宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2018年9月23日(日)2時52分27秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから、H-IIBロケット7号機を打ち上げました。宇宙ステーション補給機「こうのとり7号」を搭載しており、ロケットの計画通り飛行、補給機の分離も確認され、打ち上げが成功したと発表しました。
H-IIBロケット7号機の打ち上げは、当初9月11日(火)を予定していました、天候やロケット推進系統の確認などで延期されていました。
今回の7号機は、国際宇宙ステーション(ISS)への補給に加え、ISSから地球に物資を届ける小型回収カプセルを搭載しています。回収する物資は、タンパク質の結晶などの試料で、宇宙から物資を安全に地球へ戻す技術確立が目的です。
「こうのとり7号」は今後、ISSのロボットアームでキャプチャし、結合します。予定では、9月27日(木)20時25分から、キャプチャの模様が中継されます。
