大型で強い勢力の台風25号(コンレイ)が2018年10月5日(金)14時45分現在、五島市の南西約500キロメートルにあり、10月6日(土)から10月7日(日)にかけて東シナ海から釜山、日本海を進み、東北北部から道南に上陸する見込みです。このため、九州地方や本州の日本海側に雨、風の影響が予想されています。
この影響を受け、週末に予定されているイベントの中止が発表されています。10月6日(土)に予定されている海上自衛隊22航空群、陸上自衛隊大村駐屯地と竹松駐屯地、航空自衛隊福江島分屯基地の4部隊合同自衛隊記念日行事は中止が決定しています。
第六管区海上保安本部は、10月6日(土)に予定していた「第六管区海上保安本部創設70周年記念 展示総合訓練」と巡視船「こじま(PL-21)」の一般公開を乗船者の安全確保と台風に備えた態勢確保のため中止します。但馬空港では、「空の自然教室」をはじめ、セスナ体験飛行、スカイダイビングなどの催しを中止します。
10月7日(日)は、佐賀空港が「空の日」フェスタを開催する予定でしたが、飛行機のダイヤ乱れなどが懸念されるとして中止、能登空港も10月7日(日)の「空の日」イベントを中止します。
岡山空港は10月7日(日)に「空の日」フェスタを予定通り開催する方向です。ただし、台風の進路によっては、天候の急激な悪化も考えられるとし、当日午前6時の時点で岡山市に大雨・洪水・暴風のいずれかの気象警報が発令されている場合は、「開催中止」の判断基準を提示しています。
「中部方面隊創隊58周年記念行事」は伊丹駐屯地で10月7日(日)に開催予定で、当日午前6時30分頃に最終判断します。「第35回 全国都市緑化やまぐちフェア」の会場上空を飛行する予定のブルーインパルスの展示は、天候状況や直前での変更の可能性もあることが告知されています。なお、展示飛行は13時50分から14時20分です。
