東京センチュリー、GAテレシスへの出資拡大 全日空商事も参画へ

東京センチュリー、GAテレシスへの出資拡大 全日空商事も参画へ

東京センチュリーは2018年10月1日(月)、20%出資するアメリカのGAテレシスの持分を29.2%追加取得すると公表しました。同時に全日空商事がGAテレシスの株式10%を新規取得することで、既存株主、GAテレシスと合意しました。GAテレシス、東京センチュリー、全日空商事の3社は今後、エンジンリースに関する新たな合弁会社の設立について、基本合意しています。

東京センチュリーは、中古航空機の解体やエンジン部品などの補修販売、エンジンリース、アセットマネジメントなど、幅広い業務を手がけるGAテレシスへの経営関与を高め、全日空商事を戦略的パートナーに迎え、2017年12月に出資したアビエーション・キャピタル・グループ(ACG)を含むシナジーの最大化と、航空機事業でのプレゼンスの向上を目指します。

また、3社で設立するエンジンリースに関する新たな合弁会社では、航空機市場の成長とあわせ、エンジンリース市場も一層の伸びが期待されていることから、新たなプラットフォームを通じ、航空関連事業とファイナンスのノウハウの融合を図ります。

東京センチュリーは、航空機、船舶、不動産、環境・エネルギーなどの専門的な分野を柱とした「金融×サービス×事業」の3軸が融合するビジネスモデルを推進しており、特に航空関連は持続的な成長が見込まれる有望分野として、2012年12月にGAテレシスへ出資、2017年12月にACGへ出資し、関与を高めています。

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