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エアバス、アメリカ・モービル工場を開設 「アメリカの航空機メーカー」に

© AIRBUS S.A.S.
ジェットブルー向けA321を含む2機を組立中

エアバスは2015年9月14日、アラバマ州のモービルダウンタウン空港に隣接し、A320ファミリーの最終組立工場を正式に開設し、その生産開始式を開催しました。この工場ではA319、A320、A321の3機種を製造し、正式な稼動と共に250名のスタッフが勤務を開始しました。

アメリカでの工場開設について、「初めて真のグローバルな航空機メーカーとなり、文字通りアメリカの航空機メーカーでもある」とエアバスのファブリス・ブレジエCEOは述べています。また、アメリカ工場の開設で、アメリカの顧客、サプライヤーにより近づく事ができ、グローバルで生産能力を高める事ができるとしています。

モービル工場は2012年に計画が発表され、2013年に着工していました。この工場で最初に組立てる機体はジェットブルー向けのA321で、2016年春の引き渡しが予定されています。生産規模は、2018年までに年間40機から50機を見込んでいます。

なお、エアバスの最終組立工場は、ドイツのハンブルク、中国の天津、フランスのトゥールーズとあわせ、これで4箇所目となります。