アメリカ海軍第7艦隊は2018年10月19日(金)、フィリピン海を航行中の空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」に第77海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-77)セイバーホークスのMH-60Rシーホークが墜落したと公表しました。
このシーホークは9時にCVN-76を離陸し、その直後に緊急着陸の予防措置を講じたものの、墜落したものです。アメリカ海軍は事故原因の調査を開始しています。
シーホークの搭乗者は軽微なかすり傷や裂傷、骨折などを負っており、それぞれの負傷状態は異なるものの、いずれも命に別状はありません。重傷の隊員はすでにフィリピンの病院に緊急搬送されており、軽微な負傷の隊員はCVN-76の医務官が治療にあたっています。
事故発生時、CVN-76をはじめとする空母打撃群はフィリピン海で通常のパトロール業務にあたっていたとみられ、これによる任務への影響はないとしています。
■CVW-5所属飛行隊 ・第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102)ダイヤモンドバックス F/A-18F ・第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)ロイヤルメイセス F/A-18E ・第115戦闘攻撃飛行隊(VFA-115)イーグルス F/A-18E ・第195戦闘攻撃飛行隊(VFA-195)ダムバスターズ F/A-18E ・第141電子攻撃飛行隊(VAQ-141)シャドウホークス EA-18G ・第115早期警戒飛行隊(VAW-115)リバティーベルズ E-2Cホークアイ ・第30艦隊支援飛行隊(VRC-30)プロバイダーズ 第5分遣隊 C-2 ・第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-12)ゴールデンファルコンズ MH-60S ・第77海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-77)セイバーホークス MH-60R ・第125早期警戒飛行隊(VAW-125)タイガーテイルズ E-2D