HES、水素電気旅客機の試作機を2025年までに開発

HES、水素電気旅客機の試作機を2025年までに開発

ニュース画像 1枚目:エレメント・ワン
© HESエナジー・システムズ
エレメント・ワン

シンガポールの燃料電池システムの開発企業であるHESエナジー・システムズは、2018年10月8日(月)、世界初の地域向け水素電気旅客機となる「エレメント・ワン(Element One)」の計画を発表しました。

「エレメント・ワン」は、ゼロエミッション航空機として設計され、4人の旅客を500キロメートルから5,000キロメートル飛ばすことができるよう設計されているため、地方から地方への移動手段として適しています。

HESは、飛行機シェアリングサービスを提供しているフランスの新興企業と協力し、フランス内にある450以上の飛行場のうち、定期便が乗り入れていない90%をつなげることで、ビジネスの拡大を図ります。

なお、HESは、2025年までに最初の試作機を開発することを目指しており、航空分野と水素分野の両エコシステムを巻き込んで、技術・商業コンソーシアムの構築を進めています。詳しくは、HESエナジー・システムズのウェブサイトを参照ください。

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