陸上自衛隊は2018年11月9日(金)から11月11日(日)まで、「みちのくALERT2018」を開催します。三陸沖地震等発生時での災害対処を実動訓練し、自衛隊、米軍、自治体、関係省庁、関係機関等との連携強化と東北地区の災害対応能力の向上を図ります。
訓練場所は、東北方面区とその周辺海・空域です。訓練想定は、三陸沖地震、内陸型地震と豪雨が複合した事態です。
11月9日(金)に、発災当初の初動対処段階から応急復旧段階までの一連の活動を実施します。11月10日(土)と11月11日(日)には、各自治体や関係機関等と連携し、水陸両用車(AAV)を活用した人命救助や捜索救助訓練のほか、MV-22オスプレイ等を活用した人命救助、捜索救助、患者空輸、物資輸送等の訓練が実施されます。
なお、「みちのくALERT」としては初めてSIP4Dを活用し、自衛隊、自治体、関係機関等の情報共有が行われます。この訓練には、自衛隊東北方面隊を基幹とする陸上自衛隊をはじめ、海上自衛隊、航空自衛隊、アメリカ軍、東北6県の自治体や関係省庁などが参加します。詳しくは、陸上幕僚監部の発表資料を参照ください。