JAXA、 国際水星探査計画「BepiColombo」打上げ 10月19日に変更

JAXA、 国際水星探査計画「BepiColombo」打上げ 10月19日に変更

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年9月27日(木)、国際水星探査計画「BepiColombo(ベピコロンボ)」の打ち上げについて、10月19日(金)に変更したと発表しました。打上げ場所は、フランス領ギアナにあるクールー宇宙基地です。

国際水星探査計画「BepiColombo」は、欧州宇宙機関(ESA)とJAXAの共同で、観測目的に合わせた2つの周回探査機を、水星周回軌道に送り込んで水星を観測する計画です。水星の磁場・磁気圏の観測を行う水星磁気圏探査機「みお」と、水星の表面・内部の観測を行う水星表面探査機「MPO」から構成されています。「みお」とMPOはアリアン5型ロケットで一緒に打ち上げられ、水星到着後に分離し、およそ1年間の観測を行います。

JAXAは、磁場・磁気圏の観測を主目的とする「みお」の開発と、水星周回軌道での運用を担当し、ESAは打ち上げから惑星間の巡航、水星周回軌道への投入、MPOの開発と運用を担当します。

なお、打上げ予定時間は10月19日(金)のフランス領ギアナの現地時間で22時45分28秒、日本時間で10月20日(土)10時45分28秒で、打上げ予備期間として、11月29日(木)までが設定されています。詳しくはJAXAのウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/10/19 〜 2018/11/29
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