防衛省、補正予算で被災地活動や基地・駐屯地の施設復旧に547億円計上

防衛省、補正予算で被災地活動や基地・駐屯地の施設復旧に547億円計上

ニュース画像 1枚目:高良台分屯基地の被災状況
© 防衛省
高良台分屯基地の被災状況

防衛省は2018年10月15日(月)、2018(平成30)年度補正予算案の概要を公表しました。この内容はすでに閣議決定されています。特に、自然災害の発生が多く、被災地域での復旧活動に当たる経費、活動に伴う装備品の損耗更新、被災した自衛隊施設や装備品などの復旧を目的に、547億円が計上されています。

被災地での活動経費としては、隊員や装備品の輸送などでおよそ3億円、航空機を含む燃料に約13億円などとなっています。損耗更新では、航空機と車両などの整備維持に7億円で、この項目の総額は345億円です。

被災施設の復旧では、陸上自衛隊の富野、三軒屋、日本原など各駐屯地に約84億円、海上自衛隊では呉、江田島、舞鶴などの各基地に約64億円、航空自衛隊では高良台、美保、築城などの各基地に約18億円、防衛装備庁千歳試験場に約1億円の経費を必要としています。装備品では、航空機用近距離暗視装置の復旧におよそ2億円など、計9億円としています。

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