収チームもそれに対応する準備をしています。

アンカレッジにはNASAの要員も乗り組み、オライオン宇宙船の追跡情報をリアルタイムで海軍側に提供し、着水点近くへ同艦を導きます。宇宙船が着水したらダイバーがロープをかけて、アンカレッジのドックへ引き込んで固定します。

アメリカ海軍が宇宙船を洋上で回収するのは、1975年のアポロ・ソユーズ・テスト計画以来の約40年ぶりになります。