住友精密工業は、2019年9月頃を目途にカナダ関係会社の改編を実施するための準備に入ると、2018年9月28日(金)の取締役会で決議しました。
この背景として、同社の航空宇宙セグメントでは、サービス・競争力強化に向けカナダで製販技機能を持つ会社の設立や、機械加工部品メーカーや特殊工程会社を買収し、拡大してきたものの、既注の大型案件のスケジュールの大幅遅延や民間航空機の新規案件の端境期が長期化しており、航空機降着装置ビジネスで厳しい状況にあります。
このことを踏まえ、より効率的な運営体制の構築を図り、収益性を向上させるべく、カナダで設立した会社と本社尼崎工場の重複機能をなくし、降着装置ビジネス体制のスリム化を目指した機能見直しを進めます。また、買収した2社については、新たに本社サプライチェーンの中核企業として位置づけ、引き続き価値向上に努めます。
詳しくは、住友精密工業のウェブサイトを参照ください。
